こども環境管理士資格試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説
更新日:
本ページにはプロモーションが含まれていることがあります
こども環境管理士とは?仕事内容は?
こども環境管理士は、保育者や幼児教育者が自然との関わりを深め、子どもたちが自然と触れ合える環境を日常的に作り出すことを目指す資格です。
この資格を持つ人は、子どもたちが自然と遊ぶ中で五感を刺激し、豊かな感性や創造性、社会性を育む活動を支援できます。
また、自然や環境教育に関する質問に自信を持って答えることができ、保護者や子どもたちに安心感を提供できます。
こども環境管理士資格試験の受験資格は?なるにはどうすればいい?
こども環境管理士資格試験の2級に受験資格はありません。
1級は以下のいずれかに該当する場合のみ受験することができます。
① 幼稚園教諭または保育士の資格を取得後、通算で満3年以上の実務の経験年数を有する。
② 2級こども環境管理士の資格を取得後、通算で満3年以上の実務の経験年数を有する。
③ 幼稚園の園長または副園長として、通算で満3年以上の実務の経験年数を有する。
④ 保育所の所長または副所長として、通算で満3年以上の実務の経験年数を有する。
⑤ 認定こども園の園長または副園長として、通算で満3年以上の実務の経験年数を有する。
⑥ ①~⑤に当てはまらない場合、通算で満5年以上の実務の経験年数を有する。
こども環境管理士資格試験の概要
科目・出題範囲
こども環境管理士資格試験の科目・出題範囲は、筆記試験が「自然環境に関する基礎知識」「自然体験・生活体験を充実させる環境づくり」「小論文」、1級の口述試験が質疑応答です。
出題形式
こども環境管理士資格試験の出題形式は、筆記試験が択一問題・小論文、口述試験が面接です。
試験時間
こども環境管理士資格試験の試験時間は、筆記試験が120分、口述試験(1級のみ)が約15分です。
合格基準(合格ライン)
こども環境管理士資格試験の合格基準は、2級が「択一2科目とも正解が60%以上、かつ、小論文で「可」以上の評価を得る」、1級が筆記試験は「択一2科目とも正解が60%以上、かつ、小論文で「可」以上の評価」、口述試験は「1級こども環境管理士に求められるレベルでもって適切・的確に答えられる」となっています。
受験料
こども環境管理士資格試験の受験料は、1級が13000円(再受験5000円)、2級が8000円(キャンパス受験の場合5000円)です。
試験会場
こども環境管理士資格試験の試験会場は、北海道、岩手、宮城、東京、新潟、石川、長野、愛知、 大阪、広島、徳島、福岡、鹿児島、沖縄の14会場です。
こども環境管理士資格試験の免除制度
こども環境管理士資格試験の1級は、前年度の試験において、筆記試験で合格した後に口述試験で不合格になった場合、再び1級を受験するにあたり、今年度に限り筆記試験が免除され、課題のレポート提出と口述試験での試験となります。
こども環境管理士資格試験の日程
申込み期間
こども環境管理士資格試験の申込み期間は、例年6月上旬~9月中旬です。
試験日
こども環境管理士資格試験筆記試験の試験日は、例年11月上旬です。
こども環境管理士資格試験口述試験の試験日は、例年1月下旬です。
合格発表日
こども環境管理士資格試験の合格発表日は、例年2月下旬です。
こども環境管理士資格試験の合格率・受験者数
合格率 | 1級 | 2級 |
2022年 | 約80% | 約72% |
こども環境管理士資格試験の難易度は?どれくらいのレベル?
こども環境管理士資格試験の合格率は70%以上となっており、難易度は低めです。
こども環境管理士資格試験の勉強法・対策方法は?
ども環境管理士資格試験の勉強法を効果的に進めるには、まず最初に公式ウェブサイトや関連資料を参照して試験のガイドラインや要綱を確認し、試験の範囲や形式、評価基準を理解することが基本となります。次に、自然環境や環境教育に関する基本的な知識を学び、保育や幼児教育に関する基本的な理論や実践も習得します。
実践的な経験の積み重ねも重要で、自然環境を活かした園づくりや子どもたちとの実践的な活動を経験することで、理論だけでは得られない知識や経験を積むことができます。また、過去の試験問題を解析し、模擬試験を行うことで、試験の傾向や出題範囲を把握し、弱点を特定して改善することが重要です。
コメント