日本茶インストラクター認定試験とは？受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

日本茶インストラクターとは？仕事内容は？

日本茶インストラクターとは、日本茶の種類、産地、効能など専門的な知識や技術を持っていることを認定する資格です。

日本茶インストラクターの資格は、日本茶に対する興味・関心が高い方、日本茶に関する業務に携わる方、日本茶カフェなどの開業に興味がある方、日本茶のプロとして教育活動に携わりたい方、食育に興味・関心が高い方におすすめです。

日本茶インストラクター認定試験の受験資格は？

日本茶インストラクター認定試験の受験資格は「20歳以上の方（翌年4月1日時点）」です。

日本茶インストラクター認定試験の概要

科目・出題範囲

日本茶インストラクター認定試験の科目・出題範囲は、第一次試験試験が「茶の歴史、茶業のあらまし、茶の栽培、茶の製造法、茶の利用、茶の化学、茶の品質審査と鑑定、茶の健康科学、茶の淹れ方、伝え方の基本」、第二次試験試験が実技です。

出題形式

日本茶インストラクター認定試験の出題形式は、第一次試験試験がマークシートによる五肢択一方式、第二次試験は実技試験です。

試験時間

日本茶インストラクター認定試験の試験時間は、150分です。

合格基準（合格ライン）

日本茶インストラクター認定試験の合格基準は、総合点70点以上および各科目の正解率50％以上です。

受験料

日本茶インストラクター認定試験の受験料は22,000円（税込）で、第一次試験免除者受験料は11,000円（税込）です。

試験会場

日本茶インストラクター認定試験の試験会場は、札幌・東京・静岡・名古屋・京都・福岡・鹿児島の7会場です。

日本茶インストラクター認定試験の免除制度

日本茶インストラクター認定試験は、第一次試験に合格している場合は次年度以降第二次試験のみ受験することができます。

日本茶インストラクター認定試験の日程

申込み期間

日本茶インストラクター認定試験の申込み期間は、例年9月中です。

試験日

日本茶インストラクター認定試験「第一次試験」の試験日は、例年11月上旬の日曜日です。

日本茶インストラクター認定試験「第二次試験」の試験日は、例年2月上旬の日曜日です。

合格発表日

日本茶インストラクター認定試験「第一次試験」の合格発表日は、例年11月下旬です。

日本茶インストラクター認定試験「第二次試験」の合格発表日は、例年2月中旬です。

日本茶インストラクター認定試験の合格率・受験者数

日本茶インストラクター認定試験の近年の合格率は35％程度となっています。

日本茶インストラクター認定試験の難易度は？どれくらいのレベル？

日本茶インストラクターの試験は難易度が高く、合格率は約35％です。

日本茶インストラクター認定試験の勉強法・対策方法は？

日本茶インストラクター認定試験の難易度は高く、効率的な学習方法が求められます。

日本茶インストラクター試験は、通信講座を受講することが推奨されています。
この講座では、テキストやDVDなどの教材が提供され、自分のペースで学習を進めることができます。

そして、自分でスケジュールを設定し、目標管理を行うことも重要です。
「いつまでにどこまで終わらせる」という具体的な目標を設定し、それに向けて学習を進めていくことが推奨されています。

さらに、試験対策としては、テキストを何度も書き写す、人に説明できるようにストーリーを作って順序立てて話す練習をする、模擬試験を解いて出来なかったところを再度学習する、などの方法も有用です。

また、日本茶の品種ごとにどんな味がするのかを知るために、試験を念頭に置いて実際に様々な品種のお茶を飲んでみることも大切です。これにより、お茶の品質審査や鑑定のスキルを磨くことができます。

これらの方法を取り入れながら、効果的かつ継続的に学習を進めることで、試験に備えることができます。

日本茶インストラクター認定試験実施団体

NPO法人　日本茶インストラクター協会