Webデザイナー検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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Webデザイナー検定とは?
Webデザイナー検定は、コンセプトから運用までWeb制作の知識の習得を評価する検定で、CG-ARTS検定のひとつです。
Webデザイナー検定は、エキスパート、ベーシックの2グレードあります。
Webデザイナー検定の受験資格は?
Webデザイナー検定に受験資格はありません。
Webデザイナー検定の概要
科目・出題範囲
Webデザイナー検定の出題範囲は以下となります。
■エキスパート
Webデザインへのアプローチ | Web制作業界の人材像 Webサイト制作のプロセス |
コンセプトメイキング | コンセプトの設定 Webサイトの種類とコンセプト さまざまな閲覧機器 ほかのメディアとの関係 |
情報の構造 | 情報の収集と分類 情報の組織化 Webサイト構造への展開 |
インターフェースとナビゲーション | ユーザインタフェース ナビゲーション ナビゲーションデザインの手法 |
動きの効果 | 動きの技法と表現 動きを導入する際の注意点 動画像コンテンツ |
Webサイトを実現する技術 | Webサイトを実現する技術の基礎 Webサイト制作に用いられる言語 バックエンドで活用する技術 |
Webサイトのテストと運用 | Webサイトのテスト Web解析 Webサイトの運用 Webサイトのリニューアル |
知的財産権 | 知的財産権 著作権 産業財産権と不正競争防止法 |
■ベーシック
Webデザインへのアプローチ | Webデザインを学ぶ前に さまざまなWebサービス Webサイトの制作フロー |
コンセプトと情報設計 | コンセプトメイキング 情報の収集・分類・組織化 情報の構造化 さまざまな閲覧機器 |
デザインと表現手法 | 文字 色 画像 インフォグラフィックス ナビゲーション レイアウト インタラクション |
Webページを実現する技術 | HTMLとCSSの学習準備 HTMLの基礎 CSSの基礎 Webページの制作 |
Webサイトの公開と運用 | テストと修正 Webサイトの公開 評価と運用 セキュリティとリテラシ |
知的財産権 | 知的財産権 |
出題形式
Webデザイナー検定の出題形式は、マークシートです。
試験時間
Webデザイナー検定の試験時間は、エキスパートが80分、ベーシックが60分です。
合格基準(合格ライン)
Webデザイナー検定の合格基準は、100点満点中70点以上で、難易度により多少変動します。
受験料
Webデザイナー検定の受験料は、エキスパートが6700円(税込)、ベーシックが5600円(税込)です。
試験会場
Webデザイナー検定の試験会場は、札幌市、仙台市、宇都宮市、川崎市、千葉市、東京23区内、横浜市、静岡市、名古屋市、金沢市、京都市、大阪市、姫路市、広島市、松山市、福岡市、那覇市の17会場です。
Webデザイナー検定の免除制度
Webデザイナー検定に免除制度はありません。
Webデザイナー検定の日程
Webデザイナー検定は、前期と後期の年2回実施されます。
申込み期間
Webデザイナー検定の申込み期間は、例年4月上旬~6月上旬、9月上旬~10月下旬です。
試験日
Webデザイナー検定の試験日は、例年7月上旬、11月下旬です。
合格発表日
Webデザイナー検定の合格発表日は、検定日より約30日後です。
Webデザイナー検定の合格率・受験者数
エキスパート | ベーシック | ||||
合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | ||
2023年 | 後期 | ||||
前期 | 42.4% | 332 | 61.7% | 764 | |
2022年 | 後期 | 35.0% | 269人 | 77.2% | 878人 |
前期 | 54.3% | 360人 | 74.7% | 815人 | |
2021年 | 後期 | 53.6% | 374人 | 71.9% | 849人 |
前期 | 43.7% | 361人 | 67.5% | 659人 | |
2020年 | 後期 | 35.30% | 384人 | 61.87% | 1,013人 |
前期 | – | – | – | – | |
2019年 | 後期 | 36.30% | 336人 | 64.35% | 866人 |
前期 | 29.82% | 268人 | 68.72% | 613人 | |
2018年 | 後期 | 49.1% | 253人 | 60.5% | 569人 |
前期 | 34.9% | 285人 | 62.1% | 675人 |
Webデザイナー検定の難易度は?
Webデザイナー検定の合格率は、回によって20%程前後しますが、エキスパートが40%前後、ベーシックが70%前後となっており、エキスパートの難易度は高め、ベーシックの難易度は低めです。
すでに実務や趣味で実践している方であれば、より難易度は下がるでしょう。
Webデザイナー検定の勉強法・対策方法は?
Webデザイナー検定の勉強法は、まずWebデザインやHTML/CSSの基礎を習得することが前提となります。
基礎を習得した上で、公式のエキスパート対応テキスト『Webデザイン -コンセプトメイキングから運用まで-』を購入し、過去問題に出ていた内容に注意しながら読み進めます。
このテキストは、Webデザインの全体像を理解するためのもので、各用語の説明も含まれています。テキストを読み終えたら、再度過去問題を解きます。この時点で、最初に解いた時よりも理解度が深まっているはずです。このプロセスを繰り返すことで、出題の意図や傾向をつかむことができます。
また、Webデザイナー検定では著作権に関する問題も出題されるため、テキストをしっかり読んで理解することが重要です。
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