DELEスペイン語検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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DELEスペイン語検定とは?
DELEスペイン語検定は、スペイン教育・職業訓練省の下、スペイン国外ではインスティトゥト・セルバンテスによって実施される、スペイン語能力を測定するための資格試験です。
DELEスペイン語検定のメリットは多岐にわたります。日本国内ではスペイン語授業の単位として認められる大学があり、多くの企業でも資格要件となっています。また、一度取得すれば有効期限がなく、生涯にわたってスペイン語能力が充分であることの証明として活用できる資格です。
試験は「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を重視し、実際のコミュニケーションに必要な能力を測定することを目的としています。
DELEスペイン語検定は、入門のA1、初級のA2、中級のB1、中上級のB2、上級のC1、最上級のC2の6グレード実施されています。
DELEスペイン語検定の受験資格は?なるにはどうすればいい?
DELEスペイン語検定に受験資格はありません。
DELEスペイン語検定の概要
科目・出題範囲
DELEスペイン語検定の科目・出題範囲は、読解、聞き取り、文章表現(西作文)、口頭試験(準備・面接)です。
出題形式
DELEスペイン語検定の出題形式は、選択式、筆記です。
試験時間
DELEスペイン語検定の試験時間は、以下となります。
読解 | 聞き取り | 文章表現 (西作文) |
口頭試験 (準備) |
口頭試験 (面接) |
|
A1 | 45分 | 25分 | 25分 | 10分 | 10分 |
A2 | 60分 | 40分 | 45分 | 12分 | 12分 |
B1 | 70分 | 40分 | 60分 | 15分 | 15分 |
B2 | 70分 | 40分 | 80分 | 20分 | 20分 |
C1 | 90分 | 50分 | 80分 | 20分 | 20分 |
C2 | 第1部(読解・聞き取り)105分 第2部(聞き取り・文章表現)150分 |
30分 | 20分 |
合格基準(合格ライン)
DELEスペイン語検定の合格基準は、満点の60%以上(読解・記述、リスニング・口頭表現の基準を満たす必要あり)となっています。
受験料
DELEスペイン語検定の受験料(税込)は、A1が11,000円、A2が13,000円、B1が15,000円、B2が19,000円、C1が21,000円、C2が22,000円です。
試験会場
DELEスペイン語検定の試験会場は、東京、大阪、名古屋、京都、別府市、仙台、福岡、広島で、実施回により会場は異なります。
DELEスペイン語検定の免除制度
DELEスペイン語検定に免除制度は、ありません。
DELEスペイン語検定の日程
DELEスペイン語検定は4月、5月、7月、11月の年4回実施されており、4月・7月は東京のみでの実施です。
申込み期間
DELEスペイン語検定の申込み期限は、例年2月下旬、4月上旬、5月中旬、10月上旬です。
試験日
DELEスペイン語検定の試験日は、例年4月、5月、7月、11月です。
合格発表日
DELEスペイン語検定の合格発表日は、試験約3ヶ月後に実施団体ホームページから確認できます。
DELEスペイン語検定の合格率・受験者数
DELEスペイン語検定の合格率は公開されていません。
DELEスペイン語検定の難易度は?どれくらいのレベル?
- DELE A1(入門): 生活でよく使われる基本的な表現を理解し、対応できるレベル。個人情報や日常生活に関する基本的なコミュニケーションが可能。
- DELE A2(初級): 日常的な事柄や身近なテーマについて即座に応対できるレベル。簡単な過去の出来事や身の回りで起こったことを表現できる。
- DELE B1(中級): 日常生活や学習・仕事に関連する既知の内容を理解し、大抵の状況で適切に応対できる。個人的な興味や経験、計画などを簡単に表現できる。
- DELE B2(中上級): 複雑な内容や抽象的なテーマを理解し、専門的な内容についても会話が可能。流暢で自然な会話能力を持ち、詳細な文章を作成できる。
- DELE C1(上級): 幅広い分野の文章や会話において、言外の意味や相手の態度を理解し、流暢に自分の考えを表現できる。社会的、ビジネス、学術的分野においても適切な表現が可能。
- DELE C2(最上級): あらゆる複雑さや抽象度の高い文章を理解し、スペイン語の多様性を駆使して表現できる。学術的、ビジネス分野での高度な言語運用が可能。
DELEスペイン語検定の勉強法・対策方法は?
DELEスペイン語検定の勉強では、まず基本的な文法の理解が重要です。動詞の活用、特に直説法の現在不規則、過去形、完了形などの理解が必要です。また、形容詞と名詞の性数一致、疑問文の作り方、発音規則などの基礎的な文法知識も身につける必要があります。
語彙の増加も重要なポイントです。日常会話でよく使われる単語やフレーズを覚えることで、リーディングやリスニングの理解度が向上します。教材や単語帳を活用し、幅広い語彙を身につけることが推奨されます。
リスニング能力の向上には、スペイン語の音声に慣れることが重要です。教材のCDを聞きながら音読する、ディクテーションやシャドーイングを行うなどの練習が効果的です。また、実際の会話能力を高めるためには、音読、作文、独り言、オンラインスペイン語会話などを通じて、実践的な会話練習を行うことが有効です。特にオンライン語学教室を利用することで、ネイティブスピーカーとの実践的な会話練習が可能になります。
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