パターンメーキング技術検定

パターンメーキング技術検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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パターンメーキング技術検定とは?仕事内容は?

パターンメーキング技術検定は、アパレル業界でのパターンメーキング(型紙作成)の技術や知識を評価・認定するための検定試験です。

パターンメーキングとは、デザイン画をもとに実際の衣服を製造するための型紙を作成する技術のことを指します。この型紙は、衣服の形やサイズ、縫製方法などを決定する重要な要素となります。

パターンメーキング技術検定は、アパレル・リテール企業等のパターン技術者として十分な活躍ができることを目指す2級・3級、プロのパターンメーカーとして指導できるレベルを目指す1級の3グレード実施されています。

パターンメーキング技術検定の受験資格は?なるにはどうすればいい?

パターンメーキング技術検定に受験資格はありません。

パターンメーキング技術検定の概要

科目・出題範囲

パターンメーキング技術検定の2級・3級では、公式テキストに基づく内容、およびバストダーツの処理をマニピュレーションで展開する問題などが出題されます。

1級の出題範囲は、公式問題集の内容が参考になるでしょう。

出題形式

パターンメーキング技術検定の出題形式は、筆記試験がマークシート方式、実技試験が実技です。

試験時間

パターンメーキング技術検定の試験時間は、以下となります。

  3級 2級 1級
筆記試験 理論 60分 60分
製図 60分
実技試験 210分 360分

合格基準(合格ライン)

パターンメーキング技術検定2級・3級の合格基準は、筆記試験・実技試験ともに、60%の得点が目安です。

1級の合格ラインは、各科目とも70%の得点が目安となります。

受験料

パターンメーキング技術検定の受験料は、以下の通りです。

  3級 2級 1級
一般 15,400円 15,950円 22,000円
筆記試験(実技免除) 6,600円 7,700円
2・3級実技試験(筆記免除) 8,800円

試験会場

パターンメーキング技術検定の試験会場は、3級・2級が出願された都道府県内の会場、1級が大阪と東京です。

パターンメーキング技術検定の免除制度

パターンメーキング技術検定2級・3級は、筆記試験・実技試験の両方に合格して「級合格」、筆記試験・実技試験どちらかのみ合格した場合は「科目合格」となります。

合格から1年以内に受検する場合は免除制度が適用されます。

パターンメーキング技術検定の日程

申込み期間

パターンメーキング技術検定の例年の申込み期間は、以下の通りです。

  • 3級:9月中旬~10月中旬頃
  • 2級:4月中旬~5月中旬頃
  • 1級(大阪):6月下旬~7月下旬頃
  • 1級(東京):7月下旬~8月下旬頃

試験日

パターンメーキング技術検定の例年の試験日は、以下の通りです。

  • 3級:12月上旬頃
  • 2級(筆記試験)7月上旬頃
  • 2級(実技試験)9月上旬頃
  • 1級(大阪):8月下旬頃
  • 1級(東京):9月下旬頃

合格発表日

パターンメーキング技術検定の例年の合格発表日は、3級が2月中旬頃、2級が11月上旬頃、1級が試験日から約1ヶ月半後です。

パターンメーキング技術検定の合格率・受験者数

パターンメーキング技術検定の合格率は公開されていません。

パターンメーキング技術検定の難易度は?どれくらいのレベル?

パターンメーキング技術検定の合格率は公開されておらず詳細は不明ですが、筆記試験が比較的易しく、実技試験が難しいとされています。

パターンメーキング技術検定の勉強法・対策方法は?

パターンメーキング技術検定は実技があり、完全独学は難しいとされています。

対策講座や専門学校で学ぶのが合格の近道です。

パターンメーキング技術検定実施団体

一般財団法人 日本ファッション教育振興協会

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