珠算能力検定試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
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珠算能力検定試験とは?
珠算能力検定試験は、そろばんを使った計算能力と暗算能力を養うことができる検定試験です。
日商珠算能力検定試験(1~6級)と日珠連珠算能力検定試験(7~9・10級)からなります。
珠算能力検定試験は1級、準1級、2級、準2級、3級、準3級、4級、5級、6級、7級、8級、9級、10級の13級実施されています。
珠算能力検定試験の受験資格は?なるにはどうすればいい?
珠算能力検定試験に受験資格はありません。
珠算能力検定試験の概要
科目・出題範囲
珠算能力検定試験の科目・出題範囲は、以下となります。
1~6級 <日商主催>
四則計算 | 内容 | |
1級 | みとり算(10題) | 10口 100字 |
かけ算(20題) | 実法合わせて11けた | |
わり算(20題) | 法商合わせて10けた | |
2級 | みとり算(10題) | 10口 80字 |
かけ算(20題) | 実法合わせて9けた | |
わり算(20題) | 法商合わせて8けた | |
3級 | みとり算(10題) | 10口 60字 |
かけ算(20題) | 実法合わせて7けた | |
わり算(20題) | 法商合わせて6けた | |
4級 | みとり算(10題) | 10口 50字 |
かけ算(20題) | 実法合わせて7けた | |
わり算(20題) | 法商合わせて6けた | |
5級 | みとり算(10題) | 10口 40字 |
かけ算(20題) | 実法合わせて6けた | |
わり算(20題) | 法商合わせて5けた | |
6級 | みとり算(10題) | 10口 30字 |
かけ算(20題) | 実法合わせて5けた | |
わり算(20題) | 法商合わせて4けた |
準1~準3級 <日珠連主催・日商後援>
四則計算 | 内容 | |
準1級 | みとり算(10題) | 10口 90字 |
かけ算(20題) | 実法合わせて10けた | |
わり算(20題) | 法商合わせて9けた | |
準2級 | みとり算(10題) | 10口 70字 |
かけ算(20題) | 実法合わせて8けた | |
わり算(20題) | 法商合わせて7けた | |
準3級 | みとり算(10題) | 10口 50字 5題 10口 60字 5題 |
かけ算(20題) | 実法合わせて7けた | |
わり算(20題) | 法商合わせて6けた |
7~9・10級 <日珠連主催・日商後援>
四則計算 | 内容 | |
7級 | みとり算(10題) | 2けた 10口 20字 |
かけ算(10題) | 実法合わせて4けた | |
わり算(10題) | 法商合わせて4けた | |
8級 | みとり算(10題) | 2けた 8口 16字 |
かけ算(10題) | 実法合わせて4けた | |
わり算(10題) | 法商合わせて3けた | |
9級 | みとり算(10題) | 2けた 5口 10字 |
かけ算(12題) | 実法合わせて3けた | |
10級 | みとり算(10題) | 2けた 5口 10字 |
かけ算(12題) | 実法合わせて3けた |
出題形式
珠算能力検定試験の出題形式は、実技・筆記です。
試験時間
珠算能力検定試験の試験時間は、1級~6級が30分、7級~10級が20分です。
合格基準(合格ライン)
珠算能力検定試験の合格基準は、1級・準1級・2級・準2級・3級・準3級が300点満点で240点以上、4級・5級・6級が300点満点で210点以上、7級・8級・9級が200点満点で120点以上、10級が200点満点で60点以上です。
受験料
珠算能力検定試験の受験料は、以下となります。
級 | 受験料(税込) |
1級 | 2,340円 |
準1級 | 2,040円 |
2級 | 1,730円 |
準2級 | 1,630円 |
3級 | 1,530円 |
準3級 | 1,320円 |
4級・5級・6級 | 1,020円 |
7級・8級・9級・10級 | 910円 |
試験会場
珠算能力検定試験の試験会場は、全国の商工会議所等です。
珠算能力検定試験の免除制度
珠算能力検定試験に免除制度は、ありません。
珠算能力検定試験の日程
申込み期間
珠算能力検定試験の申込み期間は、商工会議所、試験施行機関によって異なります。
試験日
珠算能力検定試験の試験日は、偶数月の日曜日です。
合格発表日
珠算能力検定試験の合否は、一定の据置期間経過後に発表されます。
珠算能力検定試験の合格率・受験者数
珠算能力検定試験の合格率は公開されていません。
珠算能力検定試験の難易度は?
珠算能力検定試験の合格率は公開されておらず詳細な難易度はわかりません。しかし、1級でも30%程度の合格率はあるとされており、しっかり訓練をすれば十分合格できるでしょう。
珠算能力検定試験の勉強法・対策方法は?
珠算能力検定試験の勉強法については、まず基本である「指使い」をしっかりと習得することが重要です。時間をかけてでも、この基礎をしっかりと学ぶことで、上位の級に進んでもつまずくことなくスムーズに進めることができます。
指使いが身についたら、四則計算の「足し算」と「引き算」をマスターし、これらを何度も反復練習することが大切です。足し算と引き算ができるようになったら、「掛け算」に進み、その後「割り算」を学びます。特に掛け算を学ぶ前には、九九を暗記しておくとスムーズに学習を進めることができます。
珠算能力検定試験では、正答率だけでなくスピードも求められるため、問題集を用いて何度も繰り返し練習することが上達の秘訣です。毎日少しずつでも良いので、そろばんに触れることを習慣化しましょう。また、検定試験では練習問題とは異なる特有の問題が出題されることがあるため、練習問題だけでなく検定試験用の問題集も活用して学習することが重要です。これにより、検定試験においても高いパフォーマンスを発揮することができます。
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