コミュニケーション検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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コミュニケーション検定とは?仕事内容は?
コミュニケーション検定は、対面交流場面における「話す」行為において、相手の状況を正しく理解したうえで、自分の意思を目的や場面に応じた適切な表現でわかりやすく示し、効果的に相手に伝える能力を認定する検定です。
コミュニケーション検定は、初級と上級の2級あります。
コミュニケーション検定の受験資格は?
コミュニケーション検定に受験資格はありません。
コミュニケーション検定の概要
科目・出題範囲
コミュニケーション検定は初級が知識試験のみ、上級が知識試験とコミュニケーションテスト(面接)となっています。
知識試験の出題範囲は以下となっています。
分野 | 科目 | 試験範囲(項目) | |
Part1 コミュニケーション・セオリー (理論) |
コミュニケーションのもつ力 | コミュニケーションを考える | |
聞く力 (情報を的確に受け止める力) |
目的に即して聴く | ||
傾聴・質問する | |||
話す力 (情報を的確に発する力) |
目的を意識する | ||
話を組み立てる | |||
ことばを選び抜く | |||
表現・伝達する | |||
Part2 コミュニケーション・プラクティス (実践) |
基礎 | 来客・電話応対 | |
アポイント・訪問・挨拶 | |||
情報共有、質問、返答 | |||
チーム・コミュニケーション | |||
非対面コミュニケーション | |||
応用 | 接客・営業・クレーム対応 | ||
会議・ヒアリング・ファシリテーション (ファシリテーションは上級のみの出題) |
|||
自己表現・印象力 | 面接 | ||
プレゼンテーション ※初級はなし |
コミュニケーションテストの内容は、「状況対応(受験者の職業に応じた3問程度の質問に対して返答)」となっています。
出題形式
コミュニケーション検定の出題形式は、初級が多肢選択式、上級が60分+多肢選択式及び面接による実技です。
試験時間
コミュニケーション検定の試験時間は、初級が50分、上級が60分+面接3分です。
合格基準(合格ライン)
コミュニケーション検定の合格基準は、初級が知識試験65%以上の得点率、上級が知識試験65%以上の得点率かつ面接試験で5段階評価で3以上です。
なお、面接試験評価が5の場合、知識試験55%以上の得点率で合格となります。
受験料
コミュニケーション検定の受験料は、初級が2,800円(税込)、上級が4,700円(税込)です。
試験会場
コミュニケーション検定はオンライン受験です。
コミュニケーション検定の免除制度
コミュニケーション検定に免除制度はありません。
コミュニケーション検定の日程
コミュニケーション検定は例年2月と7月に実施されます。
申込み期間
コミュニケーション検定初級の申込み期間は、2月実施が例年7月中旬~2月上旬、7月実施が例年2月中旬~7月上旬です。
コミュニケーション検定上級の申込み期間は、2月実施が例年7月上旬~1月下旬、7月実施が例年2月上旬~6月中旬です。
試験日
コミュニケーション検定初級の試験日は、例年2月上旬~中旬、7月中旬です。
コミュニケーション検定上級の試験日は、例年2月上旬、7月上旬です。
合格発表日
コミュニケーション検定の合格発表日は、試験日から1ヶ月前後です。
コミュニケーション検定の合格率・受験者数
コミュニケーション検定の2022年度平均合格率は86.83%です。
コミュニケーション検定の難易度は?どれくらいのレベル?
コミュニケーション検定の2022年度平均合格率は90%近く、難易度は低いです。
しかし、上級には面接があるので、苦手意識のある方には少し難しく感じるかもしれません。
コミュニケーション検定の勉強法・対策方法は?
コミュニケーション検定の勉強法・対策方法は、
- 学習計画の作成: コミュニケーション検定の学習を始める前に、まずは計画を立てることが重要です。初級と上級の2つのレベルがあり、それぞれのレベルに応じた学習時間を確保することが求められます。初級は約19時間、上級は約23時間の学習時間が目安とされています。
- 教材の選択: 公式サイトで推奨されているテキストを使用することが効果的です。これらのテキストには、過去問題が多数掲載されており、理論的な知識と実践的な技術を習得するための資料となります。
- 反復学習: 過去問題を繰り返し解くことで、様々なコミュニケーションシーンに対応する知識を身につけることができます。反復学習は、情報を長期記憶に定着させるための有効な手段です。
- 実践的な練習: 上級レベルでは、面接の実技試験があります。これに対する対策も必要となります。面接の練習問題がテキストに含まれているので、それを利用して練習を行うことが推奨されます。
- 自己評価とフィードバック: 学習の進行に合わせて、自己評価を行い、必要に応じて学習計画を調整します。また、他人からのフィードバックも有効な学習ツールとなります。
などがあります。
これらの方法を取り入れながら、効果的かつ継続的に学習を進めることで、試験に備えることができます。
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