医師事務作業補助技能認定試験（ドクターズクラーク）とは？受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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ドクターズクラークとは？仕事内容は？
ドクターズクラークは、医師が行う事務作業を補助する事務職で、診療録や各種診断書・証明書・処方せん等の医療文書作成業務等、医師事務作業補助職として必要な基礎的知識・技能を有していることを証明するものです。
医師事務作業補助技能認定試験に合格すると、ドクターズクラークの称号が付与されます。
医師事務作業補助技能認定試験の受験資格は？なるにはどうすればいい？
医師事務作業補助技能認定試験に受験資格はありません。
医師事務作業補助技能認定試験の概要
科目・出題範囲
医師事務作業補助技能認定試験の科目・出題範囲は、以下となります。
| 学科 | 1.医療関連法規 | （1）医療法 （2）医師法 （3）保健師助産師看護師法 （4）地域保健法 （5）感染症法 （6）生活保護法 （7）高齢者医療確保法 （8）老人福祉法 （9）身体障害者福祉法 （10）障害者基本法 （11）障害者総合支援法 （12）介護保険法 |
各法の目的と沿革 医療施設に関する法律 医療従事者に関する法律 制度の目的と概要 申請手続き・申請書・診断書・主治医意見書 等 |
| 2.医療保障制度 | （1）健康保険法 （2）国民健康保険法 （3）保険医療機関および保険医療養担当規則 （4）労働者災害補償保険法 （5）自動車損害賠償保障法 |
各法の目的と沿革 保険医療機関および保険医の社会的責任 請求手続き・療養補償給付・休業補償 等 |
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| 3.医学一般 | （1）人体の構造・組織・器官 （2）器官系 （3）人体解剖図 （4）診断と治療 （5）医療用語 |
普遍的で重要な疾患と治療 典型的な病状 標準的な診断・標準的な治療（投薬・注射・リハ・精神科療法・処置・手術・麻酔・放射線治療 等） |
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| 4.薬学一般 | （1）医薬品医療機器等法 （2）薬物療法 |
薬品に関する公定書と法律 薬の名称・種類・分類 薬物の剤形・毒性・副作用・禁忌 等 |
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| 5.医療と診療録 | （1）診療録の定義と関連法規 （2）電子カルテシステム（オーダリングシステム） 医療DXとサイバーセキュリティ対策 等 |
診療録記載の法的根拠 定義と記載原則 POMR（問題志向型診療録） 診療報酬請求算定要件 電子カルテ概略 電子署名・認証業務 等 |
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| 6.病院管理 | 安全管理 | 医療安全管理（概要） 院内感染防止対策（概要） 等 |
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| 7.医師事務作業補助業務 | （1）個人情報保護法 （2）代行入力業務 （3）文書作成補助業務 （4）医療の質向上に資する事務作業 （5）行政上の業務 院内癌登録・広域災害・救急医療情報システム（EMIS）・感染症サーベイランス事業 等 |
医療・介護関係事業者における個人情報適切取扱いガイドライン 診療録・処方箋作成 医療文書取扱い・作成 |
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| 実技 | 医師事務作業補助業務 | 医療文書作成業務 | 各種診断書・証明書・申請書作成 |
出題形式
医師事務作業補助技能認定試験の出題形式は、学科が択一式、実技が医療文書作成です。
試験時間
医師事務作業補助技能認定試験の試験時間は、学科が50分、実技が70分です。
合格基準（合格ライン）
医師事務作業補助技能認定試験の合格基準は、学科試験および実技試験の各々の得点率が70％以上、かつ実技試験の各問の得点率がすべて30％以上です。
受験料
医師事務作業補助技能認定試験の受験料は、10,560円（税込）です。
試験会場
医師事務作業補助技能認定試験はIBT方式で実施され、好きな場所で受験できます。
医師事務作業補助技能認定試験の免除制度
医師事務作業補助技能認定試験に免除制度はありません。
医師事務作業補助技能認定試験の日程
医師事務作業補助技能認定試験は毎月実施されています。
申込み期間
医師事務作業補助技能認定試験の申込み期間は、試験日の1ヵ月前より1週間前までです。
試験日
医師事務作業補助技能認定試験の試験日は、土日を中心に月複数回設定されています。
合格発表日
医師事務作業補助技能認定試験の合否は、試験後に即時表示されます。
医師事務作業補助技能認定試験の合格率・受験者数
医師事務作業補助技能認定試験の合格率は公開されていません。
医師事務作業補助技能認定試験の難易度は？どれくらいのレベル？
医師事務作業補助技能認定試験の合格率は公開されていませんが、難易度は低い～やや低いレベルとされています。
医師事務作業補助技能認定試験の勉強法・対策方法は？
医師事務作業補助技能認定試験は公式教材がありません。しかし医師事務作業補助者向けの教材はありますので購入し、学習を進めるとよいでしょう。
医師事務作業補助技能認定試験実施団体
