セールススキル検定試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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セールススキル検定とは?
セールススキル検定は、営業に必要な「行動力」「顧客と仲良くなる力」「論理的なプレゼンテーション力」等の能力をセールス・コンピテンシーとして抽出し、測定・スコア化・認定を行って、より正確に営業力を測定するための検定です。
セールスを遂行するために必要な基礎的知識を有すると認められるレベルの3級、各セールスタイプにおいて「全体の8割を売り上げる2割の人材」に該当する実力を有するレベルの2級、セールスコンピテンシーを総合的に兼ね備えていること、経験と実績があること、知識とスキルを兼ね備えていることが認められるレベルの1級の3グレード実施されています。
セールススキル検定試験の受験資格は?
セールススキル検定試験3級に受験資格はありません。
セールススキル検定試験2級の受験資格は、「セールススキル検定3級資格保持者であり、セールスの実務経験が3年以上であること」、1級の受験資格は、「セールススキル検定2級資格保持者であり、セールスの実務経験が5年以上であること」となっています。
セールススキル検定試験の概要
科目・出題範囲
セールススキル検定試験の出題範囲は、「セールススキル検定対策テキスト(セールスの教科書シリーズ)を中心に出題」となっています。
出題形式
セールススキル検定試験の出題形式は、以下となります。
3級 | CBT択一選択式、択多選択式 |
2級 | フィールドセールス、フォローアップセールス、インバウンドセールスの3部門から1部門を選択 一次:CBT択一選択式、択多選択式 二次:実技試験もしくは課題を収録した動画を提出(年間4回受付) |
1級 | 一次:CBT択一選択式、択多選択式、記述入力式 二次:プレゼンテーションを録画した動画もしくは小論文の提出(年間4回受付) |
試験時間
セールススキル検定試験の試験時間は、3級・2級の一次試験が60分、1級の一次試験が90分です。
合格基準(合格ライン)
セールススキル検定試験の合格基準は、3級が250点満点182点以上、2級が700点満点525点以上(3級試験結果との合算で判定)、1級が1000点満点750点以上(3級、2級試験結果との合算で判定)です。
受験料
セールススキル検定試験の受験料(税込)は、3級が9,900円、2級が19,800円、1級が22,000円です。
試験会場
セールススキル検定試験の3級、2級・1級の一次試験はCBR形式で実施され、全国のテストセンターで受験することができます。
セールススキル検定試験の免除制度
セールススキル検定試験に免除制度は、ありません。
セールススキル検定試験の日程
申込み期間
セールススキル検定試験の3級、2級・1級の一次試験の申込み期間は、試験日の3日前までです。
試験日
セールススキル検定試験の3級、2級・1級の一次試験の試験日は、希望日を選択することができます。
セールススキル検定試験2級の二次試験は、年4回(1月・3月・6月・9月)に課題提出期間もしくは実技試験実施日が設けられます。
セールススキル検定試験1級の二次試験は、年4回(1月・3月・6月・9月)にプレゼンテーション動画もしくは小論文提出期間が設けられます。
合格発表日
セールススキル検定試験の合否は、3級、2級の一次試験は即時、1級の一次試験は2週間以内にメールで送付となっています。
セールススキル検定試験の合格率・受験者数
1級 | 2級 | 3級 | |||
セールス マネジメント部門 |
フィールド セールス部門 |
フォローアップ セールス部門 |
インサイド セールス部門 |
||
2022年度 | 87.1% | 62.3% | 51.5% | 58.7% | 65.89% |
セールススキル検定試験の難易度は?どれくらいのレベル?
セールススキル検定試験の合格率は、3級が65%前後、2級が50~60%、1級が85%前後となっており、難易度は普通~高めでしょう。
一次試験はいつでも受験することができ、2級、1級の二次試験は課題の提出となっていますので、自分のペースで受験することができるので受験はしやすいでしょう。
セールススキル検定試験の勉強法・対策方法は?
勉強法としては、公式テキストを使用することが推奨されます。テキストを3周することをおすすめします。1周目は全体像を把握するためにざっと読み、2周目は用語の暗記や各章の細かい部分の理解を深め、3周目はあいまいなところを人に説明するつもりで覚えると良いでしょう。
また、試験には顧客を引きつける性格・人柄、財務諸表、セリングプロセスに関する問題が出題されることが多いため、これらの項目は重点的に勉強すると良いでしょう。覚えづらい用語については、丸暗記することも有効です。
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