神社検定(神道文化検定)

神社検定(神道文化検定)とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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神社検定(神道文化検定)とは?

神社検定(神道文化検定)は、神社が好きな方や、日本文化をもっと知りたい方のための検定です。

神社および神道のことを効率よく勉強することができます。

神社検定は、初級、参級(3級)、弐級(2級)、壱級(1級)の4グレード実施されています。

神社検定の受験資格は?

神社検定初級、3級、2級に受験資格はありません。1級は2級の合格者のみ受験することができます。

神社検定の概要

科目・出題範囲

神社検定の出題範囲は、年度により異なり以下の公式テキスト、サブテキストから出題されます。

初級・マンガ版 神社のいろは
・マンガならわかる!『日本書紀』
・マンガならわかる!『古事記』
3級・神社のいろは
・神話のおへそ
・マンガならわかる!『古事記』
2級・神社のいろは 続(つづき)
・神話のおへそ『日本書紀』編
・令和のご大礼 完全版
・伊勢神宮と遷宮の「かたち」
・『皇室』指定号
1級・神社のいろは要語集 宗教編
・神社のいろは要語集 祭祀編
・伊勢神宮と遷宮の「かたち」
・神話のおへそ『日本書紀』編
・神話のおへそ『古語拾遺』編
・令和のご大礼 完全版
・『皇室』指定号
※公式テキスト・サブテキストの振り分けは各級の内容と公式テキストを参照

出題形式

神社検定の出題形式は、初級が3択、3級~1級が4択です。

試験時間

神社検定の試験時間は、初級が45分、3級が70分、2級・1級が90分です。

合格基準(合格ライン)

神社検定の合格基準は、初級が0問中35問以上の正解、3級、2級、1級は100問中70問以上の正解です。

なお、3級は70点以上の方が全体の70%未満の場合は、参級受検者の上位70%が合格認定されます。

受験料

神社検定の受験料(税込)は、以下の通りです。

  一般 早期割引 リピーター割引
(合格者対象)
再挑戦割引
(不合格者対象)
初級 3,800円 3,500円 3,400円
3級 5,900円 5,600円 5,500円
2級 7,000円 6,800円 6,600円
1級 8,000円 7,800円 7,600円
初級・3級併願割引 8,700円
3級・2級併願割引 11,800円

試験会場

神社検定の級によって受検形式が異なります。

  オンライン 会場
初級
3級
2級
1級

試験会場は青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、新潟県、石川県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、長崎県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の神社庁、大学等となります。

詳細は神社検定 実施要項を参照ください。

神社検定の免除制度

神社検定に免除制度はありません。

神社検定の日程

申込み期間

神社検定の申込み期間は、例年12月中旬~5月下旬です。

試験日

神社検定の試験日は、例年6月下旬です。

合格発表日

神社検定の合格発表日は、例年7月中旬です。

神社検定の合格率・受験者数

  初級 3級 2級 1級
合格率 受験者数 合格率 受験者数 合格率 受験者数 合格率 受験者数
2025年 第13回 91.7% 647名 オンライン70.2%/会場70.5% オンライン772名/会場 440名 54.9% 459名 70.0% 233名
2024年 第12回 88.0% 465名 78.6% 1,123名 56.9% 369名 50.5% 182名
2023年 第11回 95.8% 542名 81.1% 1,000名 61.6% 448名 68.2% 239名
2022年 第10回 94.4% 658名 82.9% 1,011名 61.7% 514名 62.3% 289名
2021年 第9回 98% 391名 89.1% 1,381名 67.7% 867名 52.3% 287名
2020年 第8回
2019年 第7回 72.5% 1565名 40.4% 846名 43.0% 388名
2018年 第6回 71.8% 1500名 41.0% 880名 39.9% 356名

参照:受検者統計

神社検定の難易度は?どれくらいのレベル?

神社検定の合格率は初級、3級が80%以上、2級、1級が60%以上となっており、難易度は易しい~普通レベルです。

神社検定の勉強法・対策方法は?

神社検定の学習でまず揃えるのは指定されたテキストと過去の問題集です。

これらの書籍だけでも、しっかりと勉強すれば合格することは十分可能です。

テキストを何度か読み、読みながら重要と思われる箇所をマーキングするとよいでしょう。

その後、過去の問題集に挑戦し、間違えた箇所や不確かな箇所については再度テキストを参照して確認するという方法が効果的です。

また、過去の問題集を解く際には、直近の問題集を中心に取り組むことが大切です。

実際に、過去の問題からそのまま出題されることも多いため、過去問の理解は非常に重要です。

神社検定の対策におすすめのテキスト・参考書

神社検定実施団体

公益財団法人 日本文化興隆財団

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