パターンメーキング技術検定

パターンメーキング技術検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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パターンメーキング技術検定とは?仕事内容は?

パターンメーキング技術検定は、アパレル業界でのパターンメーキング(型紙作成)の技術や知識を評価・認定するための検定試験です。

パターンメーキングとは、デザイン画をもとに実際の衣服を製造するための型紙を作成する技術のことを指します。この型紙は、衣服の形やサイズ、縫製方法などを決定する重要な要素となります。

パターンメーキング技術検定は、アパレル・リテール企業等のパターン技術者として十分な活躍ができることを目指す2級・3級、プロのパターンメーカーとして指導できるレベルを目指す1級の3グレード実施されています。

パターンメーキング技術検定の受験資格は?なるにはどうすればいい?

パターンメーキング技術検定に受験資格はありません。

パターンメーキング技術検定の概要

科目・出題範囲

パターンメーキング技術検定の科目・出題範囲は、以下となります。

  3級 2級 1級
筆記試験 理論 マークシート方式 マークシート方式
製図 問1.デザインジャケットのファーストパターンメーキング
問2.デザインジャケットのファーストパターンメーキング
問3.デザインジャケットの工業用パターンメーキング
問4.前身頃のグレーディング
実技試験 フラットパターンメーキングまたはドレーピングのいずれかの方法を選び、出題テーマに基づくパターンを完成させ、下記2点を提出。

①シーチング半身組み立て
②ファーストパターン

※年度により異なることがあります
1 デザイン画
2 パターンメーキングに関する諸条件
3 素材スワッチ
4 提出物
 工業用パターン・シーチング・縫製仕様書

出題形式

パターンメーキング技術検定の出題形式は、筆記試験がマークシート方式、実技試験が実技です。

試験時間

パターンメーキング技術検定の試験時間は、以下となります。

  3級 2級 1級
筆記試験 理論 60分 60分
製図 60分
実技試験 210分 360分

合格基準(合格ライン)

パターンメーキング技術検定2級・3級の合格基準は、筆記試験・実技試験ともに、60%の得点が目安です。

受験料

パターンメーキング技術検定の受験料は、以下の通りです。

  3級 2級 1級
一般 12,500円 13,500円 18,000円
筆記試験(実技免除) 5,500円 6,500円
2・3級実技試験(筆記免除) 7,500円

試験会場

パターンメーキング技術検定の試験会場は、3級が全国の24会場、2級が北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県の7会場、1級が大阪、東京です。

パターンメーキング技術検定の免除制度

パターンメーキング技術検定2級・3級は、筆記試験・実技試験の両方に合格して「級合格」、筆記試験・実技試験どちらかのみ合格した場合は「科目合格」となります。

パターンメーキング技術検定の日程

  申し込み期間 筆記試験 実技試験 合格発表日
3級 9月中旬~10月中旬 12月上旬 2月中旬
2級 4月中旬~5月中旬 7月上旬 9月上旬 11月上旬
1級(大阪) 6月下旬~7月下旬 8月下旬 試験日から約1ヶ月半後
1級(東京) 7月下旬~8月下旬 9月下旬

申込み期間

パターンメーキング技術検定の申込み期間は、例年3級が9月中旬~10月中旬、2級が4月中旬~5月中旬、1級(大阪)が6月下旬~7月下旬、1級(東京)が7月下旬~8月下旬です。

試験日

パターンメーキング技術検定の試験日は、例年3級が12月上旬、2級の筆記試験が7月上旬、実技試験が9月上旬、1級(大阪)が8月下旬、1級(東京)が9月下旬です。

合格発表日

パターンメーキング技術検定の合格発表日は、例年3級が2月中旬、2級が11月上旬、1級が試験日から約1ヶ月半後です。

パターンメーキング技術検定の合格率・受験者数

パターンメーキング技術検定の合格率は公開されていません。

パターンメーキング技術検定の難易度は?どれくらいのレベル?

パターンメーキング技術検定の合格率は公開されておらず詳細はわかりませんが、筆記試験が比較的易しい、実技試験が難しいとされています。

パターンメーキング技術検定の勉強法・対策方法は?

パターンメーキング技術検定は実技があり、完全独学は難しいとされています。

対策講座や専門学校で学ぶのが合格の近道です。

パターンメーキング技術検定実施団体

一般財団法人 日本ファッション教育振興協会

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