マナー・プロトコール検定とは？受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

マナー・プロトコール検定とは？仕事内容は？

マナー・プロトコール検定は、日本人として社会人として必須のマナーやプロトコールを修得するための検定です。

マナー・プロトコール検定は、1級、準1級、2級、3級、の4グレードあります。

マナー・プロトコール検定の受験資格は？なるにはどうすればいい？

マナー・プロトコール検定の2級、3級に受験資格はありません。

準1級は2級合格者、1級は準1級合格者のみ受験できます。

マナー・プロトコール検定の概要

科目・出題範囲

マナー・プロトコール検定の科目・出題範囲は、「マナーの意味や解釈、歴史的な成り立ちや変遷などについて」「冠婚葬祭のしきたり」「テーブルマナー」「ビジネスマナー」「暮らしのマナー」「服装のマナー」「国際人として必要な主なプロトコール」「その他マナー＆プロトコールに関するもの」となっています。

3級は基本を確認する問題、2級は社会人として必須の内容について、準1級は、マナーやプロトコールの本質についてより深く理解していることに加え、的確な判断や自分の意見を伝えられることが求められます。

出題形式

マナー・プロトコール検定の出題形式は、3級が正誤問題、2級が選択問題・記述問題、準1級が選択問題・論述問題、1級が個人面接です。

試験時間

マナー・プロトコール検定の試験時間は、2級・3級が60分、準1級が選択問題60分、論述問題90分の計150分、1級の面接が30分程度です。

合格基準（合格ライン）

マナー・プロトコール検定の合格基準は、3級が110点以上（150点満点）、2級が66点以上（100点満点）、準1級が選択問題、論述問題各60点以上かつ、合計で130点以上 （各100満点）です。

受験料

マナー・プロトコール検定の受験料は、3級が4,800円、2級が6,000円、準1級が9,000円です。

試験会場

マナー・プロトコール検定の試験会場は、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌、広島、熊本の8会場です。

マナー・プロトコール検定の免除制度

マナー・プロトコール検定に免除制度はありません。

マナー・プロトコール検定の日程

マナー・プロトコール検定1級の日程は、準1級合格者に個別に連絡されます。

申込み期間

マナー・プロトコール検定の申込み期間は、例年12月中旬～2月上旬、6月中旬～8月上旬です。

試験日

マナー・プロトコール検定の試験日は、例年3月上旬と9月上旬です。

合格発表日

マナー・プロトコール検定の合格発表日は、例年試験1ヶ月前後です。

マナー・プロトコール検定の合格率・受験者数

マナー・プロトコール検定の詳細な合格率、受験者数は公表されていません。

実施団体によると合格率は2級が50％前後、3級が80～90％です。

マナー・プロトコール検定の難易度は？どれくらいのレベル？

マナー・プロトコール検定の合格率は、2級が50％前後、3級が80～90％となっており、2級、3級の難易度は高くありません。

しかし、準1級以上は受験に下位資格の取得が必要であり、また1級には面接内に実技も含まれますので、かなり難易度は高いでしょう。

マナー・プロトコール検定の勉強法・対策方法は？

マナー・プロトコール検定の勉強法・対策方法は、

1. 学習計画の作成: まずは、どのレベルの検定を受けるのかを決め、それに応じた学習計画を立てます。検定は1級から3級まであり、それぞれのレベルに応じた学習時間と内容を計画します。
2. 教材の選択: 公式テキスト「マナー＆プロトコールの基礎知識」を使用します。このテキストは3級から準1級まで全ての出題範囲をカバーしています。ただし、一部テキストにない問題が出題されることもあるので、その点を注意しながら学習します。
3. 反復学習: 過去問題を繰り返し解くことで、様々なマナーやプロトコールに関する知識を身につけます。反復学習は、情報を長期記憶に定着させるための有効な手段です。
4. 実践的な練習: 1級は知識だけでなく、所作や人柄、考え方などを問う個人面接試験があります。そのため、実践的な学習を行うことが重要です。特に「和の作法」については、1級試験を受験する前に受講することが推奨されています。
5. 自己評価とフィードバック: 学習の進行に合わせて、自己評価を行い、必要に応じて学習計画を調整します。

などがあります。

これらの方法を取り入れながら、効果的かつ継続的に学習を進めることで、マナー・プロトコール検定に備えることができます。

マナー・プロトコール検定の対策におすすめのテキスト・参考書

マナー・プロトコール検定実施団体

特定非営利活動法人　日本マナー・プロトコール協会