日本酒検定とは？受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

日本酒検定とは？

日本酒検定は、日本酒に関する知識を身につけることができる検定です。

1級、準1級、2級、3級、4級、5級の計6級あり、1級合格者は日本酒名人に認定されます。

日本酒検定の受験資格は？なるにはどうすればいい？

日本酒検定の受験資格は、2級が「日本酒検定3級合格者または唎酒師認定者」、準1級が「本酒検定2級合格者または日本酒学講師、酒匠認定者」1級が「日本酒検定準1級合格者です。

また、3級以下の級も「20歳以上の方」のみ受験できます。

日本酒検定の概要

科目・出題範囲

日本酒検定の出題範囲は、「歴史、文化」「造り方」「モラル・マナー」「楽しみ方」「雑学」です。

出題形式

日本酒検定の出題形式は、1～3級が四肢択一選択方式、4級が二肢択一選択方式、5級が正誤選択方式です。

試験時間

日本酒検定の試験時間は、50分です。

合格基準（合格ライン）

日本酒検定の合格基準は、1級が正答率85％以上、準1級が正答率80％以上、2級が正答率75％以上、3～5級が正答率70％以上です。

受験料

日本酒検定の受験料（税込）は、1級が5,280円、準1級が4,840円、2級がCBT5,200円・会場受検4,290円、3級がCBT4,650円・会場受検3,740円、4級・5級が1,100円です。

試験会場

日本酒検定1～3級の試験会場は、札幌・東京・大阪・福岡の4会場です。

なお、2級・3級は全国のCBTテストセンターで受験することができます。

日本酒検定の免除制度

日本酒検定に免除制度はありません。

日本酒検定の日程

日本酒検定は、4級・5級はネット検定で24時間受験可能、1～3級は毎年3月と9月に会場実施されます。
なお、2級・3級はCBTで通年受験可能です。

申込み期間

日本酒検定の申込み締め切りは、例年2月下旬と8月下旬です。

試験日

日本酒検定の試験日は、例年3月と9月の第2土曜日です。

合格発表日

日本酒検定の合格発表は、試験日の約3週間後です。

日本酒検定の合格率・受験者数

日本酒検定の合格率・受験者数は公開されていません。

日本酒検定の難易度は？どれくらいのレベル？

日本酒検定の合格率は公開されていませんが、日本酒に興味をもつ一般の方を対象としており、全体的な難易度は低いでしょう。

しかし、2級以上は受験資格があり、級があがるごとに必要な正答率は増え、1級では85％以上正答しなければいけません。

上位の級の合格を目指すのであれば、十分時間をとって学習する必要があるでしょう。

日本酒検定の勉強法・対策方法は？

日本酒検定の勉強法・対策方法は、

1. テキスト理解: 公式テキストや参考書を読み、理解を深めることから始めましょう。日本酒の種類、製法、歴史、風味、保存方法、ペアリングなど、しっかり理解しましょう。とくに公式テキストの内容が重要です。
2. ノート作成: テキストの内容を自分の言葉でまとめ、ノートに書き出すことで、理解度を深めることができます。また、自分で問題を作成することで、記憶を定着させることができます。
3. 過去問練習: 過去の試験問題を解くことで、試験の形式に慣れ、自分の弱点を見つけることができます。
4. 実践的学習: 実際に日本酒を飲んでみることも重要です。日本酒の風味やテクスチャーを理解するためには、実際に体験することが必要です。また、異なる種類の日本酒と食事のペアリングを試すことも有効です。
5. 時間管理: 勉強時間を適切に管理し、効率的な学習を心掛けましょう。必要な勉強時間は個々の学習スタイルや理解度により異なるため、自分に合ったスケジュールを作成することが重要です。

などがあります。

これらの方法を取り入れながら、効果的かつ継続的に学習を進めることで、日本酒検定に備えることができます。

日本酒検定実施団体

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会（SSI）