電子ファイリング検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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電子ファイリング検定とは?仕事内容は?
電子ファイリング検定は、パソコンやネットワーク、さらにセキュリティにいたるまで、オフィスでで使われる情報技術等を学習し、電子データを経営資源として管理、活用することを目的とした検定です。
電子ファイリング検定は、A級とB級があり、電子文書を対象とするファイリングの概念を各組織に適用し、それをシステムとして実現し運用する際の「担当者」がB級、「指導者」がA級のグレードとなっています。
電子ファイリング検定の受験資格は?なるにはどうすればいい?
電子ファイリング検定に受験資格はありません。
電子ファイリング検定の概要
科目・出題範囲
電子ファイリング検定の出題範囲は、以下となります。
B級 | 電子化文書の実務知識を持ち、電子ファイリングシステムの企画・導入と推進をリードできる |
トータル・ファイリングシステムの概念、オフィス文書管理の基礎知識、イメージファイル・拡張子・記述言語(SGML、HTML、XML)等電子化文書に関する実務知識、インターネットとグループウエアに関する基礎知識、電子化文書の国際標準に関する基礎知識、文書の電子保存関連法規の基礎知識、セキュリティと認証に関する基礎知識、日本語コードとブラウザに関する基礎知識 | |
A級 | 組織内における電子ファイリングシステムの企画・立案・導入・推進に関する管理と実務指導ができる知識・技能を有する |
トータル・ファイリングシステムの概念、イメージファイル・拡張子・記述言語(SGML、HTML、XML)等電子化文書に関する応用知識、インターネット技術に関する基礎知識、電子政府・電子商取引の動向、国際標準化動向、電子公文書作成に関する実務知識、IT関連法規全般、文書の電子保存関連法規、ネットワークセキュリティの実務知識、暗号化と公開鍵認証基盤に関する実務知識など |
出題形式
電子ファイリング検定の出題形式は、B級が多肢選択式、A級が肢選択式・テキスト入力形式です。
試験時間
電子ファイリング検定の試験時間は、B級が60分、A級が90分です。
合格基準(合格ライン)
電子ファイリング検定の合格基準は、B級が「正答率70%以上」、A級が「選択式問題と記述問題(テキスト入力形式)それぞれ正答率70%以上」です。
受験料
電子ファイリング検定の受験料(税込)は、B級が6,600円、A級が8,800円です。
試験会場
電子ファイリング検定はCBT形式で実施され、全国のテストセンターで受験することができます。
電子ファイリング検定の免除制度
電子ファイリング検定に免除制度は、ありません。
電子ファイリング検定の日程
電子ファイリング検定は、6~7月と11~12月の年2回実施されています。
申込み期間
電子ファイリング検定の申込み期間は、例年6月上旬~7月下旬、10月上旬~12月上旬です。
試験日
電子ファイリング検定の試験日は、試験期間のなかで希望日を選択することができます。
合格発表日
電子ファイリング検定の合否は、B級が試験後即時、A級は後日発表です。
電子ファイリング検定の合格率・受験者数
電子ファイリング検定の合格率は公開されていません。
電子ファイリング検定の難易度は?どれくらいのレベル?
電子ファイリング検定の合格率はB級が55%前後、A級は25%前後とされており、難易度としてはB級は普通、A級は難しいレベルとなります。
電子ファイリング検定の勉強法・対策方法は?
電子ファイリング検定の勉強は、公式テキストを基にした学習が非常に重要です。
テキストには、現代のオフィス環境で求められる情報技術全般に関する知識が網羅されています。特に、ペーパーレスを目指した電子データのライフサイクル管理に関する知識が詳細に説明されています。
次に、情報技術の基本的な側面だけでなく、セキュリティに関する知識も習得することが重要です。これにより、情報を適切に管理し、業務の流れを円滑にする技術を学ぶことができます。
また、理論学習だけでなく、実務経験やケーススタディを参照することで、理論と実務のバランスを取るよう努めてください。このようなアプローチを取ることで、検定試験に臨む際に自身を持って取り組むことができるでしょう。
最後に、公式テキストに記載されている各トピックを深く理解することが重要です。理解を深めるためには、関連する実務経験やケーススタディを参照することが有効です。
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