臭気判定士試験

臭気判定士試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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臭気判定士とは?仕事内容は?

臭気判定士は、嗅覚測定法を行うための資格であり、パネルの選定、試料の採取、試験の実施、結果の求め方まで全てを統括する国家資格です。

工場や事業所から出る排気ガス等のにおいの数値化、脱臭装置、消臭剤、消臭繊維の評価等が主な仕事です。

臭気判定士試験の受験資格は?なるにはどうすればいい?

臭気判定士試験は18歳以上であれば誰でも受験することができます。

臭気判定士免状を取得するためは、臭気判定士試験に加えて嗅覚検査にも合格する必要があります。

臭気判定士試験の概要

科目・出題範囲

臭気判定士試験の出題科目は、以下の通りです。

  • 嗅覚概論
  • 悪臭防止行政
  • 悪臭測定概論
  • 分析統計概論
  • 臭気指数等の測定実務

出題形式

臭気判定士試験の出題形式は、多肢択一と数値解答です。

試験時間

臭気判定士試験の試験時間は、145分です。

合格基準(合格ライン)

臭気判定士試験の合格基準は、年度によって異なります。

受験料

臭気判定士試験の受験料は、18,000円(非課税)です。

試験会場

臭気判定士試験の試験会場は、東京、名古屋、大阪の3会場です。

臭気判定士試験の免除制度

臭気判定士試験には免除制度がありません。

臭気判定士試験の日程

申込み期間

臭気判定士試験の申込み期間は、例年7月中旬~9月上旬頃です。ただし年度によって変わる場合があります。

試験日

臭気判定士試験の試験日は、例年11月中旬頃です。ただし年度によって変わる場合があります。

合格発表日

臭気判定士試験の合格発表日は、例年12月中旬です。

臭気判定士試験の合格率・受験者数

合格率 受験者数
2024年 21% 486名
2023年 43% 503名
2022年 21% 530名
2021年 29% 483名
2020年 31% 472名
2019年 25% 505名
2018年 25% 522名

臭気判定士試験の難易度は?どれくらいのレベル?

臭気判定士試験の合格率は30%前後となっており、難易度は高めです。

臭気判定士試験の勉強法・対策方法は?

臭気判定士試験の勉強法としては、まず過去問を活用することが効果的です。過去の試験問題を解くことで、試験の傾向や出題範囲を把握することができます。また、過去問を解くことで、自分の弱点や不足している知識を明確にすることができ、効率的な勉強を進めることができます。

次に、参考書やテキストを活用することも重要です。特に、「臭気の嗅覚測定法」という参考書は、臭気の測定技術に関する基本的な知識や技術を学ぶための重要な資料となっています。この参考書をしっかりと読み込むことで、試験に必要な知識や技術を習得することができます。

臭気判定士試験実施団体

公益社団法人 におい・かおり環境協会

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