環境アセスメント士認定資格試験

環境アセスメント士認定資格試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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環境アセスメント士とは?

環境セスメント士は、環境アセスメントに特化した専門職の資格で、環境アセスメントの実務者の技術レベルを向上させ、その分野の専門家を育成し拡大することを目的としています。

環境アセスメント士は、環境の調査、予測、評価の実施、環境保全措置の検討、環境影響評価図書の作成や支援など、環境アセスメントに関連する多岐にわたる専門的な技術や技能を有している必要があります。また、環境アセスメントの制度や手続きに関する実務も適切に行うことが求められます。

この資格を取得することで、環境アセスメントの信頼性を高め、適切な実施を保証することが目指されています。

環境アセスメント士認定資格試験は、生活環境部門(大気環境、水環境、土壌環境、廃棄物、温室効果ガス等)と自然環境部門(植物、動物、生態系、景観、触れ合い活動の場等)の2部門あります。

環境アセスメント士認定資格試験の受験資格は?

環境アセスメント士認定資格試験の受験資格は「四年制大学卒業者は、環境アセスメントの実務経験5年以上の方」「大学院修了者(修士、或いは博士課程)は、実務経験3年以上の方」「高等専門学校、高等学校卒業者は、実務経験8年以上の方」となっています。

環境アセスメント士認定資格試験の概要

科目・出題範囲

環境アセスメント士認定資格試験の科目・出題範囲は、以下となります。

試験科目試験内容
専門(Ⅰ-1)業務経験各専門とする部門の業務経験等
専門(Ⅰ-2)専門知識各専門とする部門の技術・知識
共通(Ⅱ-1)共通基礎法制度、手続き等の基礎知識並びに環境全般に関 する基礎知識
共通(Ⅱ-2)管理技術実務の管理技術力、技術者倫理

出題形式

環境アセスメント士認定資格試験の出題形式は、「専門(Ⅰ-1)業務経験」が記述式(2400字以内)、「専門(Ⅰ-2)専門知識」「共通(Ⅱ-1)共通基礎」「共通(Ⅱ-2)管理技術」が択一式です。

試験時間

環境アセスメント士認定資格試験の試験時間は、以下となります。

専門(Ⅰ-1)業務経験 120分
専門(Ⅰ-2)専門知識 120分
共通(Ⅱ-1)共通基礎 90分
共通(Ⅱ-2)管理技術

合格基準(合格ライン)

環境アセスメント士認定資格試験の合格基準は、総合得点で満点の6割程度を目安とし、かつ、当該科目の平均点を下回る科目が1科目以内、当該科目の下限点(配点の30%)以下の科目がないこと、を満たすこととなっています。

受験料

環境アセスメント士認定資格試験の受験料は、12,000円です。

試験会場

環境アセスメント士認定資格試験の試験会場は、札幌、東京、大阪、福岡の4会場です。

環境アセスメント士認定資格試験の免除制度

環境アセスメント士認定資格試験は、「専門科目Ⅰ-1」、「専門科目Ⅰ-2(択一式)」、「共通科目Ⅱ-1、Ⅱ-2」の3科目毎に免除判定基準が設定され、免除判定基準は、実施年度の科目毎に、試験委員会で決定されます。

環境アセスメント士認定資格試験の日程

申込み期間

環境アセスメント士認定資格試験の申込み期間は、例年10月上旬~10月下旬です。

試験日

環境アセスメント士認定資格試験の試験日は、例年11月下旬です。

合格発表日

環境アセスメント士認定資格試験の合格発表日は、例年2月上旬です。

環境アセスメント士認定資格試験の合格率・受験者数

環境アセスメント士認定資格試験の詳細な合格率は公開されていませんが、実施団体によると、例年50~60%程度となっています。

環境アセスメント士認定資格試験の難易度は?

環境アセスメント士認定資格試験の合格率は50~60%程度となっており、難易度は普通~やや易しいレベルです。

しかし、誰でも受けられる試験でなく、実務経験が最低でも3年以上必要な試験ですので、試験問題が易しいということではありません。

環境アセスメント士認定資格試験の勉強法・対策方法は?

環境アセスメント士認定資格試験は、実施団体によるセミナーが実施されており、また過去問も公開されていますので、独学が不安な場合は利用するとよいでしょう。

環境アセスメント士認定資格試験実施団体

一般社団法人 日本環境アセスメント協会(JEAS)

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