フォトマスター検定(フォト検)とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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フォトマスター検定(フォト検)とは?仕事内容は?
フォトマスター検定(フォト検)は、写真やカメラの知識を確認しながら、写真力UPを目指すことのできる検定です。
フォトマスター検定は、3級、2級、準1級、1級の4グレード実施されています。また、写真活動経歴、作品提出、小論文が総合的に評価されるフォトマスターEX(エキスパート)もあります。
フォトマスター検定の受験資格は?
フォトマスター検定に受験資格はありません。
フォトマスター検定の概要
科目・出題範囲
フォトマスター検定の出題範囲は、撮影方法、撮影技法、カメラのメカニズム、レンズ等の光学問題、露出の決定方法、撮影周辺機器・機材、ライティング、被写体関連知識、関連法規、マナー、写真史、写真家、プリンター関連問題、デジタルカメラ関連問題、フォトレタッチ関連問題、フィル ムカメラ関連問題など、写真とカメラにまつわる役立つ実用知識です。
出題形式
フォトマスター検定の出題形式は、正誤問題、多肢択一問題、一主題複数出題方式、別紙図版用紙に示された写真・図等を見ながら解答する実践問題等で、マークシート方式となっています。
試験時間
フォトマスター検定の試験時間は80分です。
合格基準(合格ライン)
フォトマスター検定の合格基準は、7割程度の正答率となっています。
受験料
フォトマスター検定の受験料は、3級が4,500円(学割3500円)、2級が5,700円、準1級が6,800円、1級が7,600円です。
また、ダブル受験の場合は、3級・2級ダブルが、10,200円、2級・準1級ダブルが12,500円、準1級・1級ダブルが14,400円です。
試験会場
フォトマスター検定の試験会場は、全都道府県で1~2箇所設定されています。
フォトマスター検定の免除制度
フォトマスター検定に免除制度はありません。
フォトマスター検定の日程
申込み期間
フォトマスター検定の申込み期間は、例年8月上旬~9月下旬です。
試験日
フォトマスター検定の試験日は、例年11月の第三日曜です。
合格発表日
フォトマスター検定の合格発表日は、試験日から40日以内です。
フォトマスター検定の合格率・受験者数
1級 | 準1級 | 2級 | 3級 | |||||
合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | |
2023年 | 28.71% | 411名 | 33.75% | 323名 | 69.78% | 589名 | 81.37% | 424名 |
2022年 | 33.92% | 454名 | 46.65% | 343名 | 70.65% | 627名 | 89.51% | 429名 |
フォトマスター検定の難易度は?どれくらいのレベル?
フォトマスター検定の合格率は3級が90%程度、2級が70%程度、準1級が45%程度、1級が30%程度となっており、難易度としては、2・3級は低く、準1級は比較的易しい、1級は難しいといえるでしょう。
フォトマスター検定は出題内容はどの級も同じですが、級が上がるにつれ日常的にカメラに触れている方でも経験しないような問題も出題されます。
よくカメラを使用している方も検定用の学習が必要です。
フォトマスター検定の勉強法・対策方法は?
フォトマスター検定の勉強法は、まず、公式テキストと過去問題集を購入し、問題を解くことから始めます。
答え合わせをする際、しっかり知識をもって正解だった問題と、知識があいまいだが正解した問題、間違えた問題を確認しておきます。しっかり知識があって正解した問題は、次回も正解で切る可能性が高いです。合格するためには、知識があいまいだが正解した問題や間違えた問題について、知識をしっかり定着させることが重要です。
解答の解説や問題集に付属の資料をしっかり読み込み知識を定着させます。その際、答えに関する部分だけでなくそれに付随する内容についても一緒に読み込み知識を膨らませることが大切です。
実際にカメラを使うことによって知識を定着させる方法も有効です。本で読むだけでは、わかりづらかったり、理解しにくかったりするようなことでも実際にカメラを操作することで知識を得ることができます。その時、操作に関する解説も一緒に読んでおくとさらに知識を深めることができます。
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