マルチメディア検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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マルチメディア検定とは?
マルチメディア検定は、ビジネスで使われるマルチメディアやICTの知識の習得を評価する検定で、CG-ARTS検定のひとつです。
Webデザイナー検定は、エキスパート、ベーシックの2グレードあります。
マルチメディア検定の受験資格は?
マルチメディア検定に受験資格はありません。
マルチメディア検定の概要
科目・出題範囲
マルチメディア検定の出題範囲は以下となります。
■エキスパート
人間の知覚とヒューマンコンピュータインタラクション | 情報の伝達とメディアの役割 感覚と知覚 視覚 聴覚 触覚・力覚 記憶と学習 コミュニケーションのしくみとデザイン ヒューマンコンピュータインタラクション |
マルチメディアの処理技術 | マルチメディアの特徴 文書 音声と音響 色 画像 図形 3次元CG 映像とアニメーション |
コンピュータのしくみと技術 | ハードウェア ソフトウェア 仮想化 クラウド プログラミング データベース |
ネットワークと通信 | コンピュータネットワーク インターネット 無線通信 ネットワークセキュリティ 電話と携帯端末 放送と通信 |
マルチメディアアプリケーションの実現 | コミュニケーションツール 情報の共有 ネットビジネス マーケティング |
社会に広がるマルチメディア | 生活を豊かにするICT ICTと情報機器の応用 交通 ネットワーク社会 情報リテラシ セキュリティ対策 |
知的財産権 | 知的財産権 著作権 産業財産権と不正競争防止法 |
■ベーシック
マルチメディアの特徴 | アナログとディジタル 人間の感覚 ヒューマンインタフェース |
コンテンツ制作のためのメディア処理 | ファイル 文書の作成 音声 画像 動画 3次元CGのしくみ Webページの作成 |
マルチメディア機器 | マルチメディアを扱う端末 コンピュータの構成 オペレーティングシステム |
インターネット | インターネットのしくみ インターネット接続環境 モバイルデータ通信サービス |
インターネット | インターネットのしくみ インターネット接続環境 モバイルデータ通信サービス |
インターネットで提供されるサービス | WWW(World Wide Web) 電子メール コミュニケーションツールやサービス |
インターネットビジネス | オンラインショッピング キャッシュレス決済 金融サービス クラウドサービス コンテンツ配信 広告とマーケティング |
ディジタルとネットワークの活用で変わるライフスタイル | 加速する社会のディジタル化 企業が進めるディジタル化 教育現場のディジタル化 情報家電 |
社会に広がるマルチメディア | 放送(ブロードキャスト) 暮らしと生活 交通 ロボット 文化と学術 行政 医療 |
セキュリティと情報リテラシ | 安全な通信のためのしくみ セキュリティ 情報リテラシ 知的財産権 |
出題形式
マルチメディア検定の出題形式は、マークシートです。
試験時間
マルチメディア検定の試験時間は、エキスパートが80分、ベーシックが60分です。
合格基準(合格ライン)
マルチメディア検定の合格基準は、100点満点中70点以上で、難易度により多少変動します。
受験料
マルチメディア検定の受験料は、エキスパートが6700円(税込)、ベーシックが5600円(税込)です。
試験会場
マルチメディア検定の試験会場は、札幌市、仙台市、宇都宮市、川崎市、千葉市、東京23区内、横浜市、静岡市、名古屋市、金沢市、京都市、大阪市、姫路市、広島市、松山市、福岡市、那覇市の17会場です。
マルチメディア検定の免除制度
マルチメディア検定に免除制度はありません。
マルチメディア検定の日程
マルチメディア検定は、前期と後期の年2回実施されます。
申込み期間
マルチメディア検定の申込み期間は、例年4月上旬~6月上旬、9月上旬~10月下旬です。
試験日
マルチメディア検定の試験日は、例年7月上旬、11月下旬です。
合格発表日
マルチメディア検定の合格発表日は、検定日より約30日後です。
マルチメディア検定の合格率・受験者数
エキスパート | ベーシック | ||||
合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | ||
2023年 | 後期 | ||||
前期 | 23.0% | 663人 | 63.3% | 713人 | |
2022年 | 後期 | 41.7% | 311人 | 69.0% | 1,470人 |
前期 | 24.8% | 578人 | 65.8% | 943人 | |
2021年 | 後期 | 43.1% | 366人 | 68.0% | 1,333人 |
前期 | 28.1% | 622人 | 65.3% | 818人 | |
2020年 | 後期 | 20.86% | 640人 | 74.29% | 1,608人 |
前期 | – | – | – | – | |
2019年 | 後期 | 22.10% | 480人 | 71.80% | 1,269人 |
前期 | 25.00% | 640人 | 65.30% | 749人 | |
2018年 | 後期 | 30.4% | 379人 | 61.0% | 1180人 |
前期 | 22.9% | 619人 | 72.0% | 684人 |
マルチメディア検定の難易度は?
マルチメディア検定の合格率は、回によって20%程前後しますが、エキスパートが30%前後、ベーシックが65%前後となっており、エキスパートの難易度は高め、ベーシックの難易度は低めです。
すでに実務や趣味で実践している方であれば、より難易度は下がるでしょう。
マルチメディア検定の勉強法・対策方法は?
マルチメディア検定の学習は、理論的な知識の習得と実践的なスキルの習得の二つの側面があります。理論的な知識の習得には、専門書籍や教材を活用し、マルチメディアの基本的な概念や用語、技術を理解することが重要です。一方、実践的なスキルの習得には、具体的なプロジェクトや課題を通じて、マルチメディアの制作や編集の技術を身につけることが求められます。
理論的な知識の習得においては、まずマルチメディアの基本的な概念や用語を理解することから始めます。これには、マルチメディアの歴史や発展、主要な技術やツール、関連する法律や規制など、幅広いトピックをカバーする必要があります。この段階では、教科書や専門書籍を読み、重要なポイントをノートにまとめるなどして、知識を定着させることが重要です。
次に、理論的な知識を実践的なスキルに変換するために、具体的なプロジェクトや課題に取り組みます。これには、マルチメディアの制作や編集の技術を実際に使ってみることが含まれます。例えば、ビデオの編集、ウェブサイトのデザイン、音声の録音と編集など、具体的なタスクを通じて、マルチメディアの技術を実際に使ってみることで、理論的な知識を実践的なスキルに変換します。
また、学習の進行に合わせて、定期的に自己評価を行うことも重要です。これには、模擬試験を受ける、過去の試験問題を解くなどの方法があります。これにより、自分の理解度を確認し、必要な場合は学習計画を調整します。
最後に、マルチメディア検定の学習は、一貫性と継続性が重要です。一度にすべてを理解しようとするのではなく、毎日少しずつ学習を進め、定期的に復習を行うことで、知識を定着させます。また、学習の進行に合わせて、自分の理解度を確認し、必要な場合は学習計画を調整します。
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