ボイラー整備士免許試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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ボイラー整備士とは?仕事内容は?
ボイラー整備士は、一定の大きさを超えるボイラー又は第一種圧力容器の整備の業務を行う際に必要な資格です。
整備に加えて、内部を分解し清掃する業務もおこないます。
ボイラー整備士免許試験の受験資格は?なるにはどうすればいい?
ボイラー整備士免許試験に受験資格はありません。なお、免許の交付を受けるには一定の要件があります。
ボイラー整備士免許試験の概要
科目・出題範囲
ボイラー整備士免許試験の科目は「ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識」「ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に使用する器材、 薬品等に関する知識」「関係法令」「ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識」です。
出題形式
ボイラー整備士免許試験の出題形式は、選択式です。
試験時間
ボイラー整備士免許試験の試験時間は、150分(科目免除者は100分)です。
合格基準(合格ライン)
ボイラー整備士免許試験の合格基準は、「総得点が満点中60%以上の得点率かつ各科目が満点中40%以上の得点率」です。
受験料
ボイラー整備士免許試験の受験料は、8800円です。
試験会場
ボイラー整備士免許試験の試験会場は、北海道センター、東北センター、関東センター、中部センター、近畿センター、中国四国センター、九州センターです。
ボイラー整備士免許試験の免除制度
ボイラー整備士免許試験に免除制度は、以下となります。
科目の免除を受けることができる者 | 免除科目 |
ボイラー技士(特級、一級、二級)免許を受けた者 | ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 |
普通課程の普通職業訓練(設備管理・運転系ボイラー運転科)又は短期課程の普通職業訓練(ボイラー運転科)を修了した者 | |
旧養成訓練、旧能力再開発訓練、旧専修訓練課程普通職業訓練のボイラー運転科を修了した者 |
ボイラー整備士免許試験の日程
ボイラー整備士免許試験は、各センターで年2~3シーズン実施されています。
申込み期間
ボイラー整備士免許試験の申込み期間は、実施センターにより異なります。
試験日
ボイラー整備士免許試験の試験月は、例年6月、10月、2月です。
合格発表日
ボイラー整備士免許試験の合格発表日は、実施センターにより異なります。
ボイラー整備士免許試験の合格率・受験者数
合格率 | 受験者数 | |
2022年 | 67.7% | 2,968名 |
ボイラー整備士免許試験の難易度は?どれくらいのレベル?
ボイラー整備士免許試験の合格率は70%前後であり、学科試験のみなので、難易度は低めといえるでしょう。
ボイラー整備士免許試験の勉強法・対策方法は?
ボイラー整備士免許試験の勉強法として、まずは過去問題を中心に学習することが推奨されています。
過去問題には、試験で出題される可能性の高い問題が多く含まれており、これを繰り返し解くことで、試験の傾向や必要な知識を効率的に身につけることができます。
また、参考書を使用する際には、解説がしっかりと記載されているものを選ぶことが大切です。特に、ボイラー整備士の参考書は種類が限られているため、選び方に注意が必要です。勉強法の基本は、過去問題の演習であり、解説が充実している参考書を活用することで、難しい内容も理解しやすくなります。
さらに、ボイラー技士の資格を既に持っている方は、一部の科目を免除することができるため、効率的に勉強を進めることが可能です。しかし、ボイラー技士試験とは異なる部分も多く、新たな知識の習得が求められるため、過去の経験に頼りすぎず、新しい情報をしっかりと学習することが大切です。
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