通販エキスパート検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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通販エキスパート検定とは?
通販エキスパート検定は、通信販売事業の各ステージに合わせた業務知識、関連法規、マネジメント力を身に付け、ダイレクトマーケティングのスペシャリストを目指すための資格です。
通販エキスパート検定は、1級、2級、3級、スペシャリストコースのカスタマー・セントリシティ、通販CXマネジメント、フルフィルメントCXの6グレード実施されています。
1級、2級、3級では、すべての通販、ECビジネスの業務を遂行するのに必要な基本的な知識を段階的に学べぶことができ、スペシャリストコースは、それぞれ特定の業務、内容の知識を専門的に学ぶことができる内容となっています。
通販エキスパート検定の受験資格は?
通販エキスパート検定に受験資格はありません。
通販エキスパート検定の概要
科目・出題範囲
通販エキスパート検定の科目・出題範囲は、以下となります。
1級 (通販マネジメント編) |
通販ビジネスの経営戦略、顧客マネジメント、組織変革・人材育成マネジメント など | |
2級 (実践編) |
通販のマーケティング戦略、ネット通販の実務戦略、通販にかかわる専門法律知識 など | |
3級 (基礎編) |
通販の仕組みと基本的フロー、通販の媒体と広告戦略、ネット&モバイル通販の基礎知識 など | |
スペシャリストコース | カスタマー・セントリシティ | 通販企業の強みを生かしたビジネス戦略、顧客ポートフォリオの考え方、カスタマー・セントリシティの実践 など |
通販CXマネジメント | 自社の事業方針や顧客特性に最適化したCXの設計、提供、評価、改善のサイクルの回し方 など | |
フルフィルメントCX | マーケティング部門とフルフィルメント部門の連携、コールセンターの役割、物流視点での顧客の継続利用の引き上げ、債権管理の勘どころ、通販基幹システムのリプレイス、各部門の繋がりがもたらす大きなビジネス進化の可能性 など |
出題形式
通販エキスパート検定の出題形式は、四択式です。
試験時間
通販エキスパート検定の試験時間は、各級とも60分です。
合格基準(合格ライン)
通販エキスパート検定の合格基準は、各級とも100点満点70点以上です。
受験料
通販エキスパート検定の受験料(税込)は、以下となります。
1級 | 8,500円 | |
2級 | 7,800円 | |
3級 | 6,000円 | |
スペシャリストコース | カスタマー・セントリシティ | 8,500円 |
通販CXマネジメント | 11,000円 (テキスト代込) |
|
フルフィルメントCX | 8,500円 |
試験会場
通販エキスパート検定はCBT形式で実施されており、全国のテストセンターで受験することができます。
また2級・3級は自宅等でのオンライン受験も選択することができます。
通販エキスパート検定の免除制度
通販エキスパート検定に免除制度は、ありません。
通販エキスパート検定の日程
通販エキスパート検定は年2回、春夏・秋冬の2シーズン実施されます。
申込み期間
通販エキスパート検定の申込み期間は、例年3月下旬~希望試験日の3~5日前、10月上旬~希望試験日の3~5日前です。
試験日
通販エキスパート検定の試験日は、例年4月上旬~6月下旬、11月上旬~12月中旬で希望日を選択することができます。
合格発表日
通販エキスパート検定の合否は、試験後すぐに確認することができます。
通販エキスパート検定の合格率・受験者数
1級 | 2級 | 3級 | ||||
合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | |
2021年 | 88% | 258名 | 68% | 383名 | 70% | 425名 |
通販エキスパート検定の難易度は?
通販エキスパート検定の詳細な合格率は公開されていませんが、全体的な難易度は低めです。
通販エキスパート検定の勉強法・対策方法は?
通販エキスパート検定は、公式テキストを用いた学習が最も効果的です。このテキストは、各章にわたって詳細な解説と練習問題が含まれており、試験の大部分がこのテキストから出題されることが協会によって公表されています。そのため、テキストを網羅的に学習することが、試験合格への鍵となります。
勉強を進める際には、一度で完璧に理解しようとせず、反復して学習することが重要です。初めて学ぶ分野では、専門用語や細かな部分が理解しにくいことがあります。一度で完璧にしようとすると、途中で挫折するリスクが高まります。また、試験形式を考慮すると、一度で内容を覚えるだけでは十分ではありません。知識を反射的に引き出せるようになるためには、何度もテキストを繰り返し読むことが重要です。
また、短い時間でもテキストを確認する習慣をつけることが効果的です。例えば、テキストを持ち歩き、空き時間に一ページだけでも目を通すことで、知識を徐々に身につけることができます。この方法は、忙しい社会人でも実践可能で、集中力を高める効果も期待できます。
さらに、試験で必要な知識は公式テキストに集約されています。他のテキストを使用する必要はありません。公式テキストを徹底的に理解し、マスターすることが合格への最短ルートです。
具体的な勉強方法としては、まず一周目でテキストの知識解説をざっくりと確認し、理解できない部分にチェックを入れます。二周目では、解説を読みながら得意な部分や苦手な部分を反復してチェックし、ノートにまとめます。三周目以降は、苦手・不安な部分に集中し、既に覚えている部分は確認しなくても良いでしょう。このプロセスを繰り返すことで、知識を反射的に引き出せるレベルまで高めることができます。
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