SC経営士試験

SC経営士試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

更新日:

本ページにはプロモーションが含まれていることがあります

SC経営士とは?

「SC経営士」は、SC(ショッピングセンター)に関する専門知識を総合的かつ体系的に体得した人々を指し、これらの知識を活用して現在及び将来のSC経営やSC業界、地域社会の発展に貢献できる資質を持つ人々を指します。

SC経営士はSC業界唯一の認定資格であり、高いマネジメント能力が認められるものです。資格取得者は自己研鑽を目指してSC経営士会の主催企画に参加することができ、研究会や視察、その他のイベントに参加して知見を広げ、蓄積することが可能です。また、業界内でのネットワーク構築もこの資格の特徴の一つであり、ビジネスに役立つ同一業界内の仲間との出会いや繋がりを得ることができます。

SC経営士試験の受験資格は?

SC経営士試験の一次試験に受験資格はありません。

二次試験は以下のいずれかを満たす方のみ受験できます。

  1. SC事業に関連した職種で、5年以上の実務経験を有すること。
  2. 実務経験が5年に満たない場合は「一次試験合格者」とし、一次試験合格後10年以内に受験の前後の実務経験を合算して、通算5年以上の実務経験を経た後、資格審査を経て二次試験を受験できるものとする。

SC経営士試験の概要

科目・出題範囲

SC経営士試験の科目・出題範囲は、以下の通りです。

一次試験
A. SC経営戦略 SC経営において、総合的に必要とされる知識があるかを判断する。
B. SC開発 SCを開発するうえで必要となる知識があるかを判断する。
C. SC管理 SCを管理・運営する上で必要な知識があるかを判断する。
D. 商業一般 SC・流通業・小売業に対する知識があるかを判断する。
E. 経済一般 SC を取り巻く経済問題についての知識を判断する。

なお、出題内容の詳細は年度によって更新され、最新の受験案内に記載されます。

出題形式

SC経営士試験の出題形式は、一次試験がマークシート方式、二次試験が論文提出および口頭試問です。

試験時間

SC経営士試験の試験時間は、一次試験の「ASC経営戦略」が90分、「経済一般」「商業一般」が45分、「SC管理」「SC開発」が60分、二次試験の口頭試問が約10~15分です。

合格基準(合格ライン)

SC経営士試験の合格基準は、公開されていません。

受験料

SC経営士試験の受験料は、22,000円(税込)です。

試験会場

SC経営士試験の試験会場は、一次試験が東京、大阪の2会場で、二次試験の口頭試問はリモート形式で実施されます。

SC経営士試験の免除制度

SC経営士試験の一次試験の科目は特定の講座で優秀賞を受賞すると免除されます。

通信教育講座 条件 免除科目
SC開発 SC管理
開発講座 優秀賞
【免除科目の有効期限】5年間
免除
管理運営講座 免除
開発・管理両講座 免除 免除

SCアカデミー修了生は、SC経営士試験の二次試験が免除されます。
また、二次試験受験有資格者の有効期間は、二次試験受験資格(SC実務経験5年以上)を得てから2年間です(最大2回、再受験可能)。

SC経営士試験の日程

申込み期間

SC経営士試験の申込み期間は、例年6月中です。

試験日

SC経営士試験一次試験の試験日は、例年9月上旬です。

SC経営士試験二次試験は、論文提出締切が11月上旬、口頭試問が12月上旬です。

合格発表日

SC経営士試験の合格発表日は、例年12月下旬です。

SC経営士試験の合格率・受験者数

SC経営士試験の合格率は公開されていません。

SC経営士試験の難易度は?どれくらいのレベル?

SC経営士試験の合格率は公開されていませんが難易度は難しい~少し難しいレベルとされることが多いです。

SC経営士試験の勉強法・対策方法は?

SC経営士試験の勉強法について、まず、試験の内容をしっかりと理解することが重要です。試験は主にSC経営戦略、経済一般、商業一般、SC管理、SC開発といった領域に分かれており、それぞれの領域に関する知識とスキルが求められます。また、過去の試験問題を参考にすることで、試験の傾向や出題範囲を把握することができます。これにより、効率的な学習計画を立てることが可能となります。

また、SC経営士試験は多岐にわたる知識が求められるため、一つ一つの領域を深く学ぶことが大切です。特に、SC経営戦略やSC管理などの領域は、実務経験や業界の動向を理解することで、より深い知識を身につけることができます。

SC経営士試験実施団体

一般社団法人 日本ショッピングセンター協会

同じジャンルの資格