TEAPの概要とは?受験資格・科目・難易度等を解説
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TEAPとは?
TEAP(ティープ)とは、Test of English for Academic Purposesの略で、の主に高校生を対象とした大学入試を想定して開発されたテストです。
テスト構成は日本における「大学教育レベルにふさわしい英語力」を測るうえで適切な設計となっています。
大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語運用力、
- 英語で資料や文献を読む
- 英語で講義を受ける
- 英語で意見を述べる
- 英語で文章を書く
などを正確に測定することができます。
TEAPの受験資格は?
高校1年生以上
※受験年度で高校1年生となる生年月日以前の生まれであること
TEAPの試験の概要
TEAPには、「TEAP」「TEAP CBT」の2つのテストがあります。
TEAPの科目・出題形式・試験時間
カテゴリー | 出題形式 | 試験時間 | 配点 |
Reading test | マークシートによる択一選択方式 | 70分 | 100点 |
Listening test | マークシートによる択一選択方式 | 約50分 | 100点 |
Writing test | 解答用紙への記入 | 70分 | 100点 |
Speaking test | 1対1の面接方式 | 約10分 | 100点 |
TEAP CBTの科目・出題形式・試験時間
カテゴリー | 出題形式 | 試験時間 | 配点 |
Reading test | コンピュータによる択一選択方式 | 約65分 | 200点 |
Listening test | コンピュータによる択一選択方式 | 約35分 | 200点 |
Writing test | コンピュータの解答エリアへのタイピング | 約45分 | 200点 |
Speaking test | 録音方式 | 約25分 | 200点 |
TEAPの問題数
Reading | 問題数 (全60問) |
---|---|
Part 1 語彙・語法 | 20問 |
Part 2A 図表の読み取り | 5問 |
Part 2B 掲示・Eメールなどの読み取り | 5問 |
Part 2C 短い英文の読み取り | 10問 |
Part 3A 長い英文の読み取り | 8問 |
Part 3B 長い英文の読み取り(図表も含む) | 12問 |
Listening | 問題数 (全50問) |
---|---|
Part 1A 短い会話の聞き取り | 10問 |
Part 1B 短い英文の聞き取り | 10問 |
Part 1C 短い英文の聞き取り | 5問 |
Part 2A 長い会話の聞き取り | 9問 |
Part 2B 長い英文の聞き取り | 16問 |
Writing | 問題数 (全2問) |
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Task A 課題文の要約 | 1問 |
Task B エッセイ | 1問 |
Speaking | 問題数 (全4問) |
---|---|
Part 1 受験者の生活に関する質問(質問は複数) | 1問 |
Part 2 受験者がExaminerにインタビュー(ロールプレイ型) | 1問 |
Part 3 1つのテーマに沿ったスピーチ | 1問 |
Part 4 Q & A (質問は複数) | 1問 |
Speaking | 問題数 (全4問) |
---|---|
Part 1 受験者の生活に関する質問(質問は複数) | 1問 |
Part 2 受験者がExaminerにインタビュー(ロールプレイ型) | 1問 |
Part 3 1つのテーマに沿ったスピーチ | 1問 |
Part 4 Q & A (質問は複数) | 1問 |
TEAP CBTの問題数
Reading | 問題数 (全44問) |
---|---|
Part 1 語彙(ごい) | 19問 |
Part 2 大学で扱う書類やポスターなどの読解(短い英文) | 8問 |
Part 2 大学で扱う書類やポスターなどの読解(長い英文) | 4問 |
Part 3 図表の読み取り | 4問 |
Part 3 教科書や文献の読解(長い英文) | 9問 |
Listening | 問題数 (全35問) |
---|---|
Part 1 大学での事務手続きやアナウンスの聞き取り(短い英文) | 12問 |
Part 1 大学での事務手続きやアナウンスの聞き取り(長い英文) | 6問 |
Part 2 授業やディスカッションの聞き取り(短い英文) | 11問 |
Part 2 授業やディスカッションの聞き取り(長い英文) | 6問 |
Writing | 問題数 (全4問) |
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Part 1 質疑応答課題 | 1問 |
Part 2 大学での事務文書作成課題 | 1問 |
Part 3 図表描写課題 | 1問 |
Part 4 要約・意見課題【ICT/統合型問題】 | 1問 |
Speaking | 問題数 (全5問) |
---|---|
Part 1 質疑応答課題 | 2問 |
Part 2 伝言・描写課題 | 1問 |
Part 3 矛盾点指摘課題 | 1問 |
Part 4 アドバイス課題【ICT/統合型問題】 | 1問 |
TEAPの受験料
4技能パターン Reading / Listening + Writing / Speaking | 15,000円 |
2技能パターン Reading / Listening | 6,000円 |
TEAPの試験会場
TEAP | 北海道、宮城、秋田、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、長野、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、香川、福岡、長崎、熊本、沖縄 |
TEAP CBT | 北海道、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、長野、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡 |
TEAPの試験日程
試験日 | 申込期間 | 結果発表 | |
第1回 | 7月下旬 | 5月下旬~6月中旬 | 8月上旬 |
第2回 | 9月中旬 | 7月中旬~8月上旬 | 9月下旬10月上旬 |
第3回 | 11月中旬 | 9月中旬~10月中旬 | 11月下旬~12月上旬 |
TEAP CBTの試験日程
試験日 | 申込期間 | 結果発表 | |
第1回 | 6月上旬 | 4月上旬~5月中旬 | 6月下旬 |
第2回 | 8月中旬 | 6月中旬~7月中旬 | 8月下旬~9月上旬 |
第3回 | 10月下旬 | 8月中旬~9月中旬 | 10月下旬~11月上旬 |
TEAPの難易度は?どれくらいのレベル?
難易度の目安は、英検準2級〜準1級程度となっています。
TEAPの勉強法・対策方法は?
- 教科書・参考書の活用
高校の英語教科書や参考書を活用し、基礎的な文法や語彙を習得します。また、TEAP試験対策の参考書や問題集も利用し、試験形式に慣れることが重要です。 - 英語の記事・ニュースを読む
大学教育や留学で遭遇する英語の文章に慣れるため、英語で書かれたニュースや記事を定期的に読みます。英語の新聞やオンラインメディアを利用することで、時事英語にも触れることができます。 - 映像・音声コンテンツを活用
英語の映画やドラマ、ポッドキャストなどを聞き、リスニング力を鍛えます。字幕なしで聞くことで、自然な英語の発音やイントネーションに慣れることができます。 - 英語での議論やプレゼンテーション練習:
友人やクラスメイトと英語で議論やプレゼンテーションを行うことで、スピーキング力を向上させます。また、意見や主張を英語でまとめ、ライティング力を鍛えることも大切です。
TEAPの対策におすすめのテキスト・参考書
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