医師事務作業補助者検定試験​とは？受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

ドクターズオフィスワークアシスト（医師事務作業補助者）とは？仕事内容は？

ドクターズオフィスワークアシスト（医師事務作業補助者）は、主に医師が担当していた診断書の作成、処方せんの記載、検査予約などの事務作業をサポートするための資格です。

医師事務作業補助体制加算の基準により、新たにこの職に就いた者は6ヵ月の研修期間を経る必要があり、その中で基礎知識を習得するための32時間以上の研修が求められています。医師事務作業補助者検定試験は、この基礎知識習得のための出題範囲が設定されています。

医師事務作業補助者検定試験の受験資格は？なるにはどうすればいい？

医師事務作業補助者検定試験に受験資格はありません。

医師事務作業補助者検定試験の概要

科目・出題範囲

医師事務作業補助者検定試験の出題範囲は、医師事務作業補助者とは、医療関連法規、医療保険制度、介護保険制度の概要、個人情報保護、電子カルテシステム、医療機関の安全管理、院内感染予防、医学・薬の基本知識、診療録の記載事項・院内帳票・各種診断書・証明書・申請書作成等となっています。

出題形式

医師事務作業補助者検定試験の出題形式は、学科試験が択一式、実技試験択一式・文書作成（カルテから診断書や処方せん等を作成する）です。

試験時間

医師事務作業補助者検定試験の試験時間は、設定されていません。

合格基準（合格ライン）

医師事務作業補助者検定試験の合格基準は、各分野で約60%以上の得点をし、且つ、合計で約80%以上の得点です。

受験料

医師事務作業補助者検定試験の受験料は、7,500円（税込）です。

試験会場

医師事務作業補助者検定試験は在宅受験です。

医師事務作業補助者検定試験の免除制度

医師事務作業補助者検定試験に免除制度は、ありません。

医師事務作業補助者検定試験の日程

申込み期間

医師事務作業補助者検定試験は申込時に受験可能な日程のみ表示されます。

試験日

医師事務作業補助者検定試験の試験日は、奇数月の第4土曜日翌日（日曜日）です。

合格発表日

医師事務作業補助者検定試験の合否は、試験実施後1ヵ月以内に文書にて通知されます。

医師事務作業補助者検定試験の合格率・受験者数

医師事務作業補助者検定試験の詳細な合格率は公開されていませんが、実施団体によると60%程度です。

医師事務作業補助者検定試験の難易度は？どれくらいのレベル？

医師事務作業補助者検定試験は合格率が60％程度、またテキスト等を見ながら試験を受けることができるので難易度は低めです。

医師事務作業補助者検定試験の勉強法・対策方法は？

医師事務作業補助者検定試験の勉強法としては、まずテキストや参考書を用いて基礎知識をしっかりと身につけましょう。

そのあとは、過去問を何度も解き出題範囲や出題傾向を掴みましょう。そして何度も間違ってしまう問題はテキストに戻り理解を深めましょう。過去問は周回を前提にして、最低でも3周するようにしましょう。

独学が不安な方は、講座を利用するものよいでしょう。

医師事務作業補助者検定試験実施団体

株式会社　技能認定振興協会（JSMA）