ガス溶接作業主任者免許試験

ガス溶接作業主任者免許試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

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ガス溶接作業主任者とは?仕事内容は?

ガス溶接作業主任者は、アセチレン溶接装置又はガス集合溶接装置を用いて行う金属の溶接、溶断又は加熱の作業全般の責任者として作業方法の決定、作業者の指揮などの職務に携わるための資格です。

ガス溶接作業主任者免許試験の受験資格は?

ガス溶接作業主任者免許試験に受験資格はありません。なお、免許の交付を受けるには一定の要件があります。

ガス溶接作業主任者免許試験の概要

科目・出題範囲

ガス溶接作業主任者免許試験の科目は、「ガス溶接等の業務に関する知識」「関係法令」「アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識」「アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識」です。

出題形式

ガス溶接作業主任者免許試験の出題形式は、選択式です。

試験時間

ガス溶接作業主任者免許試験の試験時間は、180分(科目免除者は90分)です。

合格基準(合格ライン)

ガス溶接作業主任者免許試験の合格基準は、「総得点が満点中60%以上の得点率かつ各科目が満点中40%以上の得点率」です。

受験料

ガス溶接作業主任者免許試験の受験料は、8800円です。

試験会場

ガス溶接作業主任者免許試験の試験会場は、北海道センター、東北センター、関東センター、中部センター、近畿センター、中国四国センター、九州センターです。

ガス溶接作業主任者免許試験の免除制度

ガス溶接作業主任者免許試験に免除制度は、以下となります。

科目の免除を受けることができる者 免除科目
学校教育法による大学(短期大学を含む。)又は高等専門学校において、溶接に関する学科を専攻して卒業した者(当該学科を専攻して同法による専門職大学の前期課程を修了した者を含む。) ・アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識
・アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識
次のいずれかの者(工学又は化学に関する学科を専攻した者に限る。)で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの

a.学校教育法による大学(短期大学を含む。)又は高等専門学校を卒業した者
b.大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された者
c.省庁大学校を卒業(修了)した者
d.専修学校の専門課程(2年以上・1700時間以上)の修了者(大学入学の有資格者に限る。)などで、その後大学等において大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与されるのに必要な所定の単位を修得した者
e.指定を受けた専修学校の専門課程(4年以上)を一定日以後に修了した者など(学校教育法施行規則第155条第1項該当者)
構造物鉄工科又は配管科の職種に係る職業訓練指導員免許を受けた者
普通課程の普通職業訓練(金属加工系溶接科)を修了した者で、その後2年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
鉄工、建築板金、工場板金又は配管の1級の技能検定に合格した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの

ガス溶接作業主任者免許試験の日程

ガス溶接作業主任者免許試験は、6月と12月の2シーズン実施されます。

申込み期間

ガス溶接作業主任者免許試験の申込み期間は、実施センターにより異なります。

試験日

ガス溶接作業主任者免許試験の試験日は、6月と12月の2シーズン実施されます。

合格発表日

ガス溶接作業主任者免許試験の合格発表日は、実施センターにより異なります。

ガス溶接作業主任者免許試験の合格率・受験者数

  合格率 受験者数
2022年 82.2% 798名

ガス溶接作業主任者免許試験の難易度は?どれくらいのレベル?

ガス溶接作業主任者免許試験の合格率は85%前後となっており、難易度は低いです。

ガス溶接作業主任者免許試験の勉強法・対策方法は?

ガス溶接作業主任者免許試験の勉強法としては、各科目の特徴を理解し、基本的には暗記が重要です。

特に、問題は5肢択一形式で出題されるため、問題文のキーワードを確実に覚えることが効率的な勉強につながります。また、過去問題で解らない用語は後でまとめて調べるとよいでしょう。

勉強の進め方については、関係法令に関しては試験の2週間前くらいに本格的に覚えること、そして溶接装置やアセチレンその他可燃性ガスに関する問題を中心に覚えることがポイントです。

ガス溶接作業主任者免許試験実施団体

公益財団法人 安全衛生技術試験協会

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