メイクセラピー検定

メイクセラピー検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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メイクセラピー検定とは?


メイクセラピー検定は、メイクセラピーの知識と技術に関する検定です。

この検定は、美容業界や医療福祉業界、学生などを対象にしており、受験者数は年々増加しています。心理カウンセリングへの関心が高まる中、メイクセラピー(化粧療法)の需要も増加しており、今後さらにそのニーズが高まることが予想されています。

検定試験では、心理面のアプローチに必要な「メイクセラピー的心理学」「コミュニケーション」「化粧心理学」、メイクアップに必要な「メイク理論」「色彩学」などの分野から出題されます。これにより、メイクセラピーの概念をトータルに習得することが可能です。

メイクセラピー検定は、特級、1級、2級、準2級、3級の5グレード実施されています。

メイクセラピー検定の受験資格は?

メイクセラピー検定2級・準2級・3級に受験資格はありません。

メイクセラピー検定1級は2級合格者、特級は1級合格、活動報告書提出、認定講座受講することで認められます。

メイクセラピー検定の概要

科目・出題範囲

メイクセラピー検定の科目・出題範囲は、以下となります。

  筆記 実技
選択式 記述式
特級 メイクセラピーでのカウンセリングに関する事例問題(対話分析) モデルをクライアントに見立てオー
ダーカウンセリングをし、半顔メイクを
施す
1級 択一知識問題に加え、メイクセラピーでのカウンセリングに関する事例問題(対話分析)あり メイクセラピーでのカウンセリングおよび施す技法に関する事例問題 当日発表するオーダーの印象にな
るようにモデルの半顔にメイクを施
2級

心理関連:
化粧心理学・メイクセラピー的心理学

コミュニケーション:
人間関係論

色彩関連:
色彩心理学・色彩学・パーソナルカラー概論

メイクアップ関連:
皮膚学・スキンケア概論・メイク理論

カウンセリング関連:
カウンセリング概論

準2級 オンライン上で発表するオーダーの
印象になるように自分の半顔にメイ
クし撮影画像を提出
3級

出題形式

メイクセラピー検定の出題形式は、筆記・実技です。

  筆記 実技
特級 記述式 オーダーカウンセリング~メイク(対面)
1級 選択式+記述式 オーダーメイク(対面)
2級 選択式+記述式 オーダーメイク(対面)
準2級 選択式 セルフメイク画像提出
3級 選択式

試験時間

メイクセラピー検定の試験時間は、以下となります。

  筆記 実技
特級 30分 50分
1級 50分 40分
2級 60分 30分
準2級 60分 制限なし
3級 60分

合格基準(合格ライン)

メイクセラピー検定の合格基準は、以下となります。

特級 筆記70%以上、マナー・メイク・カウンセリングそれぞれ80%以上の得点
1級 筆記・マナー・メイク・カウンセリングそれぞれ80%以上の得点
2級 筆記・マナー・メイクそれぞれ80%以上の得点
準2級 知識・メイクそれぞれ80%以上の得点
3級 80%以上の得点

受験料

メイクセラピー検定の受験料は、以下となります。

特級 13,200円 認定講座受講料:58,300円
1級 11,000円 再受験7,150円(筆記または実技)
2級 8,800円 再受験5,500円(筆記または実技)
準2級 オンライン:5,500円 郵送:7,700円
3級 オンライン:3,300円 郵送:5,500円

試験会場

メイクセラピー検定は級により実施方法が異なります。

  筆記 実技
特級 会場受検
(東京)
1級 会場受検
(東京・大阪)
2級 在宅 会場受検
(東京・名古屋・大阪)
準2級 オンライン・郵送
3級 オンライン・郵送

メイクセラピー検定の免除制度

メイクセラピー検定に免除制度は、ありません。

メイクセラピー検定の日程

メイクセラピー検定は級により実施方法、実施月が異なり、準2級・3級は通年実施、1級・2級(実技)は6月・11月の年2回、特級は9月のみ実施されています。

申込み期間

メイクセラピー検定1級・2級(実技)の申込み期間は、例年4月上旬~5月下旬、12月上旬~1月下旬です。

メイクセラピー検定特級の申込み期間は、例年7月上旬~8月上旬です。

試験日

メイクセラピー検定1級・2級(実技)の試験日は、例年6月下旬、11月中旬です。

メイクセラピー検定特級の試験日は、例年9月上旬です。

合格発表日

メイクセラピー検定の合否は、後日送付されます。

メイクセラピー検定の合格率・受験者数

メイクセラピー検定の合格率は公開されていません。

メイクセラピー検定の難易度は?

メイクセラピー検定の合格率は公開されていませんが、難易度は易しい~やや易しいレベルとされることが多いです。

メイクセラピー検定の勉強法・対策方法は?

メイクセラピー検定の勉強法については、まず公式テキストを中心に独学を行うことが基本です。このテキストは、メイクセラピーに関する包括的な知識を提供し、検定試験の出題範囲を網羅しています。また、eラーニングや通信講座、LIVE&実技講座など、検定事務局が提供する様々な学習支援ツールも活用することが有効です。これらの講座では、学習用DVDや添削問題、模擬試験などが提供され、特に上級レベルの試験対策には、講師から直接指導を受けられるLIVE講座が役立ちます。

学習の際には、テキストの熟読に加えて、巻末にある練習問題に取り組むことが重要です。特に、メイクセラピーの理論だけでなく、実技に関する部分も重要視されます。実技試験では、メイクアップ技術だけでなく、カウンセリングやコミュニケーション能力も評価の対象となるため、実技の練習を重ねることが求められます。これらの学習方法を通じて、メイクセラピーの知識と技術を総合的に習得し、検定試験に臨むことができます。

メイクセラピー検定実施団体

一般社団法人 メイクセラピストジャパン

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