人事総務検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説人事総務検定
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人事総務検定とは?
人事総務検定は、人事総務部の知識及び実務能力に関する能力をはかる検定です。
1級、2級、3級の3グレード実施されており、1級は課長レベル、2級は主任レベル、3級は担当者レベルとなっています。
人事総務検定の受験資格は?なるにはどうすればいい?
人事総務検定3級に受験資格はありません。
人事総務検定2級は3級合格者、1級は2級合格者のみ受験することができます。
なお、2級・3級は特別認定講習を受けることでも資格を得ることができます。
人事総務検定の概要
科目・出題範囲
人事総務検定の科目・出題範囲は、以下となります。
3級 | 人事総務の主な仕事内容 労働保険・社会保険の仕組み 労働保険・社会保険の新規適用手続き 従業員の採用の手続き 従業員の退職の手続き 給与計算に関する基礎知識 個人情報、マイナンバーの基礎知識 |
2級 | 労務管理に関する法律知識および人事書式、労使協定、就業規則の作成① 採用・入社・試用期間 人事異動・休職・復職・退職 労働時間・休日・休暇 |
労務管理に関する法律知識および人事書式、労使協定、就業規則の作成② 給与・賞与・退職金 服務規律・懲戒処分 非正規雇用従業員 職場の安全衛生、メンタルヘルス、ストレスチェックなど 就業規則等 | |
従業員に関する労働保険・社会保険手続き(給付編) 労災保険の手続き 傷病に関する健康保険の手続き 雇用継続給付及び育児休業給付 従業員の死亡・出産に関する手続き | |
労働保険・社会保険の定例業務(手続編) 社会保険料の算定処理 労働保険の基礎 | |
1級 | (1)人事総務の重要な手続 ①労働保険料及び年度更新 ②給与計算の実務及び年末調整 ③雇用保険の届出及び雇用継続給付等 ④主要な助成金の基本的事項 ⑤その他、労働基準及び総務全般における広範囲な手続 |
(2)人事総務の予防的・戦略的知識 ①労務管理全般の知識と施策 ②人事評価 ③臨検及び行政対応 ④就業規則に関する高度な知識、その他社内規則に関する知識 ⑤労働法の解釈とトラブル処理及び労働判例の解釈 ⑥契約及び契約管理関連の知識 ⑦役員・株主総会・取締役会に関する知識 ⑧その他、予防的・戦略的な人事総務全般の知識 |
出題形式
人事総務検定の出題形式は、選択式です。
試験時間
人事総務検定の試験時間は、3級が60分、2級が120分、1級が180分です。
合格基準(合格ライン)
人事総務検定の合格基準は、公開されていません。
受験料
人事総務検定の受験料は、3級が5,090(税込)、2級が7,640(税込)、1級が11,000円(税込)です。
試験会場
人事総務検定の試験会場は、東京、大阪です。
人事総務検定の免除制度
人事総務検定に免除制度は、ありません。
人事総務検定の日程
人事総務検定は3月と10月の年2回実施されており、1級は3月のみの実施です。
申込み期間
人事総務検定の申込み期間は、例年試験前日までです。
試験日
人事総務検定の試験日は、例年3月上旬、10月上旬です。
合格発表日
人事総務検定の合否は、後日発表です。
人事総務検定の合格率・受験者数
人事総務検定の合格率は公開されていません。
人事総務検定の難易度は?どれくらいのレベル?
人事総務検定の合格率は公開されていませんが、難易度は低いとされています。
人事総務検定の勉強法・対策方法は?
人事総務検定は、実施団体による講習や講座が準備されています。
独学が不安な方は利用するとよいでしょう。
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