下⽔道技術検定とは？受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

下⽔道管理技術認定試験とは？仕事内容は？

下水道技術検定は、下水道に関する技術的な知識や技能を持つ者を認定するための検定試験です。下水道の設計、工事の監督管理及び維持管理において従事する技術者の実務経験短縮を目的としています。

下水道技術検定は、技術の内容に応じて、下⽔道の計画設計を⾏うために必要とされる技術をはかる「第1種技術検定」、下⽔道の実施設計及び⼯事の監督管理を⾏うために必要とされる技術をはかる「第2種技術検定」、下⽔道（処理施設、ポンプ施設）の維持管理を⾏うために必要とされる技術をはかる「第3種技術検定」の3つの区分があります。

下⽔道管理技術認定試験の受験資格は？なるにはどうすればいい？

下⽔道技術検定に受験資格はありません。

下⽔道技術検定の概要

科目・出題範囲

下⽔道技術検定の科目・出題範囲は以下の通りです。

出題形式

下⽔道技術検定の出題形式は、第3種技術検定・第2種技術検定が多肢選択式、第1種技術検定が多肢選択式・記述式です。

試験時間

下⽔道技術検定の試験時間は、第3種技術検定・第2種技術検定が195分、第1種技術検定が480分（休憩含む）です。

合格基準（合格ライン）

下⽔道技術検定の合格基準は、年度により異なります。

受験料

下⽔道技術検定の受験料は、第3種技術検定・第2種技術検定が9200円（税込）、第1種技術検定が12300円（税込）です。また、別途システム利⽤料528円が必要です。

試験会場

下⽔道技術検定の試験会場は、札幌市、仙台市、東京都、新潟市、名古屋市、⼤阪市、広島市、⾼松市、福岡市、那覇市の10会場です。

下⽔道技術検定の免除制度

下⽔道技術検定に免除制度はありません。

下⽔道技術検定の日程

申込み期間

下⽔道技術検定の申込み期間は、例年6月中旬～7月中旬です。

試験日

下⽔道技術検定の試験日は、例年11月中旬です。

合格発表日

下⽔道技術検定の第3種技術検定・第2種技術検定の合格発表日は、例年12月中旬です。

下⽔道技術検定の第1種技術検定の合格発表日は、例年2月上旬です。

下⽔道技術検定の合格率・受験者数

下⽔道技術検定の難易度は？どれくらいのレベル？

下⽔道技術検定の合格率は第3種技術検定・第2種技術検定が30％前後、第1種技術検定が15％前後となっており、公的資格のなかでは第3種技術検定・第2種技術検定の難易度は普通、第1種技術検定は少し難しい程度といえるでしょう。

下⽔道技術検定の勉強法・対策方法は？

下⽔道技術検定の勉強は、まず、試験の内容や出題範囲をしっかりと理解することが大切です。テキストや参考書を使用して、試験の大まかな内容や出題範囲を確認しましょう。これにより、どの部分を重点的に勉強すべきか、またどのような問題が出題されるのかを把握することができます。

次に、過去問題を活用することをおすすめします。過去に出題された問題を解くことで、試験の傾向や自身の弱点を知ることができます。また、過去問題を解く際には、時間を計測しながら実際の試験と同じような環境で取り組むと、試験当日に焦らずに問題を解く練習にもなります。

さらに、実際の現場や施設を訪れて、実際の下水道の設備や仕組みを学ぶことも効果的です。実際に現場を見ることで、テキストだけでは理解しにくい部分も実感として理解することができます。

また、勉強の際には、自分自身でまとめたノートや図を作成することで、理解を深めることができます。特に、複雑な仕組みや流れを図解することで、視覚的に理解する手助けとなります。

下⽔道技術検定の対策におすすめのテキスト・参考書

下⽔道技術検定実施団体

地⽅共同法⼈　⽇本下⽔道事業団