ウイスキーコニサー資格認定試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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ウイスキーコニサーとは?
ウイスキーコニサーは、ウイスキーに関する深い知識と鑑定能力を持つ専門家を認定する資格制度です。
ウイスキーコニサー資格認定試験は、ウイスキーエキスパート(WE)、ウイスキープロフェッショナル(WP)、マスター・オブ・ウイスキー(MW)の3グレード実施されています。
ウイスキーコニサー資格認定試験の受験資格は?
ウイスキーコニサー資格認定試験に受験資格は以下となります。
ウイスキーエキスパート(WE) | 20歳以上 |
ウイスキープロフェッショナル(WP) | 20歳以上 ウイスキーエキスパート保持者 |
マスター・オブ・ウイスキー(MW) | 20歳以上 ウイスキー文化研究所会員 ウイスキープロフェッショナル保有者 |
ウイスキーコニサー資格認定試験の概要
科目・出題範囲
ウイスキーコニサー資格認定試験の科目・出題範囲は公式テキスト等で、限定されていません。
出題形式
ウイスキーコニサー資格認定試験の出題形式は、ウイスキーエキスパートが筆記試験(選択式)、ウイスキープロフェッショナルが筆記試験(選択式)・官能試験(ウイスキー数点)、マスター・オブ・ウイスキーは一次試験が論文審査、二次試験が筆記試験(記述式)・官能試験・口頭試問です。
試験時間
ウイスキーコニサー資格認定試験の試験時間は、ウイスキーエキスパートが90分、ウイスキープロフェッショナルが筆記試験が90分、官能試験が60分、マスター・オブ・ウイスキー二次試験の筆記試験が60分です。
合格基準(合格ライン)
ウイスキーコニサー資格認定試験の合格基準は、非公開です。
受験料
ウイスキーコニサー資格認定試験の受験料(税込)は、以下となります。
ウイスキー文化研究所会員 | 一般 | |
ウイスキーエキスパート | 18,700円 | 22,000円 |
ウイスキープロフェッショナル | 24,200円 | 27,500円 |
マスター・オブ・ウイスキー | 16,500円(一次試験のみ) | – |
試験会場
ウイスキーコニサー資格認定試験の試験会場は、ウイスキーエキスパート・ウイスキープロフェッショナルが東京・大阪、マスター・オブ・ウイスキーが東京です。
ウイスキーコニサー資格認定試験の免除制度
ウイスキーコニサー資格認定試験マスター・オブ・ウイスキーの一次試験は、前年度の一次試験に合格している場合免除されます。
ウイスキーコニサー資格認定試験の日程
申込み期間
ウイスキーコニサー資格認定試験ウイスキーエキスパートの申込み期間は、例年1月下旬~2月上旬です。
ウイスキーコニサー資格認定試験ウイスキープロフェッショナルの申込み期間は、例年7月下旬~8月上旬です。
ウイスキーコニサー資格認定試験マスター・オブ・ウイスキー一次試験(論文審査)の申込み期間は、例年11月上旬~12月上旬です。
試験日
ウイスキーコニサー資格認定試験ウイスキーエキスパートの試験日は、例年5月下旬です。
ウイスキーコニサー資格認定試験ウイスキープロフェッショナルの試験日は、例年10月下旬です。
ウイスキーコニサー資格認定試験マスター・オブ・ウイスキー二次試験の試験日は、例年2月下旬です。
合格発表日
ウイスキーコニサー資格認定試験ウイスキーエキスパートの合格発表日は、例年6月下旬です。
ウイスキーコニサー資格認定試験ウイスキープロフェッショナルの合格発表日は、例年11月下旬です。
ウイスキーコニサー資格認定試験マスター・オブ・ウイスキーの合格発表日は、例年3月下旬です。
ウイスキーコニサー資格認定試験の合格率・受験者数
ウイスキーエキスパート | ウイスキープロフェッショナル | マスター・オブ・ウイスキー | ||||
合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | |
2023年 | 61.1% | 447名 | ||||
2022年 | 52.1% | 495名 | 51.7% | 143名 | 25.0% | 8名 |
2021年 | 51.9% | 543名 | 45.3% | 106名 | 14.3% | 7名 |
2020年 | 50.4% | 387名 | 52.1% | 96名 | 0% | 4名 |
2019年 | 53.0% | 364名 | 43.9% | 107名 | 20.0% | 5名 |
2018年 | 50.9% | 381名 | 44.6% | 92名 | 33.3% | 6名 |
ウイスキーコニサー資格認定試験の難易度は?
ウイスキーコニサー資格認定試験の合格率はウイスキーエキスパートが50%前後、ウイスキープロフェッショナルが48%前後、マスター・オブ・ウイスキーが15%程度となっており、難易度はウイスキーエキスパート・ウイスキープロフェッショナルが普通、マスター・オブ・ウイスキーは年1~2名しか合格者が出ない非常に難しいプロ向けの試験となっています。
ウイスキーコニサー資格認定試験の勉強法・対策方法は?
ウイスキーコニサー資格認定試験の準備には、まず過去問題の出題傾向を理解することが重要です。これにより、どの分野に重点を置いて勉強すべきかが明確になります。例えば、スコッチウイスキーやアメリカンウイスキーなど、特定のウイスキーの種類に関する知識が多く問われる可能性があります。
次に、公式テキストを一読することで、ウイスキーに関する基本的な知識を網羅的に学ぶことができます。公式テキストは、試験の全体像を理解するのに役立ちます。
また、試験対策講座を受講することも有効です。講座では、試験の傾向やチェックポイントが解説されるため、効率的に学習することができます。
過去問題を解くことも重要です。過去5年分程度の過去問を解くことで、試験の形式や内容に慣れることができ、実際の試験での対応力を高めることができます。
最後に、関連書籍を読むことで、最新の情報を把握し、知識を広げることができます。推薦参考図書などを読むことで、試験に必要な最新の情報を得ることができます。
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