CGエンジニア検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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CGエンジニア検定とは?仕事内容は?
CGエンジニア検定はCG分野の開発や設計をおこなうエンジニア、プログラマのための検定で、CG-ARTS検定のひとつです。
CGエンジニア検定は、エキスパート、ベーシックの2グレードあります。
CGエンジニア検定の受験資格は?
CGエンジニア検定に受験資格はありません。
CGエンジニア検定の概要
科目・出題範囲
CGエンジニア検定の出題範囲は以下となります。
■エキスパート
ディジタルカメラ モデル | ビジュアル情報処理とディジタルカメラモデル 座標系とモデリング ビジュアル情報処理の幾何学的モデル ビジュアル情報処理の光学的モデル ディジタル画像 画像処理の分類と役割 |
画像の濃淡変換と フィルタリング処理 | 画像の性質を表す諸量 画素ごとの濃淡変換 領域に基づく濃淡変換(空間フィルタリング) そのほかの処理 |
アニメーション | CGアニメーションの構成 キーフレームアニメーション 手続き型アニメーション キャラクタアニメーション 物理ベースアニメーション リアルタイムアニメーション 実写映像との合成 |
画像処理 | ディジタル画像の表現 2次元画像の生成と描画 画素ごとの濃淡変換と色変換 領域に基づく画像変換(空間フィルタリング) 画像の幾何学的変換 画像の編集 |
資格に訴える グラフィックス | コンピュテーショナルフォトグラフィ ノンフォトリアリスティックレンダリング 可視化 |
CGシステム | CGシステム CG用ソフトウェア リアルタイム3次元CGシステム 3次元データ入力装置 3次元データ出力装置 記録メディア |
知的財産権 | 知的財産権 |
関連知識 | 知覚 CGの歴史 |
■ベーシック
ディジタルカメラ モデル | ビジュアル情報処理とディジタルカメラモデル 座標系とモデリング ビジュアル情報処理の幾何学的モデル ビジュアル情報処理の光学的モデル ディジタル画像 画像処理の分類と役割 |
画像の濃淡変換と フィルタリング処理 | 画像の性質を表す諸量 画素ごとの濃淡変換 領域に基づく濃淡変換(空間フィルタリング) そのほかの処理 |
モデリング | 多面体 ソリッドモデルの形状表現 曲線・曲面 ポリゴン曲面 そのほかの形状生成手法 |
レンダリング | レンダリングの処理過程 隠面消去 シェーディング 影付け マッピング 大域照明モデル マッピングより高度で多様な表現法 |
アニメーション | CGアニメーションの構成 キーフレームアニメーション 手続き型アニメーション キャラクタアニメーション 物理ベースアニメーション リアルタイムアニメーション 実写映像との合成 |
システムと規格 | コンピュータ ビジュアル情報処理システム 入出力装置 画像フォーマットと記録方式 |
関連知識 | 知覚 知的財産権と情報セキュリティ ビジュアル情報処理の歴史と応用 |
出題形式
CGエンジニア検定の出題形式は、マークシートです。
試験時間
CGエンジニア検定の試験時間は、エキスパートが80分、ベーシックが60分です。
合格基準(合格ライン)
CGエンジニア検定の合格基準は、100点満点中70点以上で、難易度により多少変動します。
受験料
CGエンジニア検定の受験料は、エキスパートが6700円(税込)、ベーシックが5600円(税込)です。
試験会場
CGエンジニア検定の試験会場は、札幌市、仙台市、宇都宮市、川崎市、千葉市、東京23区内、横浜市、静岡市、名古屋市、金沢市、京都市、大阪市、姫路市、広島市、松山市、福岡市、那覇市の17会場です。
CGエンジニア検定の免除制度
CGエンジニア検定に免除制度はありません。
CGエンジニア検定の日程
CGエンジニア検定は前期と後期の年2回実施されます。
申込み期間
CGエンジニア検定の申込み期間は、例年4月上旬~6月上旬、9月上旬~10月下旬です。
試験日
CGエンジニア検定の試験日は、例年7月上旬、11月下旬です。
合格発表日
CGエンジニア検定の合格発表日は、検定日より約30日後です。
CGエンジニア検定の合格率・受験者数
エキスパート | ベーシック | ||||
合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | ||
2023年 | 後期 | ||||
前期 | 23.9% | 678人 | 63.4% | 1,068人 | |
2022年 | 後期 | 29.4% | 719人 | 62.1% | 1,353人 |
前期 | 29.4% | 618人 | 60.7% | 1,324人 | |
2021年 | 後期 | 32.6% | 769人 | 60.1% | 1,583人 |
前期 | 33.1% | 760人 | 62.6% | 1,201人 | |
2020年 | 後期 | 36.30% | 677人 | 65.57% | 2,051人 |
前期 | – | – | – | – | |
2019年 | 後期 | 27.16% | 616人 | 62.03% | 1,453 |
前期 | 36.64% | 486人 | 60.85% | 765人 | |
2018年 | 後期 | 45.2% | 426人 | 62.0% | 857人 |
前期 | 29.4% | 377人 | 66.2% | 796人 |
CGエンジニア検定の難易度は?どれくらいのレベル?
CGエンジニア検定の合格率は、エキスパートが30%前後、ベーシックが60%程度となっており、エキスパートの難易度は高め、ベーシックの難易度は低めです。
すでに実務や趣味で実践している方であれば、より難易度は下がるでしょう。
CGエンジニア検定の勉強法・対策方法は?
CGエンジニア検定の勉強法・対策方法は、
- 基本テキストの理解: CGエンジニア検定の教科書の内容を全て理解できるようにすることが重要です。特に、数学的な基礎事項や座標変換などの内容をしっかりと理解することが求められます。
- 過去問題の活用: 過去問題を解くことで、試験の内容や出題範囲、傾向を把握します。ただし、答えを単純に覚えるだけではなく、その答えがなぜそうなるのかを理解することが重要です。
- 参考書の活用: 過去問題を解く過程で理解できない問題や用語が出てきた場合、参考書を活用します。また、特定のテーマについて深く学ぶためにも参考書を利用します。
- スマートフォンアプリの活用: スマートフォンアプリも学習ツールとして活用します。例えば、暗記カードとして使えるアプリを利用することで、学習の効率を上げることができます。
- 反復学習: 知識を定着させるためには、反復学習が必要です。同じ内容を何度も復習し、理解を深めます。
- 理解度チェック: 学習の進行度を確認するために、定期的に自己評価を行います。理解度チェックや模擬試験の結果を用いて、自分の弱点を見つけ、それに対する学習を強化します。
などがあります。
これらの方法を取り入れながら、効果的かつ継続的に学習を進めることで、試験に備えることができます。
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