経済学検定試験『EREミクロ・マクロ』とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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経済学検定試験『EREミクロ・マクロ』とは?
経済学検定試験『EREミクロ・マクロ』は、主として経済学部および社会科学系学部の学生やビジネスパーソンを対象に、全国規模で経済学の数理的・理論的な基礎知識の習得程度と実体経済での初歩的な応用能力のレベルを判定する経済学検定です。
EREの受験資格は?
EREに受験資格はありません。
EREの概要
科目・出題範囲
EREの科目・出題範囲は、「ミクロ経済学」「マクロ経済学」です。
| ミクロ経済学 | 選好と効用、最大化・最小化、需要の変化、異時点間代替、余暇,指数その他、短期企業行動、長期企業行動、利潤最大化、部分均衡、均衡の安定性、余剰分析・その他、一般均衡、厚生、公共財、外部性、独占、寡占・その他、不確実性、情報の非対称性、同時手番ゲーム、展開型ゲーム |
| マクロ経済学 | 経済統計、消費、投資、労働市場、金融、金融政策手段、財政、IS-LM、AD-AS、国際経済、経済成長、景気循環、インフレーション、経済学説 |
出題形式
EREの出題形式は、四答択一式です。
試験時間
EREの試験時間は、90分です。
合格基準(合格ライン)
EREはスコアによって(目安)によって7段階のランクが与えられます。
| 総合評価 | スコア分岐点(目安) | 各評価のレベル・アドバイス内容 |
| S | 410点以上程度 | 経済学の専門的活用を目指す方に必要とされる高度な知識を習得しています。 |
| A+ | 360~400点程度 | 大学院(経済学研究科等)で専門的な研究を始めるのに十分な知識を習得しています。 |
| A | 310~350点程度 | 大学の専門課程程度の知識を習得しています。 |
| B+ | 260~300点程度 | 経済学の基本・基礎知識を十分に習得しています。 |
| B | 210~250点程度 | 経済学の入門知識は習得しましたので、基礎知識の学習に進んでください。 |
| C | 120~200点程度 | 経済学の不得意分野に重点を置いた学習を行ってください。 |
| D | 0~110点程度 | 経済学の基本に立ち返り学習を行ってください。 |
受験料
EREの受験料は、4,400円(税込)です。
試験会場
EREのCBT方式で実施され、全国のテストセンターで受験できます。
認定委託会場方式の場合は、PC設置教室等の設備のある大学等でも受験可能です。
EREの免除制度
EREに免除制度はありません。
EREの日程
申込み期間
EREの申込みは、3カ月先まで設定可能です。
試験日
EREの試験日は、希望日を選択することができます。
合格発表日
EREの試験結果は試験後すぐに確認することができます。
EREの合格率・受験者数
EREはスコアによって(目安)によって7段階の評価が与えられるため合格率はありません。しかし、 7段階のランクと偏差値の目安は公開されています。
| ランク | 偏差値 | 範囲 |
| S | 73以上 | 上位1%以上 |
| A+ | 66以上~73未満 | 1.1~5.0% |
| A | 60以上~66未満 | 5.1~15.0% |
| B+ | 55以上~60未満 | 15.1~30.0% |
| B | 47以上~55未満 | 30.1~60.0% |
| C | 37以上~47未満 | 60.1~90.0% |
| D | 37未満 | 90.1~100% |
EREの難易度は?どれくらいのレベル?
EREのはスコアによってランクが出されるため、厳密な意味での難易度はありません。
しかし、Aランク以上を取る難易度は高いようです。
EREの勉強法・対策方法は?
EREの勉強法としては、まず、経済学の基礎知識を身につけることが重要です。これには、ミクロ経済学、マクロ経済学の基本的な概念と理論を理解することが含まれます。これらの知識は、教科書やオンラインリソースを使って自己学習することが可能です。
次に、公式テキストを活用することをおすすめします。これは過去の試験問題とその解答を掲載しており、出題傾向を把握するのに役立ちます。また、公式過去問題集を繰り返し学習することで、理解度を深め、試験に向けた準備を進めることができます。
さらに、公務員試験のテキストも活用することが有効です。公務員試験のテキストは、経済学の範囲が広く、難易度も高いため、EREミクロ・マクロの受験対策に役立ちます。特に、EREでの範囲を確認した上で、不明点や弱点を重点的に学習するのがおすすめです。
最後に、定期的に理解度チェックを行い、理解度を確認することが重要です。自分の弱点を特定し、それに対する学習を強化することができます。






