P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)

P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)とは?

P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)は、情報通信技術(ICT)を実社会で役立てるための総合的な情報活用力を測る検定試験です。

単なる知識の暗記にとどまらず、状況に応じて知識や技能を適切に活用する能力である「プロフィシエンシー」の評価を重視しています。

2025年7月の全面リニューアルにより、P検は大きな転換を迎えました。

これまでの1級〜5級という多段階のグレード体系は廃止され、高等学校の「情報Ⅰ」をベースとした「スタンダード」の1レベルに統合されています。

受検対象者は高校生(団体受検)となり、学校での学習の到達度を確認するための指標へと最適化されました。

出題内容は、DXリテラシー標準に対応した「情報社会」「デジタル技術」「データサイエンス」の3領域で構成。

かつての試験に含まれていたタイピングやOfficeソフト(Word/Excel等)の実技テストは出題範囲から外れ、「情報Ⅰ」で扱うプログラミングやデータの活用、デジタルデータと機器の仕組み、情報社会の法や制度といった内容の理解度が問われます。

この検定に合格することで、高校卒業程度の「情報Ⅰ」の内容を理解できていることを公的に証明でき、大学入試の出願書類や就職時の履歴書等における個性のアピールにつなげることができます。

P検の受験資格は?なるにはどうすればいい?

P検は高校・中高一貫校の団体受検のみの検定です。

大学・中学・塾・予備校・企業等での実施はできません。

P検の概要

科目・出題範囲

P検の科目・出題範囲は、以下となります。

「スタンダード」 1レベル「情報Ⅰ」をベースにしており、「高校卒業程度」の「情報Ⅰ」の内容が理解できているという状態を合格レベルとする

出題形式

出題形式は選択式です。

P検はインターネットを経由してパソコン・タブレットで実施されるIBT形式で実施されます。

試験時間

P検の試験時間は45分です。

合格基準(合格ライン)

P検の合格基準は、高校「情報Ⅰ」の内容をベースとした「スタンダード」レベルです。

高校卒業程度の知識があれば合格を目指せるため、日々の学習成果をそのまま活かせる難易度です。

受験料

P検の受験料は、2,500円(税込)です。

※保護者へ案内する際の参考販売価格(標準検定料)は2,700円

試験会場

P検の試験会場は、全国の高等学校となります。

学校とりまとめでの実施のみとなり、個人での受検はできません。

P検の免除制度

P検の免除制度はありません。

P検の日程

申込み期間

P検の申込み開始日は例年4月上旬。

申し込み締め切り日が第1回が7月下旬、第2回が2月中旬です。

試験日

P検は年間2回の実施となります。

第1回目が7月上旬~7月下旬、第2回目が2月上旬~2月下旬です。

合格発表日

P検の結果は受検直後にPDF形式でWeb返却されます。

P検の合格率・受験者数

P検の合格率・受験者数は公表されていません。

合否については、500〜1000の間で算出されるスコアによって判定され、700以上のスコア獲得が合格ラインとなります。

正解率の目安は60%前後ですが、受検回や再受検のタイミングによって多少変動するのが特徴です。

以下はリニューアル前の旧P検(一般受検可・1~5級のグレード体系)の2022年の合格率となります。

  社会人(大学生含む)
1級 2級 準2級 3級 4級
2022年 45.2% 65.0% 85.7% 86.9% 92.0%
  高校生・中学生
(合格支援制度利用なし)
高校生・中学生
(合格支援制度利用あり)
2級 準2級 3級 4級 準2級 3級 4級
2022年 45.6% 47.6% 46.9% 69.0% 79.7% 79.4% 86.1%

P検の1年の受験者は10万人前後でした。

P検の難易度は?

P検定の「スタンダード」は、高校の授業で扱う「情報Ⅰ」の内容をベースとした、高校卒業程度の知識・スキルを測るレベルです。

日々の学習成果をそのまま検定合格に繋げやすい、挑戦しやすい難易度と言えます。

旧・P検の合格率は、準2級~4級が85%以上、2級が65%前後、1級が45%前後となっており、難易度は準2級~4級がとても易しい、2級が易しい、1級が45%が普通レベルとなっていました。

P検の勉強法・対策方法は?

リニューアル後に提供されていた「Pスタディ」は、充実した模擬試験や動画による対策が可能ですが、2026年3月末でサービスが終了します。

そのため、2026年4月以降は目的に合わせて教材を移行する必要があります。

情報リテラシーの定着やP検定合格を目指す場合は、引き続き「P検公式サイト」のコンテンツを活用してください。

また、大学入学共通テストを見据えた学習には、後継の『進研 WINSTEP 情報 I』などへシフトする流れとなります。

P検実施団体

株式会社ベネッセコーポレーション

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