日商PC検定

日商PC検定試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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日商PC検定とは?

日商PC検定は、一般財団法人日本商工会議所が主催する、PCスキルに関する実用的な認定試験です。

受験者のパソコンに関する知識と技術を評価し、そのレベルを認定します。

試験は、「文書作成」「データ活用」「プレゼン資料作成」の3種あり、1級、2級、3級、Basicの4つのレベルがあります。

日商PC検定試験の受験資格は?

日商PC検定試験に受験資格はありません。

日商PC検定試験の概要

科目

日商PC検定試験の科目は、知識科目と実技科目の2科目です。

Basicは実技科目のみとなっています。

出題形式

日商PC検定試験の出題形式は、知識科目は1級は論述式、それ以外は択一式、実技科目は実際にビジネス文書や報告書、レポート等を作成します。

試験時間

日商PC検定試験の試験時間は、レベルにとって異なります。

日商PC検定の試験時間は、1級90分(知識30分+実技60分)、2級55分(知識15分+実技40分)、3級45分(知識15分+実技30分)、Basic30分(実技のみ)となっています。

合格基準(合格ライン)

日商PC検定試験の合格基準は、知識・実技の2科目とも70%以上の正答率となっています。

受験料

日商PC検定試験の受験料は、レベルにとって異なります。

日商PC検定試験の受験料は、1級10,480円、2級7,330円、3級5,240円、Basic4,200円となっています。

試験会場

日商PC検定試験は、各地商工会議所及びPCスクール、教育機関、職業訓練校など全国2000以上の試験会場で受験することができます。

日商PC検定試験の免除制度

電子メール活用能力検定、EC実践能力検定、情報検定の情報活用試験の合格者は、日商PC検定(2・3級)の「知識科目」が免除されます。

日商PC検定試験の日程

試験日

日商PC検定試験は、2級、3級、Basicレベルは随時受験可能です。

日商PC検定試験1級は、例年2月と10月の年2回実施されます。

合格発表日

日商PC検定試験2級、3級、Basicは、即時に合否判定されます。

日商PC検定試験1級は受験日の約1ヶ月後に合格発表があります。

日商PC検定試験の合格率・受験者数

文書作成、データ活用、プレゼン資料作成3種の合計の合格率・受験者数です。

  1級 2級 3級 Basic
  合格率 受験者数 合格率 受験者数 合格率 受験者数 合格率 受験者数
2023年度 16.3% 49名 69.0% 6,626名 82.2% 19,222名 74.3% 2,237名
2022年度 60.5% 43名 67.8% 6,812名 82.7% 17,586名 72.8% 1,892名
2021年度 31.3% 67名 70.2% 6,762名 82.1% 20,121名 88.1% 8,742名
2020年度 36.4% 44名 67.6% 6,790名 82.4% 19,331名 91.2% 7,977名
2019年度 30.6% 49名 66.4% 6,945名 82.4% 20,826名 87.9% 8,127名
2018年度 34.9% 43名 67.9% 6,319名 81.4% 19,841名 86.6% 6,830名
2017年度 33.3% 51名 68.0% 6,464名 81.2% 20,091名 82.2% 7,189名
2016年度 33.3% 78名 64.0% 6,296名 80.1% 20,110名 84.6% 5,156名
2015年度 31.3% 64名 70.6% 6,805名 76.5% 20,512名 86.0% 3,247名
2014年度 30.0% 40名 64.5% 7,004名 75.8% 21,935名 83.9% 2,640名
2013年度 28.0% 48名 65.4% 7,602名 73.0% 24,145名 82.5% 2,521名

※「Basic」は「文書作成」と「データ活用」のみ。

日商PC検定試験の難易度は?どれくらいのレベル?

日商PC検定試験の難易度は、級によって異なります。

日商PC検定3級、Basicは、仕事などでオフィスソフトを使用したことがあれば学習しなくても合格できる程度の難易度と言われます。

日商PC検定2級は、数週間独学すれば合格できる難易度です。

日商PC検定1級は合格率が30~35%程度であり、他の級に比較して難易度が高く、合格するにはしっかりと対策をし学習期間も確保する必要があります。

日商PC検定試験の勉強法・対策方法は?

日商PC検定試験の勉強法・対策法は、

  1. 試験範囲の把握:まずは試験の内容と範囲を正確に理解することが大切です。それぞれのレベルで求められる知識とスキルを確認し、自分が何を学ぶべきかを明確にしましょう。
  2. 教材の選択:適切な教材を選ぶことも重要です。教科書、参考書、オンラインコース、模擬試験など、さまざまな教材が利用可能です。自分の学習スタイルや目標に合わせて、最適な教材を選びましょう。
  3. 定期的な学習:一度に大量の情報を詰め込むのではなく、毎日一定の時間を学習に費やすことが効果的です。このような定期的な学習は、情報の長期記憶に役立ちます。
  4. 実践的な練習:理論的な知識だけでなく、実践的なスキルも試験で求められます。実際にパソコンを使って操作を練習し、スキルを磨きましょう。

などがあります。

これらの方法を取り入れながら、効果的かつ継続的に学習を進めることで、日商PC検定試験に備えることができます。

自分のライフスタイルや仕事の状況に合わせて、最適な学習方法を選びましょう。

日商PC検定試験の学習におすすめの参考書・テキスト

日商PC検定試験団体

日本商工会議所

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