IPO・内部統制実務士資格認定試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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IPO・内部統制実務士とは?仕事内容は?
IPO・内部統制実務士資格は、社会を牽引するIPO(Initial Public Offering、株式公開)を担う人材の養成と、上場企業等に求められる内部統制の構築及び運用・評価、さらにはコンプライアンス経営を理解し、企業価値の向上を推進する人材の育成を目的として設立されたマネジメント関連の資格です。この資格は、IPOと内部統制の全般に関わる職務全般の標準知識と実務を修得した方を対象としています。
資格体系としては、標準資格「IPO・内部統制実務士」と上級資格「上級IPO実務士」「上級内部統制実務士」があります。標準資格は、IPOと内部統制の両分野の知識と実務の能力を認定するもので、上級資格は、IPOまたは内部統制の「高度な専門職務」を修得した方を対象としています。
IPO・内部統制実務士資格認定試験の受験資格は?
IPO・内部統制実務士資格認定試験に受験資格はありません。上級IPO・内部統制実務士資格認定試験は、原則として標準資格「IPO・内部統制実務士」の有資格(登録者)者が受験できます。
IPO・内部統制実務士資格認定試験の概要
科目・出題範囲
IPO・内部統制実務士資格認定試験の科目・出題範囲は、以下となります。
IPO・内部統制実務士 | IPO概論、コーポレート・ガバナンス&コンプライアンス経営、経営法務の遵守と監査、内部監査人の役割と業務、財務報告の作成と開示、内部統制の構築と運営(フローチャート・RCM)、上場準備・上場基準、資本政策、経営管理、内部統制報告制度への対応、関係会社等の整備、企業内容開示制度、上場申請書類の作り方、上場審査への対応、上場後のディスクロージャーへの対応など |
上級IPO実務士 | 株式上場の概要、株式上場の準備、資本政策、コーポレート・ガバナンス概論、経営管理制度の整備・運用、関係会社・特別利害関係者の整備・M&Aとグループ再編、上場申請書類等の作成、株式上場後の対応、上場準備責任者の職務特性など |
上級内部統制実務士 | 内部統制概論、内部統制整備・運用責任者/内部統制評価責任者の職務特性、内部統制の構築・可視化の概要/体制、全社的な内部統制の整備・運用、決算・財務報告プロセスに係る内部統制の整備・運用、業務プロセスに係る内部統制の整備・運用、ITに係る内部統制の整備・運用、内部統制評価の概要/体制、内部統制の評価、内部統制の有効性の判断/内部統制の開示など |
出題形式
IPO・内部統制実務士資格認定試験の出題形式は、選択式・記述式です。
試験時間
IPO・内部統制実務士資格認定試験の試験時間は、180分です。
合格基準(合格ライン)
IPO・内部統制実務士資格認定試験の合格基準は、公開されていません。
受験料
IPO・内部統制実務士資格認定試験の受験料は11,000円(税込)、上級IPO・内部統制実務士資格認定試験の受験料は16,500円 (税込)、標準資格未合格の場合は22,000円(税込)です。
試験会場
IPO・内部統制実務士資格認定試験の試験会場は、東京・大阪です。
IPO・内部統制実務士資格認定試験の免除制度
IPO・内部統制実務士資格認定試験に免除制度は、ありません。
IPO・内部統制実務士資格認定試験の日程
IPO・内部統制実務士資格認定試験は2月・8月の年2回、上級IPO・内部統制実務士資格認定試験は年1回実施しています。
申込み期間
IPO・内部統制実務士資格認定試験の申込み期限は、例年1月下旬、7月下旬です。
上級IPO・内部統制実務士資格認定試験の申込み期限は、例年7月下旬です。
試験日
IPO・内部統制実務士資格認定試験の試験日は、例年2月下旬、8月下旬です。
上級IPO・内部統制実務士資格認定試験の試験日は、例年8月下旬です。
合格発表日
IPO・内部統制実務士資格認定試験の合格発表日は、例年9月上旬です。
上級IPO・内部統制実務士資格認定試験の合格発表日は、例年9月上旬、9月下旬です。
IPO・内部統制実務士資格認定試験の合格率・受験者数
IPO・内部統制実務士資格認定試験の詳細な合格率は公開されていませんが、実施団体によるとIPO・内部統制実務士資格認定試験の合格率が70%程度、上級IPO・内部統制実務士資格認定試験の合格率は30%程度となるように設計されています。
IPO・内部統制実務士資格認定試験の難易度は?どれくらいのレベル?
IPO・内部統制実務士資格認定試験の合格率は70%程度となっており、難易度は低めです。上級IPO・内部統制実務士資格認定試験の合格率は30%程度となるように設計されており、難易度は高いです。
IPO・内部統制実務士資格認定試験の勉強法・対策方法は?
IPO・内部統制実務士資格認定試験の勉強法は、テキストや参考書を入手し、それらの内容を綿密に学習することが重要です。テキストは試験の出題範囲を網羅しているため、これを理解し、記憶することが基本となります。また、過去問題を解くことも有効です。過去の試験問題を解くことで、試験の形式や問われる内容の傾向を把握し、実際の試験に対する対策を練ることができます。
さらに、実際の業務経験や事例を参考にすることも役立ちます。特にIPOや内部統制に関する実務経験がある場合、その経験を活かして理解を深めることができます。また、セミナーや講座に参加することで、専門家から直接学ぶ機会を得ることも有益です。
最後に、計画的に学習することが重要です。試験までの期間を見積もり、学習計画を立てて、効率的に学習を進めることが合格への鍵となります。
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