下⽔道管理技術認定試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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下⽔道管理技術認定試験とは?仕事内容は?
下⽔道管理技術認定試験は、下⽔道管路施設の維持管理業務に従事する技術者の技術⼒を公平に判定し認証することにより、管路施設維持管理の健全な発展と技術者の技術⽔準の向上を図り、もって下⽔道の適正な維持管理に資することを⽬的とした認知試験です。
以前は「管路施設」と「処理施設」の2区分ありましたが、現在は「管路施設」のみ実施されています。
下⽔道管理技術認定試験の受験資格は?なるにはどうすればいい?
下⽔道管理技術認定試験に受験資格はありません。
下⽔道管理技術認定試験の概要
科目・出題範囲
下⽔道管理技術認定試験の科目・出題範囲は以下の通りです。
管路施設 | ⼯場排⽔ | ⼯場及び事業場からの排⽔ならびに排⽔が下⽔道に与える影響に関する⼀般的な知識を有すること |
維持管理 | 管路施設の維持管理その他の管理に必要な知識を有すること | |
安全管理 | 管路施設の安全管理に関する⼀般的な知識を有すること | |
法規 | 下⽔道関連法規に関する⼀般的な知識を有すること |
出題形式
下⽔道管理技術認定試験の出題形式は、多肢選択式です。
試験時間
下⽔道管理技術認定試験の試験時間は、165分です。
合格基準(合格ライン)
下⽔道管理技術認定試験の合格基準は、年度により異なります。
受験料
下⽔道管理技術認定試験の受験料は、9200円(税込)です。また、別途システム利⽤料528円が必要です。
試験会場
下⽔道管理技術認定試験の試験会場は、札幌市、仙台市、東京都、新潟市、名古屋市、⼤阪市、広島市、⾼松市、福岡市、那覇市の10会場です。
下⽔道管理技術認定試験の免除制度
下⽔道管理技術認定試験に免除制度はありません。
下⽔道管理技術認定試験の日程
申込み期間
下⽔道管理技術認定試験の申込み期間は、例年6月中旬~7月中旬です。
試験日
下⽔道管理技術認定試験の試験日は、例年11月中旬です。
合格発表日
下⽔道管理技術認定試験の合格発表日は、例年12月中旬です。
下⽔道管理技術認定試験の合格率・受験者数
合格率 | 受験者数 | |
2023年 | 38.9% | 1,492名 |
2022年 | 40.7% | 1,571名 |
2021年 | 38.9% | 1,569名 |
2020年 | 39.3% | 1,378名 |
2019年 | 32.2% | 1,654名 |
2018年 | 35.2% | 1,782名 |
下⽔道管理技術認定試験の難易度は?どれくらいのレベル?
下⽔道管理技術認定試験の合格率は35%程度となっており、公的資格のなかでは難易度は普通レベルといわれています。
下⽔道管理技術認定試験の勉強法・対策方法は?
下⽔道管理技術認定試験の勉強は、まず、試験の範囲や出題内容をしっかりと把握することが大切です。試験範囲に関するテキストや参考書を用意し、それを基に学習を進めることがおすすめです。
また、過去問題を解くことで、試験の傾向や自分の弱点を知ることができます。過去問題を多く解くことで、試験に慣れるとともに、時間配分や問題の解き方に自信を持つことができるようになります。特に、計算問題や複雑な問題には時間をかけずに解けるように練習することが重要です。
さらに、実際の現場での経験や知識も試験の対策として役立ちます。実際の下水道の施設や設備を見学することで、テキストだけでは得られない実践的な知識や視点を持つことができます。このような経験を通じて、試験に出る可能性のある実際の問題や状況を想像しながら学習を進めることが、より効果的な勉強法となります。
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