DXビジネス検定

DXビジネス検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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DXビジネス検定とは?

DXビジネス検定は、2021年に始まった検定で、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に生きる全ての企業人が目指すべき資格とされています。

この検定は「DXビジネス人財」を目指す人々を対象としており、DX入門者から経営陣まで幅広い層が対象となっています。

DXはデータとデジタル技術を活用した経営改革を指し、その成功のためにはDXの基本用語やデータ分析、デジタル技術、マーケティング、ビジネスモデルに関する用語を理解することが必要です。

この検定は、企業のDX事例を多く学ぶことができ、自社のDXに活かす知識を身につけることが目的となっています。

DXビジネス検定の受験資格は?

DXビジネス検定に受験資格はありません。

DXビジネス検定の概要

科目・出題範囲

DXビジネス検定の出題範囲は、DX時代の企業人財のDXビジネス力を測る検定、また基礎的なテクニカル分野の問題からDXビジネスモデル、DXビジネス事例などから、厳選された最新問題が幅広く出題されます。

カテゴリ 分類 説明 主なキーワード
DX基礎領域 01 DXの基本 DXの基礎用語や事例 DX、攻めのDX、デジタライゼーション、デジタイゼーション、非連続イノベーション、共通プラットフォームなど
02 デジタル技術 デジタル技術用語や事例 IoT、5G、API、アジャイル開発、MaaS、マイクロサービスなど
03 データと分析 データ、分析用語や事例 データサイエンス、BI、ETLツール、非構造化データ、NoSQL、シミュレーションなど
04 マーケティング マーケティング用語や事例 O2O、OMO、リードジェネレーション、ナッジ理論、リードナーチャリング、カスタマージャーニー、インフルエンサーなど
DXビジネスモデル 05 消費者の状況とビジネス環境 ビジネスモデルの前提になる消費者の状況とビジネス環境の用語や事例 ネットワーク外部性、トキ商材、モジュール化、レイヤー化、サードプレイス、UI、UX、デザイン思考など
06 戦略モデル ビジネスモデルのうち、戦略モデルの用語や事例 媒介型プラットフォーム、シェアリングエコノミー、クラウドファンディング、消耗品モデル、 アズ・ア・サービス、イネーブラーなど
07 オペレーションモデル ビジネスモデルのうち、オペレーションモデルの用語や事例 SPA、メイクトゥオーダー、直版(ダイレクトセル)、オープンイノベーション、プロシューマー、顧客ライフサイクル、アップセルなど
08 収益モデル ビジネスモデルのうち、収益モデルの用語や事例 レベニューシェア、投げ銭モデル、サブスクリプション、アドオン、カスタマーロイヤリティ、フリーモデルなど
DXビジネス事例 09 ビジネスモデル事例 デジタル集客、マッチング、マーケットプレイス(デジタル・リアル商材)ビジネスモデルに関する事例 C2C取引サービス、マッチングサービス、クラウドファンディング仲介企業、シェアリングサービス企業、SNSサービス企業など
10 ビジネスモデル事例 デジタル商材(リアルとの融合含む)ビジネスに関する事例 スコアリングサービス企業、チャットアプリサービス企業、決済サービス企業、ビーコンサービス企業など
11 ビジネスモデル事例(リアル+デジタル融合) リアルビジネスとデジタルの融合に関する事例 サブスクリプションサービス企業、D2C企業、ネットスーパー、オフィスコンビニサービス、デジタル化商材など
12 ビジネスモデル事例(リアル) リアルビジネスの事例 SPA企業、エコ活動企業、ブルーオーシャン戦略を実施する企業など

出題形式

DXビジネス検定の出題形式は、多肢選択式です。

試験時間

DXビジネス検定の試験時間は、60分です。

合格基準(合格ライン)

DXビジネス検定は、レベル認定制でMaxスコア1000のうち、スコア800以上で「DXビジネスプロフェッショナル レベル」、スコア700以上で「DXビジネスエキスパート レベル」、スコア600以上で「DXビジネススタンダード レベル」に認定されます。

受験料

DXビジネス検定の受験料は、6,600円(税込)です。

試験会場

DXビジネス検定はWeb開催です。

DXビジネス検定の免除制度

DXビジネス検定に免除制度は、ありません。

DXビジネス検定の日程

DXビジネス検定は4月と10月の年2回実施されます。

申込み期間

DXビジネス検定の申込み期間は、例年1月中旬~4月上旬、7月上旬~10月上旬です。

試験日

DXビジネス検定の試験日は、例年4月下旬、11月下旬です。

合格発表日

DXビジネス検定の合格発表日は、例年検定実施日の1カ月後程度です。

DXビジネス検定の合格率・受験者数

DXビジネス
プロフェッショナル
DXビジネス
エキスパート
DXビジネス
スタンダード
2023年10月第5回
4月第4回4.2%15.8%28.0%

DXビジネス検定の難易度は?どれくらいのレベル?

DXビジネス検定のプロフェッショナル割合は5%前後、エキスパート割合は15%前後、スタンダード割合が30%前後となっており、レベル認定されるのは50%程度となっています。

DXビジネス検定の難易度としては、プロフェッショナルはかなり難しい、エキスパートは難しい、やや難しい程度といえるでしょう。

DXビジネス検定の勉強法・対策方法は?

DXビジネス検定の勉強法としては、公式のeラーニングと推奨図書による学習が効果的とされています。具体的には、「DX Study™ Biz (eラーニング)」という検定準拠の学習教材を利用することが推奨されています。このeラーニング教材は「DXビジネス推進人財」や「ビジネス価値創造人財」を目指す人々のために設計されており、DXビジネス検定の完全準拠教材となっています。

また、試験の特性を理解し、効果的な学習計画を立てることが重要です。

この試験は新しい検定試験であるため、過去問や問題集は見当たりませんので、公式教材の利用が非常に重要となります。

DXビジネス検定実施団体

日本イノベーション融合学会 DX検定委員会

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