調剤事務管理士技能認定試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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調剤事務管理士とは?仕事内容は?
調剤事務管理士は保険調剤薬局で薬剤師をサポートし、医師が交付した処方せんの受付けや会計、保険請求分のレセプト作成など、事務全般を担当します。
調剤事務管理士技能認定試験の受験資格は?
調剤事務管理士技能認定試験に受験資格はありません。
調剤事務管理士技能認定試験の概要
科目・出題範囲
調剤事務管理士技能認定試験の出題範囲は、以下の通りです。
| 学科 | 法規 | 医療保険制度、調剤報酬の請求についての知識 |
| 調剤薬局請求事務 | 調剤報酬点数の算定、調剤報酬明細書の作成、薬剤用語についての知識 | |
| 実技 | 調剤報酬明細書を点検・作成するために必要な知識 | |
出題形式
調剤事務管理士技能認定試験の出題形式は択一式です。
また、実技試験として調剤報酬明細書の作成2問が出題されます。
試験時間
調剤事務管理士技能認定試験は在宅受験となっており、決まった試験時間はありません。
合格基準(合格ライン)
調剤事務管理士技能認定試験の合格基準は、受験方法によって異なります。
在宅試験の場合
- 実技試験:各作成問題ごとに約60%以上の得点をし、かつ2問の合計が約80%以上
- 学科試験:約80%以上
※実技・学科の両方が合格基準に達した場合に合格と判定されます。
インターネット試験(IBT)の場合
- 学科試験および実技試験の総合計で70%以上の得点
受験料
調剤事務管理士技能認定試験の受験料は、6,500円(税込)です。
試験会場
調剤事務管理士技能認定試験は、在宅試験の場合は自宅、インターネット試験(IBT)の場合は任意の場所で受験できます。
調剤事務管理士技能認定試験の免除制度
調剤事務管理士技能認定試験に免除制度はありません。
調剤事務管理士技能認定試験の日程
申込み期間
調剤事務管理士技能認定試験の申込み期間は、受験方法によって異なります。
- 在宅試験:試験日3か月前の上旬頃〜試験日が属する月の上旬頃
- インターネット試験(IBT):受験者が希望する試験日を選択
試験日
調剤事務管理士技能認定試験の試験日は、受験方法によって異なります。
- 在宅試験:毎月第4土曜日翌日の日曜日
- インターネット試験(IBT):受験者が希望する試験日を選択
合格発表日
調剤事務管理士技能認定試験の合格発表日は受験方法によって異なります。
- 在宅試験:試験実施後1か月以内
- インターネット試験(IBT):受験終了後
調剤事務管理士技能認定試験の合格率・受験者数
調剤事務管理士技能認定試験の詳細な合格率は公開されていませんが、実施団体によると60%程度となっています。
調剤事務管理士技能認定試験の難易度は?どれくらいのレベル?
調剤事務管理士技能認定試験の合格率は60%程度であり、比較的易しい試験といえます。
しかし、合格基準は高めで実技試験もありますので、しっかり準備して試験に臨むようにしましょう。
調剤事務管理士技能認定試験の勉強法・対策方法は?
まず最初に、試験の内容をしっかりと把握することが大切です。
この試験では、処方箋の内容を理解し、それに基づいた調剤報酬費用の計算やレセプト作成のスキルが問われます。また、試験は学科試験と実技試験の二部構成となっており、それぞれに対して適切な対策を立てることが求められます。
学科試験の学習方法としては、まずはテキストを一読し、試験内容を理解することから始めましょう。
その後、テキストをじっくりと読み返し、重要な部分にはマーカーで線を引いたり、付箋を貼ったりしてみてください。さらに、テキストの後ろにある要点の部分を読むことも有効です。
そして、問題集を用意し、問題と解答を一緒に覚え、自分で問題を解くことで理解度を確認します。
実技試験の学習方法としては、まずは計算・算定方法を学ぶことが重要です。レセプト作成には計算が必要となるため、テキストを見ながら計算・算定方法を学び、自分が理解しやすいように表を作成してみてください。
その後、試験対策の問題集を用意し、解答を見ながらレセプトの点検と作成を行います。そして、解答を覚えたら、実際に問題を解いてみます。






