接客サービスマナー検定とは？受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

接客サービスマナー検定とは？

接客サービスマナー検定は、エアライン、ホテル、ブライダル、リラクゼーション業界など、さまざまな分野で必要とされる高品質な接客サービスの能力を評価するための検定です。

医療や介護、金融業界を含む多岐にわたる業界で、顧客に対して良い印象を与えるための接客スキルが重視されています。

この検定では、接客サービスの基本からビジネスマナーやクレーム対応など、幅広い知識と技能が問われます。

接客サービスマナー検定は、1級、準1級、2級、3級の4グレード実施されています。

接客サービスマナー検定の受験資格は？

接客サービスマナー検定に受験資格はありません。

接客サービスマナー検定の概要

科目・出題範囲

接客サービスマナー検定の科目・出題範囲は、基礎問題（敬語・席順・電話の応対など）、ビジネスマナー、漢字の読み書き、外国人のお客様への対応、シチュエーション問題、サービス全般です。

出題形式

接客サービスマナー検定の出題形式は、2級・3級が筆記試験、準1級が筆記試験と実技試験（グループ面接・シチュエーション実技）、1級が筆記試験と実技試験（個人面接・シチュエーションに基づくロールプレイング実技）です。

試験時間

接客サービスマナー検定の筆記試験の試験時間は、2級・3級が60分、1級・準1級が80分です。

合格基準（合格ライン）

接客サービスマナー検定の合格基準は、以下となります。

受験料

接客サービスマナー検定の受験料は、1級が12,000円、準1級が9,000円、2級が7,000円、3級が5,000円です。

試験会場

接客サービスマナー検定筆記試験の試験会場は、札幌・仙台・東京・横浜・新潟・金沢・名古屋・京都・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇です。また、オンラインでの受験も可能です。

接客サービスマナー検定実技試験の試験会場は東京・大阪です。

接客サービスマナー検定の免除制度

接客サービスマナー検定の筆記試験に合格した場合、1年間は実技試験のみ受験することが可能です。

接客サービスマナー検定の日程

接客サービスマナー検定は、5月、8月、11月、2月の年4回実施されています。

申込み期間

接客サービスマナー検定の申込み期間は、例年2月中旬～4月中旬、5月中旬～7月中旬、8月上旬～10月上旬、11月上旬～1月中旬です。

試験日

接客サービスマナー検定の試験日は、例年5月中旬、8月上旬、11月上旬、2月中旬です。

合格発表日

接客サービスマナー検定の合格発表日は、例年6月上旬、8月下旬、11月下旬、3月中旬です。

接客サービスマナー検定の合格率・受験者数

接客サービスマナー検定の合格率は公開されていません。

接客サービスマナー検定の難易度は？どれくらいのレベル？

接客サービスマナー検定の合格率は公開されておらず詳細はわかりませんが、難易度は準1級～3級は普通～やや易しいレベル、1級は難しいとされる事が多いです。

接客サービスマナー検定の勉強法・対策方法は？

接客サービスマナー検定のの勉強方法としては、3級と2級は過去問の反復学習のみで合格が可能ですが、準1級と1級に関しては過去問の反復学習に加えて、個人面接やシチュエーション実技の想定練習を声を出して行うことが推奨されています。過去問の反復学習では、100点満点を維持できるまで繰り返し、解説文の熟読が必須です。その後、初見の模擬問題集または過去問を本試験と同様の条件で実施し、75%から80%の正答率を維持できることが目安とされています。

接客サービスマナー検定実施団体

NPO法人　日本サービスマナー協会