マンション管理員検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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マンション管理員とは?仕事内容は?
マンション管理員は、マンション現場に常駐する「管理員」であり、受付、設備・機械・施設等の日常点検は、連絡や立会等の補助作業などをおこないます。
マンション管理員は、契約に定められた定例業務を行うだけではなく、現場常駐者としてマンション管理に掛かる全ての業務についても対処する必要があります。
マンション管理員検定の受験資格は?
マンション管理員検定に受験資格はありません。
マンション管理員検定の概要
科目・出題範囲
マンション管理員検定の科目・出題範囲は以下となります。
1.マンション管理総論 | ・マンションとは ・マンションの歴史 ・マンション管理員とは |
2.管理組合運営の円滑化に関すること | ・管理組合の組織と運営 ・総会・理事会・管理組合の運営について ・管理組合のトラブル対応と対策 等 |
3.マンションの建物及び附属施設の構造並びに設備に 関すること | ・建物の維持・修繕(大規模修繕・長期修繕計画等を含む) ・建物の劣化症状(剥落・白華現象・ヒビ割れ・サビ汚れ等を含む) ・設備管理業務(電気・ガス・給排水・消防用設備を含む) 等 |
4.マンション管理員の実務に関すること | ・管理員の実務に関すること(業務と役割) ・管理員業務(受付・点検・立会・報告連絡・管理補助を含む) ・清掃業務(清掃業務の種類・洗剤の知識・清掃用具等を含む) ・管理事務室の整理整頓 ・マンションの保険 ・植栽管理 ・車庫証明 ・管理組合の会計 ・体調管理、健康増進、メンタルケア ・接遇・マナー 等 |
5.マンションの管理に関する法令及び実務に関すること(1) | ・マンション標準管理規約 ・マンション標準管理委託契約書 ・その他の法令(個人情報保護法・遺失物法・労働基準法等を含む)等 |
6.マンション管理員に求められるマンション管理情勢 | ・AED操作 ・認知症・独居高齢者・孤独死等に対する対策・対応 ・専有部サービス ・第三者管理者方式 等 |
7.管理会社への就職の現状と対策 | ・管理会社への就職の現状 ・年金と給料・雇用保険 ・履歴書・職務経歴書の書き方 ・面接の受け方 ・パソコンスキル(文書作成・情報管理能力・メール連絡等を含む)等 |
8.マンションの管理に関する法令及び実務に関すること(2) | ・建物の区分所有等に関する法律 ・マンションの管理の適正化の推進に関する法律 |
出題形式
マンション管理員検定の出題形式は、4肢択一です。
試験時間
マンション管理員検定の試験時間は、120分です。
合格基準(合格ライン)
マンション管理員検定の合格基準は、正答率と得点分布を踏まえ総合的に判断されます。
受験料
マンション管理員検定の受験料は、9,900円です。
試験会場
マンション管理員検定の試験会場は、札幌・仙台・東京・静岡・名古屋・大阪・広島・福岡の8会場です。
マンション管理員検定の免除制度
マンション管理員検定は、マンション管理士試験、管理業務主任者試験の合格者、並びに、マンション管理員検定試験に係る免除講習(「建物の区分所有等に関する 法律」及び「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」に関する講習)を 受講し、一定の成績を修めた者は、「マンションの管理に関する法令及び実務に関すること(2)」(5問)が免除されます。
マンション管理員検定の日程
申込み期間
マンション管理員検定の申込み期間は、例年5月上旬~8月下旬です。
試験日
マンション管理員検定の試験日は、例年9月下旬です。
合格発表日
マンション管理員検定の合格発表日は、例年10月下旬です。
マンション管理員検定の合格率・受験者数
マンション管理員検定の合格率は、以前は公開されていましたが現在は公開されていません。
マンション管理員検定の難易度は?どれくらいのレベル?
マンション管理員検定の合格率は公開されていませんが、公式教材だけで十分合格できるとされており、難易度は低いでしょう。
マンション管理員検定の勉強法・対策方法は?
マンション管理員検定の勉強法は、実施団体による公式テキスト、対策問題集をしっかりこなすことです。
また、実施団体による講座や、免除講習もあるので、利用するのもよいでしょう。
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