ビジネス日本語能力テストとは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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ビジネス日本語能力テスト(BJT)とは?
ビジネス日本語能力テスト(BJT)は日本で仕事をする際に使うビジネス・コミュニケーションの能力を測るテストです。
日本語の文法や語彙、ビジネスの知識は前提知識として位置づけられ、情報処理能力やビジネス・スキルが主な測定対象となっています。
ビジネス日本語能力テストの受験資格は?
ビジネス日本語能力テストに受験資格はありません。
ビジネス日本語能力テストの概要
科目・出題範囲
ビジネス日本語能力テストの出題範囲は、「聴解テスト」「超読解テスト」「読解テスト」です。
出題形式
ビジネス日本語能力テストの出題形式は、四肢択一です。
試験時間
ビジネス日本語能力テストの試験時間は、「聴解テスト」約45分が、「超読解テスト」が約30分、「読解テスト」が30分です。
合格基準(合格ライン)
ビジネス日本語能力テストは、スコアからレベルをJ5~J1+の6段階で評価されます。
受験料
ビジネス日本語能力テストの受験料は、日本で受験する場合7,000円(税込)です。
試験会場
ビジネス日本語能力テストはCBT形式で実施され、全国のテストセンターで受験することができます。
また海外からの受験も可能です。
ビジネス日本語能力テストの免除制度
ビジネス日本語能力テストに免除制度はありません。
ビジネス日本語能力テストの日程
申込み期間
ビジネス日本語能力テストの申込みは、希望の日時を選択できます。
試験日
ビジネス日本語能力テストの試験日は、希望の日時を選択できます。
合格発表日
ビジネス日本語能力テストの結果は、テスト後すぐに確認できます。
ビジネス日本語能力テストの合格率・受験者数
受験者数 | J5 | J4 | J3 | J2 | J1 | J1+ | 判定できず | ||
2021年 (2021年4月~2022年3月) |
国内 | 3,688 | 4 | 119 | 997 | 1,898 | 468 | 201 | 1 |
国外 | 1,512 | 28 | 195 | 422 | 619 | 185 | 55 | 8 | |
2020年 (2020年4月~2021年3月) |
国内 | 3,316 | 2 | 126 | 988 | 1,587 | 421 | 179 | 13 |
国外 | 1,904 | 13 | 205 | 588 | 779 | 233 | 78 | 8 | |
2019年 (2019年4月~2020年3月) |
国内 | 3,146 | 2 | 145 | 835 | 1,566 | 403 | 182 | 13 |
国外 | 1,612 | 86 | 222 | 482 | 584 | 165 | 67 | 6 | |
2018年 (2018年4月~2019年3月) |
国内 | 2,709 | 4 | 84 | 634 | 1,390 | 397 | 181 | 19 |
国外 | 1,354 | 17 | 113 | 409 | 576 | 175 | 59 | 5 |
ビジネス日本語能力テストの難易度は?どれくらいのレベル?
ビジネス日本語能力テストはスコアによって6段階に分けて評価されるため、必要なスコアによって難易度は異なります。
しかし、ビジネス日本語能力テスト日本語の文法や語彙、ビジネスの知識は前提知識として位置づけられ、情報処理能力やビジネス・スキルが主な測定対象となっているため、日常的な日本語の能力を測る試験よりは難易度が高くなっています。
ビジネス日本語能力テストの勉強法・対策方法は?
ビジネス日本語能力テストの効果的な対策として、まずBJTの公式サイトに提供されているサンプル問題や公式教材を活用することで、試験の内容や形式を深く理解することができます。さらに、ビジネス関連の新聞や雑誌、ウェブサイトの記事を頻繁に読むことで、ビジネス用語や特有の表現を習得することが推奨されます。特に経済や産業に関する記事は、試験の内容ともリンクしているため、積極的に読むと良いでしょう。
また、実際のビジネスコミュニケーションを想定したロールプレイを行うことも大切です。友人や同僚とのグループ学習を活用したり、オンラインの日本語学習サイトでビジネス会話の練習をすることで、実際のコミュニケーションスキルを高めることができます。
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