ビジネス著作権検定

ビジネス著作権検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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ビジネス著作権検定とは?

ビジネス著作権検定は、ビジネスの現場で必要とされる著作権に関する知識と理解を評価するための検定試験です。

この検定は、著作権法や関連法規、著作権制度の基本的な理解、著作権侵害の判断能力、著作権を活用したビジネスモデルの理解など、著作権に関する幅広い知識と理解を問います。

ビジネス著作権検定は、初級と上級の2グレード実施されています。なお、団体でのみ受験できる「BASIC」もあります。

なお、ビジネス著作権検定上級は、「知的財産管理技能検定」の1級(コンテンツ専門業務)と1級(特許専門業務)の学科試験、並びに2級の受検資格のひとつとなっています。

ビジネス著作権検定の受験資格は?

ビジネス著作権検定に受験資格はありません。

ビジネス著作権検定の概要

科目・出題範囲

ビジネス著作権検定の出題範囲は、以下の通りです。

ビジネスと法・著作物・著作権・著作隣接権・著作権の侵害と救済・著作権の周辺問題・著作権・著作隣接権に関する国際条約等・著作権ビジネス・情報社会と情報モラル

初級では各項目の基本的な理解が問われ、上級では複数の項目が関係する事例についての理解も問われます。

出題形式

ビジネス著作権検定の出題形式は、多肢選択式問題です。

試験時間

ビジネス著作権検定の試験時間は、初級が60分、上級が90分です。

合格基準(合格ライン)

ビジネス著作権検定の合格基準は、初級が65%以上の得点率、上級が70%以上の得点率です。

受験料

ビジネス著作権検定の受験料は、初級が5,300円、上級が8,200円です。

試験会場

ビジネス著作権検定はオンラインでの実施です。

ビジネス著作権検定の免除制度

ビジネス著作権検定に免除制度はありません。

ビジネス著作権検定の日程

ビジネス著作権検定は年2回実施されます。

申込み期間

ビジネス著作権検定の申込み期間は、9月の試験が例年6月~8月頃、2月の試験が例年11月~1月頃です。

試験日

ビジネス著作権検定の試験日は、初級が例年9月、2月、上級は例年9月です。

合格発表日

ビジネス著作権検定の合格発表日は、例年試験日から約2,3週間後に通知されます。

ビジネス著作権検定の合格率・受験者数

ビジネス著作権検定の合格率の詳細は公開されていません。2024年度の平均合格率は70.2%でした。

ビジネス著作権検定の難易度は?

ビジネス著作権検定の詳細な合格率は公開されていませんが60%前後となっており、必要な勉強時間は実施団体によると初級が15時間、上級が45時間です。

そのためビジネス著作権検定の難易度は、初級が易しい、上級は少し難しい、程度と考えられます。

ビジネス著作権検定の勉強法・対策方法は?

ビジネス著作権検定の勉強法は、まず公式テキストを一通り流し読みし、理解できなかった部分についてはインターネットで調査して知識を補完します。公式テキストは試験範囲をほぼ網羅しているため、これを必須とし、不安な分野があれば他の参考書も活用します。

次に、過去問題を解くことが重要です。問題文は独特で、時折ひっかけ問題も出題されるため、問題に慣れるためにも多くの問題を解くことが推奨されます。公式テキストの巻末の問題や公式ページからダウンロードできるサンプル問題、公式テキスト購入者特典の問題集などを活用します。

また、ビジネス著作権検定では基本的な考え方や確定的に判断できる内容が中心ですが、実際の現場では業界の慣習や利用するサービスの規約によって対応が求められることもあります。そのため、検定試験後も実践的な知識を獲得するために勉強を続けることが重要です。

具体的には、ネット上の意見やニュースの内容を読み解く上で、過去の慣例や業界事情、法改正の内容、その法改正が行われた経緯などを理解しておくことが求められます。そのため、著作権に関する実践的な内容を教えてくれる書籍を読むこともおすすめします。

ビジネス著作権検定の対策におすすめのテキスト・参考書

ビジネス著作権検定実施団体

株式会社サーティファイ

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