キャンプインストラクターとは?試験概要・日程・難易度・合格率を解説
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キャンプインストラクターとは?
キャンプインストラクターは、日本キャンプ協会が認定するキャンプ指導者資格です。
キャンプに参加する個人やグループに対して、キャンプのプログラム等を指導する役割が担える指導者として認められる資格です。
キャンプインストラクターの役割
日本キャンプ協会が推進するキャンプは、単なるアウトドアレジャーではなく、学校や青少年教育団体の野外活動などで行われる「教育的な自然体験活動」です。
コミュニケーション力や協調性、主体性など、社会で生きるための力を育む教育の場として位置付けられています。
キャンプインストラクターは、安全に充実した体験が得られるようキャンプ参加者をサポートし、指導する役割を担っています。
テント設営や野外炊事、ロープワーク、アクティビティに関する実践的な技術と知識が求められるほか、分かりやすい指導やチームをまとめる力も欠かせません。
キャンプインストラクター養成講習会で学べる内容
講習会では、キャンプの意義やキャンプの安全などの知識を学ぶとともに、実際にキャンプのアクティビティを体験しながら、プログラムの指導についても学びます。
主な学習内容
理論(10時間)
- キャンプの特性
- キャンプの対象
- キャンプの指導
- キャンプの安全
実技(10時間)
- さまざまなアクティビティ(5時間):野外ゲーム、キャンプソング、登山、ハイキング、キャンプクラフト、星座観察、自然観察、野鳥観察、冒険プログラム、イニシアティブゲーム、ニュースポーツ、創作芸術活動、雪上活動、地域研究、水辺活動、各種パッケージドプログラム、オリエンテーリング、ウォークラリー、サイクリング、採集活動、キャンプファイアー、ナイトプログラムなど※
- キャンプの生活技術(4時間):テント設営、野外炊事、工具及び道具使用法、ロープワーク、天気予報、観天望気など※
- キャンプの安全(1時間)
※いずれかの内容を含んだ講習が行われます
キャンプインストラクター取得のメリット
テント設営や野外炊事、安全管理など、キャンプを基本から学べるだけでなく、仲間とのコミュニケーションやチームをまとめる力など、人との関わりで必要なスキルも身に付くのが特徴です。
資格を持つことでスキルの証明にもなり、アウトドアや自然体験の現場はもちろん、教育・福祉・地域振興など人と関わる仕事でも信頼性が高まります。
そのぶん活動の幅も広がり、さまざまな場面で自分の力を活かすきっかけにもなります。
日本キャンプ協会の会員特典も利用でき、学びや体験をより充実させることもできます。
また、キャンプインストラクターが指導経験を通して身に付ける「対人スキル」、「ファシリテーション力」、「危機対応力」、「実践力」といったスキルは、体験教育や福祉の現場にとどまらず、企業での人材育成や企画・運営、リスクマネジメントなど幅広い分野で活かせます。
なお、キャンプインストラクターの資格取得後は、さらに専門性を高める「キャンプディレクター2級・1級」へのステップアップも可能です。
キャンプインストラクターの受験資格は?
キャンプインストラクターの認定対象は18歳以上です。
講習会の受講自体には年齢制限がない場合もありますが、資格認定は18歳以上となります。
キャンプインストラクターの試験概要
キャンプインストラクターの試験概要は以下のとおりです。
試験科目・範囲
公式テキスト『キャンプ指導者入門』および講習会の内容から出題されます。
試験範囲:
- キャンプの特性
- キャンプの対象
- キャンプの指導
- キャンプの安全
- キャンプの生活技術(テント設営、野外炊事、ロープワーク等)
- さまざまなアクティビティ
試験形式
筆記試験
試験時間
講習会により異なりますが、通常60分程度となります。
出題数
理論・実技 合計50問程度
合格基準
明確な基準は公表されていませんが、講習会で学んだ内容をしっかりと理解していれば合格できる試験です。
受験料
受験料:1,100円(税込)
※資格取得希望の方には、登録諸経費として受験料を含む15,300円をご納入いただきます。
- 登録諸経費:15,300円
- 内訳:受験料1,100円、公認料1,100円、登録料1,100円、入会金5,000円、年度会費(日本キャンプ協会3,000円、都道府県キャンプ協会2,000円)、課程認定団体事務手数料2,000円
その他、キャンプインストラクター取得にかかる費用:
- 講習会受講料:主催団体により異なります(詳細は各講習会の募集要項をご確認ください)
- テキスト代:2,200円(税込)
※資格継続には毎年度の更新が必要です。次年度会費:年度会費(日本キャンプ協会3,000円、都道府県キャンプ協会2,000円※大阪府キャンプ協会は3,000円)+更新料1,100円
試験実施場所
講習会を実施する会場で行われます。
全国の都道府県キャンプ協会、大学、専門学校、キャンプ団体といった日本キャンプ協会が認定している課程認定団体による授業や講習会で実施されます。
キャンプインストラクター養成講習会の日程
キャンプインストラクターの講習会は、年間を通じて全国各地で随時開催されています。
講習会の開催形式
講習会は大学や専門学校が在学生向けにカリキュラムを組んでいるほか、日本キャンプ協会に所属する全国のキャンプ協会や野外教育施設・団体が、一般の方向けにオンラインや日帰り、宿泊などさまざまな形で随時行っています。
申込期間
各講習会により異なります。
講習会開催の数週間前から1ヶ月前程度が申込締切となる場合が多いです。
試験日
講習会の最終日に実施されます。
講習会の日程は、主催団体により異なりますが、主に以下のパターンがあります。
- 2泊3日の宿泊型講習会
- 日帰り×複数日の講習会
- オンライン+対面のハイブリッド型講習会
結果発表
試験合格後、キャンプインストラクターの資格登録手続きを完了すると、キャンプインストラクターの資格が取得できます。
最新の講習会日程
最新のキャンプインストラクター養成講習会の日程は、日本キャンプ協会公式サイトよりご確認いただけます。
キャンプインストラクターの合格率は?
キャンプインストラクターの合格率は公表されていません。
ただし、講習会に真面目に参加し、内容をしっかりと理解していれば、多くの方が合格できる試験となっています。
講習会では、キャンプの意義や安全について学ぶとともに、実際にキャンプのプログラムを体験しながら、プログラムの指導についても学ぶため、実践的な知識とスキルが身に付きます。
キャンプインストラクターの難易度は?
キャンプインストラクターの難易度は中程度と考えられます。
講習会では理論10時間、実技10時間の合計20時間をかけて、キャンプに必要な知識と技術を体系的に学びます。
テント設営や野外炊事、ロープワーク、安全管理など、実践的な技術を習得する必要があるため、一定の学習時間と努力が求められます。
ただし、講習会に真面目に参加し、内容をしっかりと理解していれば、十分に合格できる試験です。
講習会では実際にキャンプのアクティビティを体験しながら学ぶため、楽しみながら知識とスキルを身に付けることができます。
また、キャンプインストラクターの資格を取得している方は、教育・保育・福祉・スポーツ・健康・介護などを学ぶ学生や従事者、青少年に関わる仕事や施設でアクティビティを提供する方、アウトドア業界や観光・地域振興に携わる方、自然体験を子どもの成長に役立てたい保護者や、友人と一緒にキャンプを楽しむ方など、多様な背景を持つ方々です。
キャンプインストラクターの勉強方法・対策
キャンプインストラクターの勉強方法は以下の通りです。
1.公式テキストでの学習
公式テキスト『キャンプ指導者入門第5版』(税込2,200円)を使用して学習します。
このテキストには、キャンプの基本的な知識から指導方法、安全管理まで、キャンプインストラクターとして必要な内容が網羅されています。
2.講習会への参加
キャンプインストラクターの資格取得には、キャンプインストラクター養成講習会への参加が必須です。
講習会では、公式テキストの内容を学ぶだけでなく、実際にテント設営や野外炊事、ロープワーク、さまざまなアクティビティを体験しながら学ぶため、実践的な知識とスキルが身に付きます。
講習会の特徴
- 理論10時間、実技10時間の合計20時間の充実したカリキュラム
- 実際にキャンプのプログラムを体験しながら学ぶ
- 経験豊富な講師から直接指導を受けられる
- 同じ目的を持つ仲間との交流ができる
3.試験対策
試験は講習会の内容から出題されるため、講習会に真面目に参加し、内容をしっかりと理解することが最も重要です。
講習会で学んだ内容をノートにまとめたり、公式テキストを復習したりすることで、試験対策になります。
キャンプインストラクターのおすすめ講座
キャンプインストラクターの資格取得を目指すなら、全国各地で開催されているキャンプインストラクター養成講習会への参加がおすすめです。
キャンプインストラクター養成講習会
講習会は、全国の都道府県キャンプ協会、大学、専門学校、キャンプ団体といった課程認定団体が主催しています。
講習会の形式
- 宿泊型講習会(2泊3日など):キャンプ場や野外教育施設で実施
- 日帰り型講習会(複数日開催):都市部でも参加しやすい
- ハイブリッド型講習会(オンライン+対面):事前のオンデマンド学習やWeb会議システムを利用したオンライン学習などと対面実習を組み合わせた形式
講習会の内容:
- 理論10時間:キャンプの特性、対象、指導、安全
- 実技10時間:さまざまなアクティビティ、キャンプの生活技術、キャンプの安全
- 筆記試験
キャンプインストラクターの実施団体
キャンプインストラクターは、公益社団法人日本キャンプ協会が認定しています。
運営団体:公益社団法人日本キャンプ協会
公式サイト:https://camping.or.jp/
キャンプインストラクター詳細ページ:https://camping.or.jp/leader/instructor
講習会情報ページ:https://camping.or.jp/leader/instructorclass
日本キャンプ協会はキャンプが持つ人間形成への効果に着目し、「安全で教育的な効果のあるキャンプ」の普及・振興に、全国のキャンプ協会や教育機関、野外教育団体、アウトドアメーカー等と共に取り組んでいます。






