移動式クレーン運転士免許試験

移動式クレーン運転士免許試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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移動式クレーン運転士とは?仕事内容は?

移動式クレーン運転士は、建設、港湾などの現場で広く用いられるつり上げ荷重が5トン以上のトラッククレーン、ラフテレーンクレーン、クローラクレーン、フローチングクレーンなどの移動式クレーンを運転するために必要な資格です。

移動式クレーン運転士免許試験の受験資格は?

移動式クレーン運転士免許試験に受験資格はありません。

移動式クレーン運転士免許試験の概要

科目・出題範囲

移動式クレーン運転士免許試験の科目・出題範囲は、学科が「移動式クレーンに関する知識」「原動機及び電気に関する知識」「関係法令」「移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識」、実技が「移動式クレーンの運転」「移動式クレーンの運転のための合図」です。

出題形式

移動式クレーン運転士免許試験の出題形式は、学科が選択式です。

試験時間

移動式クレーン運転士免許試験の試験時間は、学科が150分(科目免除者は120分)、実技は個別に知らされます。

合格基準(合格ライン)

移動式クレーン運転士免許試験の合格基準は、学科が「総得点が満点中60%以上の得点率かつ各科目が満点中40%以上の得点率」、実技が「減点の合計が40点以下」です。

受験料

移動式クレーン運転士免許試験の受験料は、学科が8800円、実技が14000円です。

試験会場

移動式クレーン運転士免許試験の試験会場は、北海道センター、東北センター、関東センター、中部センター、近畿センター、中国四国センター、九州センターです。

移動式クレーン運転士免許試験の免除制度

移動式クレーン運転士免許試験に免除制度は、以下となります。

科目の免除を受けることができる者 免除科目
クレーン・デリック(クレーン限定、床上運転式クレーン限定を含む。)、旧クレーン(床上運転式限定を含む。)、旧デリック又は揚貨装置運転士免許を有する者 学科:力学に関する知識
実技:運転のための合図
移動式クレーン運転実技教習を修了した者で、その修了した日から起算して1年以内のもの 実技:全部(学科試験のみ受験すればよい。)
鉱山においてつり上げ荷重が5トン以上の移動式クレーンの運転の業務に1か月以上従事した経験を有する者
移動式クレーンの学科試験に合格した者で、その学科試験が行われた日から起算して1年以内のもの 学科:全部(実技試験のみ受験すればよい。)
床上操作式クレーン運転技能講習を修了した者 実技:運転のための合図
小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者
玉掛け技能講習を修了した者

移動式クレーン運転士免許試験の日程

移動式クレーン運転士免許試験は奇数月に実施されています。

申込み期間

移動式クレーン運転士免許試験の申込み期間は、実施センターにより異なります。

試験日

移動式クレーン運転士免許試験の試験日は、奇数月に実施されています。

合格発表日

移動式クレーン運転士免許試験の合格発表日は、実施センターにより異なります。

移動式クレーン運転士免許試験の合格率・受験者数

  学科 実技
合格率 受験者数 合格率 受験者数
2022年 63.0% 5,188名 67.0% 467名

移動式クレーン運転士免許試験の難易度は?

移動式クレーン運転士免許試験の合格率は学科が65%前後、実技が70%前後となっており、難易度は普通~やや易しいレベルです。

移動式クレーン運転士免許試験の勉強法・対策方法は?

の試験の勉強法・対策方法は、

などがあります。

これらの方法を取り入れながら、効果的かつ継続的に学習を進めることで、試験に備えることができます。

移動式クレーン運転士免許試験の対策におすすめのテキスト・参考書

移動式クレーン運転士免許試験実施団体

公益財団法人 安全衛生技術試験協会

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