日本語検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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日本語検定とは?仕事内容は?
日本語検定は、日本語を使うすべての人を対象とした検定試験で、日本語の総合的な能力を測定します。
この検定は、日常生活でよく使われる日本語に関する誤解や誤認を減少させ、正しい日本語の使用を促進することを目的としています。
受検者は、日本語の基本から応用まで幅広い知識とスキルを身につけることができます。
日本語検定は、1級、2級、3級、4級、5級、6級、7級の7グレードあり、点数により準級を得られる場合があります。
日本語検定の受験資格は?なるにはどうすればいい?
日本語検定に受験資格はありません。
日本語検定の概要
科目・出題範囲
日本語検定の科目は「漢字」「表記」「敬語」「言葉の意味」「語彙」「文法」「総合問題」です。
出題形式
日本語検定の出題形式は、選択式です。
試験時間
日本語検定の試験時間は、1級~3級が60分、4級~7級が50分です。
合格基準(合格ライン)
日本語検定の合格基準は、以下となります。
受検級 | 認定級 | 総合得点率 | 領域別得点率 |
1級 | 1級 | 80%程度以上 | 50%以上 |
準1級 | 70%程度以上 | ||
2級 | 2級 | 75%程度以上 | |
準2級 | 65%程度以上 | ||
3級 | 3級 | 70%程度以上 | |
準3級 | 60%程度以上 | ||
4級 | 4級 | 70%程度以上 | |
準4級 | 60%程度以上 | ||
5級 | 5級 | 70%程度以上 | |
準5級 | 60%程度以上 | ||
6級 | 6級 | 70%程度以上 | |
準6級 | 60%程度以上 | ||
7級 | 7級 | 70%程度以上 | 領域なし |
準7級 | 60%程度以上 |
受験料
日本語検定の受験料は、1級が6,800円、2級が5,800円、3級が4,300円、4級が3,000円、5級が2,300円、6級・7級が2,200円です。
試験会場
日本語検定は全国にの試験会場で受験することができます。
日本語検定の免除制度
日本語検定に免除制度は、ありません。
日本語検定の日程
日本語検定は6月と11月の年2回実施されています。
申込み期間
日本語検定の申込み期間は、例年3月上旬~5月中旬、8月上旬~10月中旬です。
試験日
日本語検定の試験日は、例年6月中旬、114月中旬です。
合格発表日
日本語検定の合否は検定日の約30日後に送付されます。
日本語検定の合格率・受験者数
1級 | 合格率 | 受験者数 | ||
1級 | 準1級 | |||
2023年 | 11月 | 2.8% | 9.7% | 552人 |
6月 | 6.0% | 24.0% | 535人 | |
2022年 | 11月 | 5.9% | 18.6% | 562人 |
6月 | 11.2% | 25.5% | 577人 |
2級 | 合格率 | 受験者数 | ||
2級 | 準2級 | |||
2023年 | 11月 | 20.9% | 30.3% | 2,158人 |
6月 | 10.2% | 19.4% | 2,114人 | |
2022年 | 11月 | 16.8% | 21.5% | 2,960人 |
6月 | 14.3% | 18.4% | 2,287人 |
3級 | 合格率 | 受験者数 | ||
3級 | 準3級 | |||
2023年 | 11月 | 52.5% | 19.1% | 7,179人 |
6月 | 41.4% | 21.7% | 7,819人 | |
2022年 | 11月 | 46.0% | 14.5% | 9,942人 |
6月 | 43.3% | 26.3% | 11,200人 |
4級 | 合格率 | 受験者数 | ||
4級 | 準4級 | |||
2023年 | 11月 | 85.1% | 7.1% | 3,195人 |
6月 | 79.8% | 11.8% | 2,213人 | |
2022年 | 11月 | 70.2% | 15.9% | 3,766人 |
6月 | 79.9% | 12.3% | 2,533人 |
5級 | 合格率 | 受験者数 | ||
5級 | 準5級 | |||
2023年 | 11月 | 83.5% | 5.9% | 2,626人 |
6月 | 80.5% | 6.3% | 977人 | |
2022年 | 11月 | 85.8% | 6.2% | 2,277人 |
6月 | 80.1% | 5.5% | 982人 |
6級 | 合格率 | 受験者数 | ||
6級 | 準6級 | |||
2023年 | 11月 | 81.8% | 5.5% | 1,080人 |
6月 | 76.7% | 4.2% | 438人 | |
2022年 | 11月 | 82.4% | 3.8% | 1,258人 |
6月 | 80.8% | 4.4% | 682人 |
7級 | 合格率 | 受験者数 | ||
7級 | 準7級 | |||
2023年 | 11月 | 92.0% | 3.3% | 496人 |
6月 | 80.0% | 6.5% | 394人 | |
2022年 | 11月 | 91.8% | 2.6% | 719人 |
6月 | 87.5% | 5.2% | 449人 |
日本語検定の難易度は?どれくらいのレベル?
日本語検定の難易度は、1級、2級は難しい、3級は普通、4級~7級は易しいレベルとなっています。
日本語検定の勉強法・対策方法は?
日本語検定試験は出題範囲が広く、対策が難しい試験です。特に1級に挑戦する際は、公式テキストや問題集を利用して幅広い知識を身につける必要があります。
苦手な範囲については、テキストを追加で購入したり、自分で調べてノートにまとめたりして、重点的に勉強することが大切です。誤用されがちな日本語や慣用句、コロケーションなども、テキストや問題集、本、インターネットなどで新しいものを見つけたらまとめることを習慣化しましょう。
2級や3級に挑戦する際は、公式テキストと問題集をしっかり読み込むことが重要です。分からなかった問題や苦手な問題を何度も繰り返して解くことで、合格への近道となります。
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