ことわざ検定（こと検）とは？受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

ことわざ検定（こと検）とは？

ことわざ検定は、日本の伝統的なことわざや慣用句の知識を試す検定です。

この検定は、私たちの日常生活や文化の中で受け継がれてきたことわざや慣用句の意味や背景、正しい使い方を正確に理解し、適切に活用する能力を評価することを目的としています。

ことわざや慣用句は、言葉の中に日本の歴史や文化、人々の生活の知恵や教訓が詰まっており、それらを正しく理解し活用することで、より豊かなコミュニケーションや表現が可能となります。ことわざ検定は、そうした日本の伝統的な言葉の魅力や価値を再認識し、次の世代にも受け継いでいくための試験として、多くの人々に受験されています。

ことわざ検定は1級、2級、3級、4級、5級、6級、7級、8級、9級、10級の10グレード実施されています。

ことわざ検定の受験資格は？

ことわざ検定に受験資格はありません。

ことわざ検定の概要

科目・出題範囲

ことわざ検定の科目・出題範囲は、以下となります。

出題形式

ことわざ検定の出題形式は、選択式、記述式です。

試験時間

ことわざ検定の試験時間は、1級・2級・3級・4級・5級が50分、6級・7級・8級・9級・10級が40分です。

合格基準（合格ライン）

ことわざ検定の合格基準は、1級・2級が正解率80％程度、3級・4級・5級・6級・7級・8級・9級・10級が正解率70％程度です。

受験料

ことわざ検定の受験料は、1級が9,020円、2級が6,270円、3級が4,840円、4級・5級が3,960円、6級・7級が3,410円、8級・9級が2,860円、10級が2,530円です。

試験会場

ことわざ検定はオンライン開催です。

ことわざ検定の免除制度

ことわざ検定に免除制度は、ありません。

ことわざ検定の日程

ことわざ検定は11月、2月、5月、8月の年4回、1週間実施されます。

申込み期間

ことわざ検定の申込み期間は、例年10月上旬～11月中旬、1月上旬～2月中旬、4月上旬～5月中旬、7月上旬～8月中旬です。

試験日

ことわざ検定の試験日は、例年11月、2月、5月、8月の第3土曜日から1週間です。

合格発表日

ことわざ検定の合否は即時確認できます。

ことわざ検定の合格率・受験者数

ことわざ検定の合格率は公開されていません。

ことわざ検定の難易度は？

ことわざ検定は級による難易度の差は大きくないとされています。しかし、級が上がるごとに下の級も試験範囲となるため必要な知識量は増え、難易度はあがっていきます。

なお、受験の目安としては、1級が難問チャレンジャー、2級が一般（ハイレベル、3級が一般、4級が高校生、5級が中学生、6級が小学6年生（ハイレベル）、7級が小学6年生、8級が小学5年生、9級が小学4年生、10級が小学3年生となっています。

ことわざ検定の勉強法・対策方法は？

ことわざ検定の勉強法は、実施団体によると、まずは受検日の1ヶ月半前に検定内容を確認して、自分のレベルに合った級を選びましょう。

次に、公式教材を購入します。公式ガイド＆ドリルの内容から出題されるため、しっかりと読み込むことが必要です。

受検日の3週間前には、学習内容を一通り把握した後、過去問題を使って実践練習を行いましょう。繰り返し問題を解くことで、より理解を深めることができます。そして、受検日の前日には、過去問題を使って最終確認を行い、十分な休息をとることが大切です。

ことわざ検定の対策におすすめのテキスト・参考書

ことわざ検定実施団体

一般社団法人　ことわざ検定協会