浄化槽設備士試験

浄化槽設備士試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説浄化槽設備士試験

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浄化槽設備士とは?仕事内容は?

浄化槽設備士は浄化槽の設置工事の際に現場の監督や管理をおこなう国家資格です。

浄化槽工事を行う事業者は、必ず営業所に浄化槽設備士を置くことが義務付けられています。

浄化槽設備士試験の受験資格は?なるにはどうすればいい?

浄化槽設備士試験の受験資格は、以下のA、B、Cのいずれかに該当する者となっています。

A.学歴と必要な実務経験年数

学歴 実務経験年数
指定学科 指定学科以外
大学卒業後専門学校「高度専門士」卒業後 1年以上 1年6ヵ月以上
短期大学卒業後高等専門学校(5年制)卒業後専門職大学前期課程修了後専門学校「専門士」卒業後 2年以上 3年以上
高等学校卒業後専門学校卒業後(「高度専門士」、「専門士」以外) 3年以上 4年6ヵ月以上
その他(学歴問わず) 8年以上

B.建設業法による1級または2級管工事施工管理技術検定に合格した者

C.職業能力開発促進法(旧職業訓練法)による技能検定のうち検定職種を1級または2級配管(建築配管作業)とするものに合格した者

なお、1級・2級管工事施工管理技術検定合格者であれば、講習を受けることで浄化槽設備士資格を取得できます。

浄化槽設備士試験の概要

科目・出題範囲

浄化槽設備士試験の科目は、学科試験が、「機械工学・衛生工学等」「汚水処理法等」「施工管理法」「法規」、実地試験が、「施工管理法」です。

出題形式

浄化槽設備士試験の出題形式は、多肢選択式のマークシート式です。

試験時間

浄化槽設備士試験の試験時間は、学科試験が180分、実地試験が60分です。

合格基準(合格ライン)

浄化槽設備士試験の合格基準は、年度により異なります。

受験料

浄化槽設備士試験の受験料は、31,700円です。

試験会場

浄化槽設備士試験の試験会場は、宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県の5会場です。

浄化槽設備士試験の免除制度

浄化槽設備士試験に免除制度はありません。

浄化槽設備士試験の日程

申込み期間

浄化槽設備士試験の申込み期間は、例年4月上旬~5月下旬です。

試験日

浄化槽設備士試験の試験日は、例年7月上旬~7月中旬です。

合格発表日

浄化槽設備士試験の合格発表日は、例年8月下旬です。

浄化槽設備士試験の合格率・受験者数

  合格率 受験者数
2022年 19.0% 649人
2021年 45.3% 706人

浄化槽設備士試験の難易度は?どれくらいのレベル?

浄化槽設備士試験の合格率は、平均30%前後とされており、また受験資格も必要なことから国家資格の中でも難易度は高めです。

浄化槽設備士試験の勉強法・対策方法は?

浄化槽設備士試験は、浄化槽の設置工事の監督を行うための国家資格であり、合格するためには学科試験と実地試験の双方をクリアする必要があります。この試験の特徴として、過去問が非常に重要であるという点が挙げられます。過去問をしっかりとマスターすることで、試験の出題傾向やパターンを把握することができ、効率的な勉強が可能となります。

まず、情報収集が重要です。浄化槽設備士試験は他の建設業資格と比較して受験者が少ないため、参考書や過去問集が多く出回っていないことがあります。しかし、過去問をしっかりとマスターすることで、実務に詳しくなくても合格することが可能です。特に、同じような問題が毎年出題される傾向があるため、そのパターンを覚えることで合格点を上回ることができます。

次に、過去問の取り組み方についてですが、過去問を手に入れたら、まずは正解の選択肢だけを読むことをおすすめします。これにより、問題のボリュームや用語の難しさに圧倒されることなく、効率的に勉強を進めることができます。

浄化槽設備士試験の対策におすすめのテキスト・参考書

浄化槽設備士試験実施団体

公益財団法人日本環境整備教育センター

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