Meta認定資格（Meta Blueprint）の概要とは？受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

更新日：2023年10月23日

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Meta認定資格（Meta Blueprint）とは？仕事内容は？

Meta認定資格（Meta Blueprint）とは、Meta（旧Facebook）の広告プラットフォームに関する知識とスキルを認定する資格です。Meta認定資格のプログラムが「Meta Blueprint」です。学習プログラムはMeta社が無料で公開しており、Facebook、Messenger、Instagram、WhatsAppを活用したマーケティングのスキルを高めることができます。

Meta認定資格を取得することで、以下の仕事に活かすことができます。

・広告運用担当者
・SNSアカウント運用担当者
・マーケティング担当者
・営業担当者

Meta認定資格は、運用型広告やSNSを活用して仕事をするうえで役立ちます。

Meta認定資格試験の受験資格は？なるにはどうすればいい？

Meta認定資格の受験資格は、特にありません。誰でも受験することができます。

Meta認定資格試験の概要

科目・出題範囲

Meta認定資格（Meta Blueprint）は、7種類の資格で構成されます。一部、出題の言語が日本語非対応になっている資格もあるため注意が必要です。英語は全資格で対応しています。

7種類の資格それぞれの出題範囲と配点は以下の通りです。

・Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト（※日本語非対応）
　出題範囲：
　Metaの価値を把握する(8%)
　プラットフォームでのプレゼンスの確立(13%)
　広告の基本(25%)
　広告の作成と管理(46%)
　レポート作成(8%)

・Meta認定マーケティングサイエンスエキスパート
　出題範囲：
　機会の評価(24%)
　仮説の策定(18%)
　効果測定ソリューションの提案(15%)
　分析の実行(16%)
　インサイトの獲得(14%)
　データに基づいた提案(13%)

・Meta認定クリエイティブ戦略エキスパート
　出題範囲：
　モバイルの基本(32%)
　リサーチとインサイトの適用(32%)
　ブリーフの作成(16%)
　評価と効果測定(20%)

・Meta認定メディアプランニングエキスパート
　出題範囲：
　ビジネスゴールの評価(22%)
　キャンペーンのプランニング(29%)
　レポートの分析と成功の測定(31%)
　安全性、保全性、プライバシーに関する理解(18%)

・Meta認定メディアバイイングエキスパート
　出題範囲：
　キャンペーンのプランニング(48%)
　キャンペーンの設定(22%)
　キャンペーンの最適化(18%)
　キャンペーンの効果測定とレポート作成(12%)

・Meta認定コミュニティマネージャ（※日本語非対応）
　出題範囲：
　コミュニティの定義と確立(8%)
　コミュニティ戦略とプロセスの策定(27%)
　戦略的なコンテンツ決定(16%)
　コミュニティのエンゲージメント構築と管理(29%)
　コミュニティの効果の測定と分析(20%)

・Meta認定Meta Sparkクリエイター（※日本語非対応）
　出題範囲：
　評価、範囲、デザイン(16.36%)
　シーンの構築(29.09%)
　シーンのインタラクティビティの追加(30.91%)
　シーンの最適化(9.09%)
　公開とエフェクトの管理(14.55%)

出題形式

Meta認定資格の出題形式は、選択式問題です。

問題数は資格の種類によって異なります。非公開の資格もありますが、それぞれ下記の通りです。

・Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト：非公開
・Meta認定マーケティングサイエンスエキスパート：非公開
・Meta認定クリエイティブ戦略エキスパート：60問
・Meta認定メディアプランニングエキスパート：60問
・Meta認定メディアバイイングエキスパート：非公開
・Meta認定コミュニティマネージャ：非公開
・Meta認定Meta Sparkクリエイター：50問

試験時間

Meta認定資格の試験時間は、資格の種類によって異なります。それぞれ下記の通りです。

・Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト：90分
・Meta認定マーケティングサイエンスエキスパート：105分
・Meta認定クリエイティブ戦略エキスパート：105分
・Meta認定メディアプランニングエキスパート：105分
・Meta認定メディアバイイングエキスパート：105分
・Meta認定コミュニティマネージャ：105分
・Meta認定Meta Sparkクリエイター：105分

合格基準（合格ライン）

Meta認定資格の合格基準は、1,000点満点中、700点以上で合格です。

受験料

Meta認定資格の受験料は、エキスパート試験が最大150米ドル相当、アソシエイト試験は最大99米ドル相当です。

試験会場

Meta認定資格の試験会場は、特にありません。試験はオンラインで行います。PCを使用してどこでも受験できます。ただし、試験監督による監視のもと実施されます。

Meta認定資格試験の免除制度

Meta認定資格に免除制度は、特にありません。

Meta認定資格試験の日程

申込み期間

Meta認定資格の申込み期間は、特にありません。専用サイトから受験日を登録して受験します。

試験日

Meta認定資格の試験日は、専用サイトで選択できる日程から選んで登録します。

合格発表日

Meta認定資格の合格発表は、受験後すぐに発表されます。

Meta認定資格試験の合格率・受験者数

合格率や受験者数は公表されていません。

Meta認定資格試験の難易度は？どれくらいのレベル？

Meta認定資格は初級～上級までレベル別・分野別に分かれています。それぞれ、Meta社が無料で公開している「Meta Blueprint」内で学習コンテンツが提供されているため、自分のレベルと興味に合った資格取得に向けて、独学で勉強が進められるようになっています。計画的に学習を進められる人にとっては着実に合格できる資格と言えます。

ただし、学習コンテンツは無料で提供されていますが、受験は有料です。資格の種類によっては出題言語で日本語が非対応となっており、英語で受験する必要があります。試験はオンラインで受けられますが、試験監督の監視のもとで実施されます。この点が、受験者によってはハードルになるかもしれません。

Meta認定資格試験の勉強法・対策方法は？

Meta認定資格の試験の勉強法・対策方法は、Meta社が無料で提供している学習コンテンツ「Meta Blueprint」を活用することが有効です。レベルや分野別に細かくコースが分かれているため、自分のレベルと興味に合った資格を選択して、独学で勉強ができます。学習コンテンツの中には模擬試験も用意されているため、試験前に活用し、手応えを確認しておくのもよいでしょう。