世界遺産検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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世界遺産検定とは?仕事内容は?
世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。
世界遺産検定は、マイスター、1級、準1級、2級、3級、4級の6グレードあり、準1級は2024年7月からのスタートです。
世界遺産検定の受験資格は?なるにはどうすればいい?
世界遺産検定の受験資格は、マイスターが1級認定、1級・準1級が2級認定です。
2級・3級・4級に受験資格はありまえせん。
世界遺産検定の概要
科目・出題範囲
世界遺産検定の科目は、基礎知識、日本の遺産、世界の自然遺産、世界の文化遺産、その他です。
出題形式
世界遺産検定の出題形式は、マイスターが論述、1級がマークシート、準1級・2級・3級・4級が選択式です。
試験時間
世界遺産検定の試験時間は、マイスターが120分、1級が90分、準1級・2級が60分、3級・4級が50分です。
合格基準(合格ライン)
世界遺産検定の合格基準は、マイスターが20点満点中12点以上、1級が200点満点中140点以上、準1級・2級が100点満点中60点以上、3級・4級が100点満点中60点以上です。なお、合格基準は調整される場合があります。
マイスターは、12点に達していても、問1、2で6点、問3で6点にそれぞれ達していなければ不合格となります。
受験料
世界遺産検定の受験料は、以下となります。
級 | 受験料(税込) | |
公開会場試験 | CBT試験 | |
マイスター | 20,400円 | 実施なし |
1級 | 10,900円 | 11,800円 |
1級リスタ | 5,000円 | 5,700円 |
2級 | 6,500円 | 7,300円 |
3級 | 5,400円 | 6,200円 |
4級 | 3,800円 | 4,600円 |
2級・3級併願 | 11,000円 | 実施なし |
3級・4級併願 | 8,800 円 | 実施なし |
試験会場
世界遺産検定の試験会場は、札幌、仙台、高崎または前橋、さいたま、千葉、東京23区、東京西部(多摩地区)、横浜または川崎、金沢、静岡、名古屋、京都、大阪(北)、大阪(南)、神戸、広島、岡山、高松、福岡です。
また、CBT形式でも実施されており、全国のテストセンターで受験することができます。なお、マイスターは会場のみの実施です。
世界遺産検定の免除制度
世界遺産検定に免除制度は、ありません。
世界遺産検定の日程
世界遺産検定は3月、7月、9月、12月の年4回実施されています。なお、マイスター、1級は年2回の実施です。
申込み期間
世界遺産検定会場試験の申込み期間は、12月上旬~1月下旬です。
世界遺産検定CBT試験の申込み期間は、希望日の4日前までです。
試験日
世界遺産検定会場試験の試験日は、例年3月、7月、9月、12月の1日です。
世界遺産検定CBT試験の試験日は、例年2~3月、6~7月、8~9月、11~12月の2週間程度です。なお1級は会場試験同一の1日のみの実施です。
合格発表日
世界遺産検定会場試験の合格発表日は、例年試験の約1カ月後です。
世界遺産検定CBT試験の合否は、2~4級は試験後すぐに結果を確認できます。1級は1月中旬です。
世界遺産検定の合格率・受験者数
マイスター | 1級 | 準1級 | ||||
合格率 | 申込者数 | 合格率 | 申込者数 | 合格率 | 申込者数 | |
2022年 | 48.3% | 193名 | 30.0% | 3,102名 | – | – |
2級 | 3級 | 4級 | ||||
合格率 | 申込者数 | 合格率 | 申込者数 | 合格率 | 申込者数 | |
2022年 | 57.4% | 9,069名 | 71.2% | 10,530名 | 82.4% | 4,371 |
世界遺産検定の難易度は?
世界遺産検定の合格率は、マイスターが50%前後、1級が30%前後、2級が60%前後、3級が70%前後、4級が80%前後となっています。
難易度としては、1級が難しい、2級、3級、4級は易しいレベルです。マイスターは一番難しい級となっていますが、受験資格が1級合格者なので、1級に合格するだけの知識があれば難しい検定ではないようです。
世界遺産検定の勉強法・対策方法は?
まず、世界遺産検定のテキストは、試験の基本となる情報が詳細に記載されているため、これをひたすら読むことが勉強の第一歩となります。また、テキストだけではなく、過去の試験問題を繰り返し解くことで、問題の傾向や自分の弱点を知ることができます。
視覚だけでなく聴覚を使って情報をインプットする方法も効果的です。例えば、世界遺産に関する動画を見たり、関連する音声情報を聞くことで、異なる角度からの学習が可能となります。さらに、SNSを定期的にチェックすることで、最新の情報や時事問題に関連する内容をキャッチすることができます。特に、世界遺産検定の公式アカウントは、試験に関する最新情報を提供しているため、フォローしておくことをおすすめします。
さらに、世界遺産に関連する書籍を読むことも、知識の深化に役立ちます。試験対策としてではなく、興味を持って読むことで、より深い理解を得ることができるでしょう。最後に、世界遺産検定の勉強は、短期間での詰め込みではなく、長期間をかけてコツコツと取り組むことが大切です。
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