臨床心理士試験とは？受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

臨床心理士とは？仕事内容は？

臨床心理士は、心理学の専門知識と技術を用いて、人々の心の健康を支える専門職です。具体的には、個人や集団が抱える心の問題や課題を理解し、解決に向けた支援を行います。その活動範囲は広く、教育現場、医療機関、福祉施設、企業など、さまざまな場所で活躍しています。

臨床心理士資格審査の受験資格は？

1. 本協会が認可する第1種指定大学院（修了後の心理臨床経験不要）を修了し、受験資格取得のための所定条件を充足している者
2. 本協会が認可する第1種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者
3. 本協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者
4. 本協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後2年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者
5. 学校教育法に基づく大学院において、臨床心理学またはそれに準ずる心理臨床に関する分野を専攻する専門職学位課程を修了した者
6. 諸外国で上記1. または3. のいずれかと同等以上の教育歴および日本国内における2年以上の心理臨床経験を有する者
7. 医師免許取得者で、取得後2年以上の心理臨床経験を有する者

臨床心理士資格審査の概要

科目・出題範囲

臨床心理士資格審査の科目・出題範囲は、一次試験が臨床心理士として最低限理解しなければならない専門基礎知識、二次試験は面接です。

出題形式

臨床心理士資格審査の出題形式は、一次試験がマークシートによる「多肢選択方式試験」、「論文記述試験」、二次試験が「口述面接試験」です。

試験時間

臨床心理士資格審査の試験時間は、一次試験の「多肢選択方式試験」が150分、「論文記述試験」が90分です。

合格基準（合格ライン）

臨床心理士資格審査の合格基準は、公開されていません。資格審査の最終的な合格は、試験の結果を総合的に判定し、決定されます。

受験料

臨床心理士資格審査の受験料は、30000です。なお、別途認定試験の受験申請書類の請求に1500円必要です。

試験会場

臨床心理士資格審査の試験会場は、東京国際フォーラムです。

臨床心理士資格審査の免除制度

臨床心理士資格審査に免除制度はありません。

臨床心理士資格審査の日程

資格審査申請期間

臨床心理士資格審査の資格審査申請期間は、例年7月上旬～8月中旬です。

申込み期間

臨床心理士資格審査の申込み期間は、例年月上旬～8月下旬です。

試験日

臨床心理士資格審査の1次試験の試験日は、例年10月中旬です。

臨床心理士資格審査の試験日は、例年11月中旬です。

合格発表日

臨床心理士資格審査の合格発表日は、例年12月次下旬です。

臨床心理士資格審査の合格率・受験者数

臨床心理士資格審査の合格率は公開されていません。

臨床心理士資格審査の難易度は？どれくらいのレベル？

臨床心理士試験の合格率や合格基準は公開されておらず、詳細な難易度はわかりませんが、一般的に臨床心理士試験の合格率は65％前後と言われており、難易度は高くないとされています。

しかし、臨床心理士資格審査は受験資格があり、心理学について大学等で学んでいることが前提となっており、試験内容が易しいとはいえないでしょう。

臨床心理士資格審査の勉強法・対策方法は？

臨床心理士試験の勉強法は、まず基本的な心理学の知識を深めることから始まります。これには、心理学の教科書や参考書を用いて、心理学の基本的な理論や概念を理解することが含まれます。また、心理学の研究論文を読むことも重要で、これにより最新の研究動向や理論の進展を把握することができます。

次に、過去の試験問題を解くことが推奨されます。過去問を解くことで、試験の形式や出題傾向を理解し、自分の弱点を見つけることができます。また、過去問を解くことで、実際の試験に近い状況での問題解決能力を鍛えることができます。

臨床心理士試験は筆記試験だけでなく、面接試験も含まれています。面接試験では、自分の考えや意見を明確に伝える能力が求められます。そのため、面接の練習も重要な勉強法となります。具体的には、自分の専門知識や経験を基にした意見を明確に述べる練習を行うと良いでしょう。

臨床心理士資格審査の対策におすすめのテキスト・参考書

臨床心理士資格審査の対策ができる予備校・講座

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臨床心理士資格審査実施団体

公益財団法人　日本臨床心理士資格認定協会