貿易実務検定

貿易実務検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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貿易実務検定とは?

貿易実務検定は、貿易業務に必要な知識と技能を持っていることを証明する資格です。国際ビジネスの現場で活用できる実践的な知識を問われます。

貿易実務検定は、A級、B級、C級の3グレード実施されています。

貿易実務検定の受験資格は?

貿易実務検定に受験資格はありません。

貿易実務検定の概要

科目・出題範囲

貿易実務検定の科目・出題範囲は以下となります。

科目 内容 A級 B級 C級
貿易実務 貿易と環境
貿易経済知識
貿易の流れ
貿易書類
貿易法務
貿易税務
貿易知識
貿易保険
外国為替
航空貨物
クレーム
マーケティング知識
貿易マーケティング
貿易実務英語 商業英単語
英文解釈
英作文
※△印の箇所は、きわめて基礎的な事項が出題

出題形式

貿易実務検定の出題形式は、B級・C級が選択式、A級が選択式・記述式です。

試験時間

貿易実務検定の試験時間は、C級が105分、B級が165分、A級が190分です。

合格基準(合格ライン)

貿易実務検定の合格基準は、C級が「2科目の合計160点(80%)を基準として試験委員長の定める点」、B級が「3科目の合計210点(70%)を基準として試験委員長の定める点」、A級が「各回毎の基準点(3科目の合計)」です。

受験料

貿易実務検定の受験料(税込)は、C級が6,270円、B級が7,480円、A級が12,760円です。

試験会場

貿易実務検定はA級のみ会場で実施され、試験会場は東京、大阪、名古屋の3会場です。B級・C級はWEB試験です。

貿易実務検定の免除制度

「マーケティング・ビジネス実務検定」C級、B級、A級試験のいずれかに合格された方は、 直近計3回の貿易実務検定®B級試験において、貿易マーケティング科目が免除されます。

貿易実務検定C級の貿易実務英語科目にて80%以上の成績を修めた不合格者は、次回より1年間、貿易実務検定C級試験において、貿易実務英語科目が免除されます。

貿易実務検定の日程

貿易実務検定はA級が10月に年1回、B級が3月、7月、12月の年3回、C級が3月、5月、7月、10月、12月の年5回実施されています。

申込み期間

貿易実務検定の申込み期間は、試験日の2ヶ月弱前~2周間前前後です。

試験日

貿易実務検定の試験は、A級が10月、B級が3月、7月、12月、C級が3月、5月、7月、10月、12月に実施されます。

合格発表日

貿易実務検定の合格発表は実施団体のHPで公開されます。

貿易実務検定の合格率・受験者数

A級 合格率 受験者数
2022年10月 35.1% 148名
2021年10月 42.4% 158名
2020年10月 38.7% 111名
2019年7月 41.5% 142名
2018年7月 38.9% 72名
B級 合格率 受験者数
2023年3月 43.8% 796名
2022年12月 48.6% 813名
2022年7月 48.6% 701名
2022年3月 49.7% 729名
2021年12月 50.3% 941名
C級 合格率 受験者数
2023年5月 61.8% 1,309名
2023年3月 59.1% 1,716名
2022年12月 60.8% 1,723名
2022年10月 60.8% 1,452名
2022年7月 61.0% 1,278名

貿易実務検定の難易度は?どれくらいのレベル?

貿易実務検定の合格率はC級が60%前後、B級が45%程度、A級が40%前後となっています。

しかし、貿易実務検定は実務経験者の受験生も多く難易度は簡単とはいえず、とくにA級の難易度は高いとされています。

貿易実務検定の勉強法・対策方法は?

貿易実務検定の勉強は、公式テキストや参考書を使用することが一般的です。これらの教材は、貿易実務の基本的な知識を学ぶことができ、試験の形式や問題の種類についての理解を深めるのに役立ちます。また、過去問題を解くことで、試験の形式や問題の傾向を理解し、自分の弱点を特定することができます。

また、貿易実務検定の勉強には、定期的な復習が必要です。新しい情報を学んだ後、定期的にその情報を復習することで、長期記憶に移すことができます。また、情報を異なる視点から見ることで、理解を深めることができます。例えば、教材を読んだ後、その内容を自分の言葉で説明したり、関連する情報を検索したりすることが有効です。

貿易実務検定の対策におすすめのテキスト・参考書

貿易実務検定実施団体

日本貿易実務検定協会

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