ビジネス実務法務検定試験

ビジネス実務法務検定試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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ビジネス実務法務検定試験とは?

ビジネス実務法務検定試験は、ビジネスの現場で必要とされる法律知識を習得するための検定です。

この検定は、法務部門に限らず、営業、販売、総務、人事など、さまざまな職種で活用できる法律知識を提供します。

例えば、営業職の場合、取引先との契約書を締結する際に、契約内容に不備や不利益がないかを発見し、正しい判断を下すことができれば、トラブルを未然に防ぐことが可能です。

このように、正しい法律知識を身につけることは、業務上のリスクを回避し、会社や自身へのダメージを防ぐことに繋がります。

ビジネス実務法務検定試験は、1級(ビジネス法務エグゼクティブ)、2級(ビジネス法務エキスパート)、3級(ビジネス法務リーダー)の3グレード実施されています。

ビジネス実務法務検定試験の受験資格は?

ビジネス実務法務検定に受験資格はありません。

ビジネス実務法務検定試験の概要

科目・出題範囲

ビジネス実務法務検定試験の科目・出題範囲は、以下となります。

1級 1級・2級・3級の範囲に該当する法律および関連法令を出題範囲
■共通問題
民法および商法・会社法を中心に、できるだけ全業種に共通して発生することが考えられる法律実務問題
■選択問題
特定の業種に関連する一定の法律をクローズアップして出題
法務実務の担当者が遭遇するであろうさまざまな場面を想定して出題
2級 3級の範囲および2級公式テキストの基礎知識と、それを理解した上での応用力
3級 3級公式テキストの基礎知識と、それを理解した上での応用力

出題形式

ビジネス実務法務検定試験の出題形式は、1級が論述形式、2級・3級が多肢選択式です。

試験時間

ビジネス実務法務検定の試験時間は、1級が180分(共通問題90分・選択問題90分)、2級・3級が90分です。

合格基準(合格ライン)

ビジネス実務法務検定試験の合格基準は、1級が「共通問題2問・選択問題2問の200点満点とし、各問題ごとに得点が50%以上でかつ合計点が140点以上」、2級・3級が「100点満点中70点以上」です。

なお、1級の試験は、共通問題2問・選択問題2問のうち、得点が50%未満の問題がある受験者は準1級と認定されます。

受験料

ビジネス実務法務検定試験の受験料(税込)は、以下となります。

  CBT IBT
1級 9900円+CBT利用料2200円  
2級 7700円+CBT利用料2200円 7700円
3級 5500円+CBT利用料2200円 5500円

試験会場

ビジネス実務法務検定試験はCBT形式で実施され、全国のテストセンターで受験することができます。

また、ビジネス実務法務検定試験2級・3級はIBT方式でも実施されており、自宅等での受検も選択できます。

ビジネス実務法務検定の免除制度

ビジネス実務法務検定試験に免除制度は、ありません。

ビジネス実務法務検定の日程

ビジネス実務法務検定は1級は年1回、2級・3級は年2回実施されています。

申込み期間

ビジネス実務法務検定試験1級の申込み期間は、例年11月上旬~11月中旬です。

ビジネス実務法務検定試験2級・3級の申込み期間は、例年5月中旬~5月下旬、9月下旬~10月上旬です。

試験日

ビジネス実務法務検定試験1級の試験日は、例年12月上旬です。

ビジネス実務法務検定試験2級・3級の試験期間は、例年6月下旬~7月上旬、10月下旬~11月中旬です。

合格発表日

ビジネス実務法務検定試験1級の合格発表日は、例年3月中旬です。

ビジネス実務法務検定試験2級・3級の合否は、試験後すぐに確認できます。

ビジネス実務法務検定試験の合格率・受験者数

  1級 2級 3級
合格率 受験者数 合格率 受験者数 合格率 受験者数
2023年 12月 10月            
7月 29.2% 5,218名 47.8% 7,344名
2022年 12月 10月 8.9% 481名 50.6% 5,549名 80.3% 7,307名
7月 52.9% 4,249名 86.7% 6,261名

ビジネス実務法務検定試験の難易度は?

ビジネス実務法務検定試験の合格率は1級が10%前後、2級が40%前後、3級が70%前後となっており、難易度は1級が非常に難しい、2級が普通、3級が易しいとなります。

ただし、試験の実施形式が変更されてから間もないため合格率、難易度は今後変化していく可能性が高くなっています。

ビジネス実務法務検定試験の勉強法・対策方法は?

ビジネス実務法務検定試験の勉強法については、まず基本的な法律知識の理解から始めることが重要です。この検定試験では、契約法、会社法、労働法など、ビジネスシーンで頻繁に遭遇する法律分野に関する知識が問われます。したがって、これらの法律分野に関する基礎知識をしっかりと身につけることが必要です。

具体的な学習方法としては、まず公式テキストや参考書を用いて、法律の基本的な概念や用語を理解することから始めます。法律用語は初学者にとっては難解なものが多いので、辞書やインターネットを活用しながら、わからない用語はすぐに調べて理解を深めるようにしましょう。

次に、過去問題を解くことで、実際の試験形式に慣れることが大切です。過去問を解くことで、どのような問題が出題されるのか、どの分野が重要視されているのかを把握することができます。また、過去問を解くことで、自分の弱点を明確にし、その部分を重点的に学習することができます。

さらに、模擬試験を受けることも有効です。模擬試験を受けることで、試験の雰囲気に慣れるとともに、時間配分の練習をすることができます。特に、法律の試験は時間との戦いでもあるので、効率的な時間の使い方を身につけることが重要です。

最後に、学習した内容を定期的に復習することで、知識を定着させることが大切です。特に法律は、一度学んだだけでは忘れやすい分野なので、繰り返し復習することで、長期記憶に移行させることが重要です。

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